リリース日:2023年3月

目次

新機能

Acronis Cyber Protect Cloud

Advanced Backup:リモートブートメディア制御

本リリースでは、Acronis Cyber Protect Cloudにリモートブータブルメディア制御機能を追加します。この機能により、Webインターフェース経由のワークロードにおけるブータブルメディアのリモート管理をサポートします。これは、ワークロードにアクセスする画面がない場合に利用可能です。  

パートナー管理者がリモートで、ディスク/ボリュームの復元、マシンの再起動やシャットダウンなどのリモートアクションの実行、ブートメディアの状態の監視を実行できます。

Advanced Management:保存した資格情報を使用して、リモート接続の自動認証を行います。追加の互換性チェックが含まれています。

パートナー管理者は、Webクライアント経由でワークロードに接続する際に、資格情報ストアに保存された資格情報を使用して自動的に認証できます。Web接続の自動認証により、追加の手順なしに、リモートワークロードに即座に接続してトラブルシューティングを行うことできます。これによりユーザーの生産性を向上させることができます。 

 また、大量のワークロードを含むエージェント計画の互換性の問題を参照し、解決できます。

Files Cloud:ファイル共有を容易にする共有グループ

この機能により、複数のチームメンバー内で簡単にクラウドファイルを共有できるようになります。Files Cloudを経由することでチームコラボレーションをより簡単に実現できます。

サポートされているシナリオの一部をご紹介します。

  • ユーザーが共有グループを作成し、チームメンバーを追加する。
  • ユーザーが、共有グループを管理し、名前と説明の変更、メンバーの追加と削除を行う。
  • ユーザーがEメールのリンクを使用してファイルを共有する場合に、共有グループを追加して、グループメンバー全員にファイルを自動的に共有する。

機能統合:NinjaOne v2.0機能統合

この統合により、NinjaOne内のAcronisアラートに基づく監視とチケット解決が改善されます。

次のようなシナリオがサポートされています:

  • NinjaOneの全部または一部の組織をAcronisの新規カスタマーテナントとして提供する。
  • NinjaOneの組織に基づいて、カスタマーテナントの自動プロビジョニング、プロビジョニング解除を設定する。
  • NinjaOneのカスタムフィールドを利用してAcronisステータスを監視する。
  • AcronisアラートとNinjaOneのチケット作成を同期する。

機能統合:PSA統合における範囲内提供項目のサポート 

このリリースではPSA統合における範囲内提供項目のサポートを導入しています。サポートされるカスタムのレポート期間は、以下の通りです:現在の暦月、以前の暦月、カスタム請求月(開始日を設定可能)。 

MSPの課金サイクルに同期してレポートを改善する機能です。

範囲内提供項目レポートのサポートは、以下のサードパーティ製PSAソリューションとの統合に含まれています:ConnectWise Manage、Autotask PSA、Kaseya BMS、HaloPSA。

機能統合:PSA統合におけるクラス1/クラス2の使用状況レポートのサポート

パートナーはこの機能により、課金/使用状況レポートを無料ストレージと有料ストレージで分離できるようになります。これにより詳細な情報をカスタマーに提供し、より柔軟なレポートを作成できます。パートナーは、無料ストレージと有料ストレージの使用状況レポートを別個に作成できます。特に、Microsoft 365シートをプロビジョニングする際に便利です。

Kaseya BMSとHaloPSAの統合で、クラス1/クラス2の使用状況レポートがサポートされましたこれは、ConnectWise ManageやAutotask PSAの統合で既にサポートされていました。

機能統合:Autotask PSAのパートナーテナント課金のサポート 

パートナーテナントの課金により、MSPはアクロニスアカウント以下にあるパートナーテナントの課金を自動化し、時間を節約することができます。この機能では、MSPパートナーテナント以下にあるパートナーテナントの使用状況が集計されます。 

パートナーテナント課金のサポートは、以下のサードパーティ製PSAソリューションとの統合に含まれています:ConnectWise ManageとAutotask PSA。

ユーザーエクスペリエンスの強化:サイバープロテクションコンソールの「新機能」ダイアログリンク

この機能により、Acronis Cyber Protect Cloudの最新リリースに含まれる新機能をパートナーに知らせることができます。

Cyber Protectionコンソールで、ユーザーの「新着情報」ダイアログにアクセス用リンクが表示されるようになっています。このダイアログは最新リリースの新機能を説明するもので、ユーザーはいつでもこのページにアクセスできます。


