リリース日:2021年5月
目次
概要
今回のアップデートリリースでは、Acronisのクラウドソリューションの機能が強化され、前のリリースで見つかった問題が修正されました。
新機能
Acronis Cyber Cloud
エージェントの自動アップデート
- 新しいエージェント自動アップデート機能により、MSPの技術者による手動の介入がなくても、エージェントを最新バージョンに維持することができます。
- パートナーまたはカスタマーの管理者は、カスタマー、部署、または個別マシンに対してエージェントの自動アップデート設定を行うことができます。
- 管理者は、エージェントをアップデートできるメンテナンスウィンドウを設定し、インストールするエージェントのバージョンを選択することができます。
- サポートされるオペレーティングシステム:Windows、Linux、macOS。VMwareエージェント(仮想アプライアンス)は今後のバージョンでサポートされる予定です。
- 自動アップデートは、現在のバージョンのエージェントをサポートしていません。エージェントアップデート手順を使用して、新しいバージョンのエージェントにアップデートしてください。
登録トークンの管理の改良
- パートナーは、パートナーアカウントからログアウトしてから、カスタマーとしてログインし直さなくても、登録トークンを生成できるようになりました。
- パートナーは、トークンのスコープを拡張して保護計画を含めることができます。
- この変更により、柔軟性が強化され、スクリプトベースでの統合が可能になりました。
Acronis Cyber Protect Cloud
マルウェア対策保護コンポーネントのオンデマンド配置
- マルウェア対策コンポーネントは、保護計画でマルウェア対策保護が選択されている場合にのみ、クライアントコンピューターにインストールされます。
- これにより、RAMの消費量とマシン上で動作するサービスの数が減少します。
- これにより、サードパーティのウイルス対策ソリューションとの互換性を維持することができます。
- 複数のマシンに対して、マルウェア対策保護コンポーネントのインストールやアンインストールを手動で行う必要はありません。これらは自動的に行われます。
振る舞い検知を利用した署名済みアプリケーション(Microsoft以外の証明書)の監視
- 署名済みアプリケーションの監視により潜在的な脅威を特定して、カスタマーのワークロードのセキュリティ保護を強化します。
- Acronis独自のアプリケーションを含む、すべての署名済みアプリケーションは、振る舞い検知エンジンによって監視されます。
Notary:Acronis Notary Cloudの標準的な契約書の文書テンプレート
- 標準的な契約書(例えば、雇用契約書、サービス契約書、NDAなど)をテンプレートとしてNotary Consoleにアップロードすることができます。
- 文書テンプレートを使用すると、Eメールとカスタムフィールドを指定するだけで、簡単に電子署名用の文書を送信できます。
Notary:文書テンプレートのカスタムフィールド
- 銀行口座や日付などの情報を、カスタムフィールドを使って簡単に指定できます。
- 変更が必要な場合に、新しい文書を作成してNotary Consoleにアップロードする必要はありません。
Notary:Acronis Notary Cloud APIによる電子署名用文書の一斉送信
- 新しい文書テンプレートAPIを使用することで、数百の文書を数秒で電子署名用に送信できます。
Advancedパック
ソフトウェアインベントリの改良
- ソフトウェアインベントリでは、現在のサービスクォータがソフトウェアインベントリをサポートするものに変更される必要があることを知らせる、警告メッセージが表示されます。
- テナントアカウントでソフトウェアインベントリが無効になっている場合にソフトウェアインベントリスキャンを実行できないことについて、詳細な情報を提供します。
- ワークロードのサービスクォータがない場合にソフトウェアインベントリが利用できない理由について、詳細な情報を提供します。
- サービスクォータが利用できない場合は、詳細な情報を含む明確な通知が表示され、ソフトウェアインベントリを有効にして使用するために行うべき手順についてのアドバイスが提供されます。
ディザスタリカバリ:サーバーのバックアップサイズに応じた信頼性の高いフェールバック計画
- フェールバックの計画段階では、ローカルサイトに転送して戻す必要のあるバックアップのサイズを確認することができます。
- また、ダウンタイムを正しく計算するための推奨事項が含まれるツールチップもあります。
Cyber FilesおよびFiles Cloud:Androidのクライアント証明書による認証をサポート
- クライアント証明書は、ユーザーID/パスワードによる認証の代替ソリューションです。
- クライアント証明書によるモバイルデバイス管理の自動ログインをサポートしました。
Cyber FilesおよびFiles Cloud:iOSの改良
- Microsoft Officeファイルを安全に編集できる新しい編集インターフェース。
- ファイルのプレビュー機能を改善し、より多くのファイルタイプに対応し、パスワードで保護されたOfficeファイルをサポートします。
- プレーンテキストファイルを編集する機能を実装しました。
- UIWebViewがWKWebViewに変更されました。
管理ポータルとプラットフォームコア
- 提供項目に含まれる機能の情報を提供するツールチップが追加されました。
アップデート済みコンポーネント
Acronisサイバープロテクションエージェント
- AcronisサイバープロテクションWindowsエージェント(バージョン15.0.26986)
- AcronisサイバープロテクションMacエージェント(バージョン15.0.26986)
- AcronisサイバープロテクションLinuxエージェント(バージョン15.0.26986)
Acronisサイバープロテクションエージェントのリリース履歴は、こちらを参照してください。
Acronis Cyber Cloud APIの変更点
Acronis Cyber Cloud APIの変更履歴は、専用のAPI変更ログ文書で確認