管理ポータルとプラットフォームコア

アップデート済みコンポーネント

サイバープロテクションエージェント

Acronisサイバープロテクションエージェントの新しいバージョンは以下の通りです。

  • AcronisサイバープロテクションWindowsエージェント(v.15.0.31877)
  • AcronisサイバープロテクションMacエージェント(v.15.0.31877)
  • AcronisサイバープロテクションLinuxエージェント(v.15.0.31877)

Acronisサイバープロテクションエージェントのリリースノートは、こちらから参照してください。

Acronis Cyber Cloud APIの変更点

Acronis Cyber Cloud APIの変更履歴は、専用のAPI変更ログ文書で確認できます。

修正済みの問題

このセクションでは、今回のアップデートで修正済みの問題について説明します。

セキュリティ

このリリースで修正されたセキュリティ上の問題については、https://security-advisory.acronis.com/updates/UPD-2303-c4ac-bc99を参照してください。

Acronis Cyber Protect Cloud

  • バックアップと復元

    • [ABR-361769] Web Restoreインターフェースで、一部の復元ポイントのコンテンツが表示されない。
    • [ABR-362781] 以前の保護計画をソース選択で直接編集すると、「バックアップ計画の一部の項目を解決できません」というエラーが発生する。
    • [ABR-361559] Microsoft OneDriveフォルダが「マシン全体」のバックアップから除外されない。
    • [ARC-474] クラウドストレージに対するバックアップのレプリケーションが、「バックアップのメタデータが矛盾しているため、バックアップを開けませんでした」というエラーにより失敗する。
    • [ARC-514] 500以上の復元ポイントを含む大規模なバックアップを復元用に開く際に、予想より長い時間を要する。
  • 共通

    • [ABR-363420] EU1データセンターでパフォーマンスが低下する。 
    • [ABR-331429] サイバープロテクションコンソールの最終バックアップ作成日が、モバイルアプリで表示される日付と一致しない。
    • [ABR-362321] 不変ストレージを無効にすると、クラウドストレージとバックアップアーカイブのサイズが一致しなくなる。
    • [PLTFRM-48698] NASを宛先とする保護計画をアップデートまたは作成できない - 「資格情報オブジェクトのIDが空です」というエラーが表示される。
    • [ABR-360816] デバイスでサービスクォータが喪失し、保護計画の適用やアップデートができなくなる。
    • [ABR-364039] エージェントのインストール後、Windows XPが稼働するデバイスが「デバイス」タブに表示されない。
    • [ARC-508] 復元ポイントの合計サイズとバックアップアーカイブのサイズが一致しない。
    • [ABR-362899] サイバープロテクションコンソールの [今すぐ実行] ボタンおよび [エクスポート] ボタンのアイコンが正しく表示されない。
  • サイバープロテクションエージェント

    • [ADP-26233] TLSConnectionで同期SSLハンドシェイクが使用され、ハングアップが無制限に繰り返される場合がある
    • [ADP-25072] エージェントのアップデートに失敗し、「インストールまたはアップデートのサポートサービスが起動できませんでした。既存サービスのアンインストールに失敗しました。指定されたサービスは削除対象としてマーク済みです」というエラーが発生する。
  • ダッシュボードとレポート

    • [PLTFRM-49398] [アクティブな問題] ウィジェットで情報の読み込みに失敗する。
    • [ADP-27095] 1.5Gb以上のRAMを使用しようとするとOOMによる強制終了が発生する
    • [ADP-26980] スケジュールされたエグゼクティブサマリレポートで空のウィジェットが送信される
  • データ損失防止(DLP)

    • [DEVLOCK-4556] [DC] 内部カメラデバイスがデバイスタイプ許可リストでUSBカメラとして認識されない
    • [DEVLOCK-5000] 正当化ウィンドウでキャンセルをクリックしても、すぐにデータ送信がキャンセルされない
  • File Sync & Share

    • [ASRV-11722] [Stop sync] ボタンが他の言語にローカライズされない
  • Linuxの保護

    • [KERNEL-13749] Centos 6.10およびCloud Linux 6.10でテストを実行すると、Active-protectionサービス停止時のタイムアウトにより失敗する
    • [ABR-362808] Linuxのレジストリアップデートがトランザクションにならない
  • macOS保護

    • [ABR-362282] バックアップが安定せず、「クラウドストレージに一時的な問題が発生したため、操作に失敗しました」というエラーが発生して失敗する。
    • [ABR-360754] macOS 13.1でCyber Protectインストーラに、「互換性のないオペレーティングシステム」に関する警告が表示される
  • Microsoft 365、Google Workspace、その他のアプリケーションの保護

    • [ABR-362983] 「保護されたバックアップのパスワードが正しくありません」というエラーが発生して、ネットワーク共有に作成されたMicrosoft SQL(またはMicrosoft Exchange)バックアップのクラウドへのレプリケーションが失敗する。
    • [ABR-361848] 暗号化されたアプリケーションのバックアップとクラウドへのステージングが、「保護されたバックアップのパスワードが正しくありません」というエラーにより失敗する
    • [ABR-362672] EU1、EU2 DCでバックアップの更新/削除タスクがハングアップする
    • [ABR-360020] 一部のSPOライブラリがバックアップ中に警告なしでスキップされる
    • [ABR-363683] バックアップ計画タブの計画詳細で「Advanced Backupが必要です」という警告が表示される/カスタムグループが保護されていない場合、計画を編集できない
    • [ABR-360552] OneDriveのバックアップにおける変更処理が最適化される(アーカイブからのアイテムの読み込みが回避される)
    • [DF-3609] ulimitが無制限に設定されているにもかかわらず、ファイル記述子の制限に到達する
    • [DF-3498] Microsoft OneDrive/Teamsの復元が、「このバックアップはまだカタログ化されていないため、検索を利用できません」というエラーにより失敗する。
    • [ARC-512] 「バックアップエージェントエラー: '[Archive Server]: サーバーインスタンスの不整合」というエラーが発生して、Microsoft SharePoint Onlineサイトのバックアップに失敗する。
    • [ABR-362777] 存在しないリソースグループIDを含む保護がDBに表示され、エラーが発生する
    • [ABR-362663] ギガバイト単位のモードで、サイト/チーム/グループのメンバー変更に対応する標準Microsoftシートが取得できない
    • [ABR-363219] リソースを大量に消費するテナントの優先度が低下する
    • [ABR-362379] 異なるバックアップから項目を選択した場合、[PSTファイルとして復元] ボタンが無効になる
    • [ABR-363318] Microsoft 365のAdvancedシートクォータが有効になっているにもかかわらず、静的またはダイナミックグループに計画を適用できない
    • [ABR-363714] エージェントのVMでCPU負荷が高くなり、頻繁にエラーが発生する
    • [ABR-359408] OneDriveバックアップでcommon/indexerからのアーカイブエラーが無視される
    • [ABR-362206] googleの応答メッセージの解析で問題が発生する
    • [ABR-361679] 組織の新規登録時にリストで、中国M365 DCオプションが利用できない
    • [ABR-356810] C2C:Gdrive:完全バックアップの前に共有フォルダやファイルを追加すると、共有フォルダやファイルがバックアップされない
    • [ABR-362870] 検出時に、ギガバイト単位モードのサイト/チーム/グループメンバーの標準シートが無料で取得される
    • [ABR-362824] ユーザーが、「次回の開始時刻」として過去の時間を受け取る場合がある
    • [ABR-363590] us5-baas修正ユーザー記録
  • セキュリティ

    • [AMP-15915] バックアップ計画のActive Protection機能で除外項目を追加できない
    • [ABR-346572] ユーザーが削除された後も、Active ProtectionとURLフィルタリングの動作が継続する。
  • セキュリティと管理

    • [ADP-26428] スキャンエージェントとストレージ間の製品トラフィックでネットワークの問題が発生する
    • [AMP-15361] ODS中にCPSが突然停止する
    • [ADP-27018] マシンを持たないサイバー管理者ユーザーが、Autodiscoveryエージェントを利用できない
  • 管理

    • [REM-1215] CyberDesktopBackendからCyberDesktopClientの設定名に誤りがある
    • [ADP-26914] パッチが見つからず、変数名がアクティビティタイトルに表示される
  • 仮想環境の保護
    • [ABR-363136] 検証タスクが48時間後に強制停止する
    • [ABR-361636] 破損したアーカイブで増分バックアップを実行する際に、メッセージが表示されない
    • [ABR-362937] vCD-BAで、VMが既に別のホストに移行されている場合でも、VMのバックアップが続行される
    • [ABR-357747] 値を手動で削除し、誤った値を入力してから、ドロップダウンリストで正しい値を選択すると、スケジュールページで [完了] ボタンがグレーアウトする
    • [ABR-362864] Azure VMをScaleに復元すると、FORTE_RESOLVE_SYMLINK_BROKENエラーが発生する
    • [ABR-362597] ESXアプライアンス:大容量のバックアップ中に「メモリ不足」になる

管理ポータルとプラットフォームコア

  • [PLTFRM-50212] ATIとACP15の両方のテナントを持つユーザーが、DCにログインできない:「間違った要求です」
  • [PLTFRM-50230] Platform-brandingでipをドメイン名として設定できる
  • [PLTFRM-49820] 削除されたアカウントの証明書がクリーンアップされない
  • [PLTFRM-49543] [パートナープロファイル] [会社情報の編集] 国情報がアップデート/保存されない
  • [PLTFRM-48913] File Sync & Shareエージェントに対するデスクトップエージェントからのリクエストが、ユーザーのパスワード変更後に無効なIDPトークンでFiles Cloudに送信される
  • [PLTFRM-48857] BAS移行後に、/api/2/users/meのパフォーマンスが低下する
  • [PLTFRM-49823] プレゼンテーションサービスの構成で、GSPのURLに誤りがある
  • [PLTFRM-49010 バキュームとイベント送信がスタックする
  • [PLTFRM-50119] バージョン23.02で、ルート/サブルートのユーザーがtrial_originの値を設定する必要がある
  • [PLTFRM-46183] Perconaのディスク使用量が、ほぼハードウェアの制限に到達する
  • [PLTFRM-49674] テナント名が既に存在する場合、テナントのアップデート時に500エラーが発生する
  • [PLTFRM-48711] パートナーが、検索APIを使用して、自己管理するカスタマーのユーザーを列挙できる
  • [ABR-364134] remove_resources中にエラー422「UNPROCESSABLE_ENTITY」が発生する
  • [PLTFRM-49414] イベント処理時に無効な不変性設定モードが存在する

PSAとRMMの統合

  • [CI-21618] [Kaseya BMS] カスタマーが自動的に作成される - Kaseya BMSのアカウントはプロビジョニングされない
  • [CI-22381] [KaseyaBMS] 統合サービスマッピングがロードされない
  • [CI-22099] [N-central] aakoreのYAML構成ファイルが壊れている場合、エージェントのアンインストールに失敗する
  • [ABR-358801] Plesk:Webホスティングサーバーのサービスクォータを仮想マシンに割り当てることができない
  • [CI-22095] Paessler PRTG:Acronisセンサーに最終バックアップのステータスに関するデータが入力されない

既知の問題と制限事項

このセクションでは、現在までに把握されている製品の問題および可能な場合はその回避策について説明します。

Acronis Cyber Protect Cloud

  • 共通

    • [ABR-306459] 指定したマシンのバックアップが、「システムに接続されたデバイスが機能していません」というエラーを伴い完了する。
    • [ABR-228827] データリカバリ(Web Restore)コンソールを介して一部のバックアップが削除された場合、サービスコンソールが更新されるまで、バックアップロケーションを参照している間、その変更がサービスコンソールに反映されない。
    • [ABR-196710] バックアップロケーションとして同じ名前の異なるネットワーク共有が登録されている場合(共有ローテーションシナリオ)、ネットワーク共有使用のバックアップロケーションが複製される。
    • [ABR-189620] 「アクティビティサマリー」ウィジェットが、定義された日付「範囲」スコープ外のアクティビティを表示する(超過アクティビティが表示される可能性がある)。
    • [ABR-184900] 重複除外が有効になっているネットワーク共有に保存されたバックアップに関して、ローカルバックアップの利用状況が報告されない。
    • [ABR-183764] ネットワークロケーションを削除および再追加した後、すべての仮想マシンバックアップに関して、ローカルバックアップの利用状況がアップデートされない。
    • [ABR-182313] ローカル接続のストレージ(LAS)を新しいVMwareエージェント(仮想アプライアンス)へ再接続した後にローカルバックアップ使用サイズが複製される。
    • [ABR-178648] 前のアップデートが中断されると、インストーラが古いライブラリの削除/アップデートを行なわない。
    • [ABR-154655] 保護計画が警告を伴って完了しても、「バックアップ正常終了」状態となる可能性がある。それでもアラートおよびアクティビティは計画の状態を正しく表示する。
    • [ABR-190404] バックアップが複数の個別のファイルに分かれていると(マルチボリューム)、「LSR」ツールで作成した大規模復元バックアップからの復元ができない。
    • [ABR-158677] ブータブルメディアを使用したVMware Workstation 仮想マシンへのイメージの復元後、「Intel(R) 82574L ギガビットネットワーク接続」NICがWindows 10に正しく認識されない。
    • [ADP-17122] 孤立したアーカイブで、バックアップスキャンが正しく機能しない。
  • サイバープロテクションエージェント

    • [ABR-87244] ネイティブ重複除外が有効化されたNTFSボリュームにおけるディスク/ボリュームのバックアップからのファイルレベルの復元が機能しない。
  • macOS保護

    • [ABR-207057] macOSでブルガリア語がサポートされていないため、「HD復元」メニュー(Mac用ブータブルメディア)にブルガリア語が存在しない。
    • [ABR-141823] HFS+からAPFSへの変換で、Mac OS Xから10.13 High Sierraを更新した後に、保護計画でバックアップ項目が正しくない(一部のバックアップ項目が見つかりません)。
    • [ABR-137886] Apple RAID構成のMacのバックアップが失敗し、「『固定ボリューム』テンプレートの処理中にボリュームが見つかりませんでした」エラーが表示される。Apple RAIDはサポート対象外。
    • [ABR-115270] ファイルレベルのバックアップの「[全プロファイルフォルダ]」テンプレートがカスタムプロファイルパスをサポートしていない。
  • Microsoft 365、Google Workspace、その他のアプリケーションの保護

    • [ABR-74984] アプリケーションレベルの保護計画だけが適用されたマシンでは「次回のバックアップ」時刻が表示されない。

    • [PLTFRM-18969] Hyper-V エージェントとローカルエージェントがインストールされている場合に、ワークステーションオペレーティングシステムのマシンでMicrosoft SQLを保護できない。

    • [ABR-255521] Microsoft Office 365 リソースの合計実行数と成功実行数がゼロになる。

  • 仮想環境の保護

    • [ABR-320237] VMware ESXiからScale Computing HC3上のVMにキャプチャしたバックアップを復元した後、セキュアブートを有効にしたDebian 10 EFI VMが起動できない

      • 解決策: 復元後のEFIブートマネージャーの設定でセキュアブートを無効にする

    • [ABR-320149] IDEドライブとSCSIドライブが混在しているマシンのバックアップをScale Computing VMに復元する場合、1つのディスクを失った状態でVMが作成される(非システムSCSIディスクは復元されない)

    • [ABR-242166] WMIが応答しないために高負荷のホストでバックアップが実行されると、Hyper-V 仮想マシンのアプリケーション認識型バックアップが、「WMI『ExecQuery』がクエリを実行できませんでした」または「WMIを介して新しいプロセスを作成できませんでした」というエラーを表示し、WMIクエリの実行に失敗する場合がある。

    • [ABR-235983] VMwareまたはHyper-V 仮想マシンに適用される「/dev/sdaX」や「/sdaX」などのポリシールールを使用した保護計画を、VMware/Hyper-Vエージェントで実行すると、「バックアップ対象がありません。処理は終了されました」というエラーが出て失敗する。処理は終了されました。「VMware/Hyper-V エージェントによる実行時のエラーです。

    • [ABR-234935] Hyper-Vクラスターで実行される仮想マシンのバックアップの後、アクティビティサマリーの中のアクティビティが複製される。

    • [ABR-234935] [処理] タブのHyper-Vクラスターの合計成功実行数が正しくない。

    • [ABR-234935] 電子メール通知の数が、1つのVMバックアップアクティビティのHyper-Vクラスターノード数と一致する。

    • [ABR-192213] 空の「vc.uuid」(インスタンスUUID)vSphereプロパティを有するVMware 仮想マシンがサービスコンソールにリストされない。

    • [ABR-189882] 仮想マシンのいずれかの仮想ディスクの名前にアンパサンド記号が含まれているとHyper-V 仮想マシンのバックアップが失敗する。

    • [ABR-173002] バックアップが、マウントされた仮想マシンディスクで選択されたパスと同じボリュームにある場合、Hyper-V ホストでのバックアップからの仮想マシンの実行が失敗する。

      • 解決策:マウントされたVMディスクパスに別のボリュームを選択する。マウントされた VM 内で生成された変更でのみ領域が使用され、仮想ディスクの全体サイズを占有しません。

    • [ABR-137564] Hyper-Vエージェントで新しいHyper-V 仮想マシンに対してクロスプラットフォーム復元(Hyper-Vエージェントによらずにバックアップが作成された際)を行なうと、常に仮想マシンのGen 1バージョンが作成される。

    • [ABR-115430] バックアップ計画がスケジュールされていなくても「X日のバックアップが見つかりません」というアラートが有効化される。また設定でこのアラートオプションが有効化される。

    • [ABR-104081] ソースおよびターゲットESXiホスト間のネットワークの切断により、[エラー処理] オプションが有効化されている場合でも、VMレプリケーション計画が失敗する。

    • [ABR-85645] Active Directoryでの仮想マシンのバックアップが、「MFTビットマップが破損しています」という警告で終了する場合がある。

    • [ABR-183082] 幾つかのXFSファイルシステムボリュームを有するLinuxマシンの復元が完了し、「ブートローダー構成を処理できませんでした」という警告が出る。警告にもかかわらず、マシンは起動できる。

  • データ損失防止とデバイス制御

    • [DEVLOCK-1558] Acronis Cyber Protectエージェントをアップグレードしようとすると、まれにDLPエージェントのデッドロックによりセットアップが中断される場合がある。
    • [DEVLOCK-4028] Zoomデスクトップエージェントのチャットが制御できない。
    • [DEVLOCK-3717] 複数のシナリオで、HTTPサーバーの内部ホストの自動認識に失敗する。
    • [DEVLOCK-3930] Adobe Acrobat reader DC Windows 10 x86で、テキストのコピー操作(クリップボード、リダイレクトクリップボード)の制御ができない。
    • [DEVLOCK-2728] リムーバブルとSMBに多数のファイルを同時にコピーすると、システムが不安定になる場合がある。
    • [DEVLOCK-2512] まれにAcronis Cyber Protectエージェントを停止できない場合がある。
    • [DEVLOCK-3717] ホスト名アクセスでドメイン内に存在するHTTPの内部/外部宛先の自動検出が、正しく動作しない(外部と検出される)。
    • [DEVLOCK-4481] DLPエージェントがインストールされていると、Google Chromeを起動できない。
    • [DEVLOCK-4235] Pythonを使ってapiでファイルをアップロードすると、ファイル共有を制御できない。
    • [DEVLOCK-4028] Zoomデスクトップエージェントのグループチャットが制御できない。
    • [DEVLOCK-4070] 物理的なMacBookコンピューターでUSB許可リストが動作しない(macOSのデバイス制御モジュールに適用)。
    • [DEVLOCK-4117] デバイスタイプの許可リストで「Bluetooth HID」にチェックが入っていると、サービスによりHID Bluetoothデバイス拒否される(Windowsコンピューターのデバイス制御モジュールに適用)。
    • [DEVLOCK-4451] Advanced DLPエージェントがインストールされたコンピューターのクライアントソフトウェアが、Sageデータベースに接続しようとすると、HTTP通信エラーが発生する。
    • [DEVLOCK-4016] GMX Web MailでEメールの下書きを作成した場合、送信者のフレンドリ名とIDが取得できない場合がある。
    • [DEVLOCK-4447] Naver WebMailでEメールの下書きを作成した場合、送信者に正当性ダイアログが表示されない。
    • [DEVLOCK-4025] ICQデスクトップエージェントで、受信者のフレンドリ名とIDが取得できない(Windows 10 x86に適用)。
    • [DEVLOCK-4045] Web.de Mailで送信者のフレンドリ名とIDが取得できない。

管理ポータルとプラットフォームコア

  • 読み取り専用ロールは、Cyber BackupのStandard EditionとCyber ProtectのStandard Editionで、カスタマーテナントが存在する場合に選択できますが、ライセンスの制限の関連で選択できません。
  • [ABR-136810] テナントの移動中に宛先テナントが見つからない場合、不明確なエラーが表示される。
  • [ABR-136694] ストレージの制限値(クォータ)に大きい数が設定されている場合、「不正な要求」メッセージが表示される。
  • [ABR-203902] ストレージの再登録中に「登録済みストレージおよび削除済みストレージの登録数が50を超えています」というエラーメッセージが出る。
  • [ABR-203243] ユーザーがブランドURL経由でログインしていてもログアウトが正常に完了するが、非ブランドURLの場合はログアウトが行なわれない。
  • [ABR-173628] (Aсtive Directory Connector)1つ以上の識別名(DN)が無効の時、マッピングが保存されない。
  • [ABR-131711] 「制限値(クォータ)超過」通知Eメールで挨拶文が不足している。
  • [PLTFRM-2340] 「テナントが移動しました」監査イベント説明で、名前ではなく、テナント ID が表示される。
  • [PLTFRM-18229] カスタマーにストレージがない場合の RPC GetRedirect メソッドのエラーメッセージを改善。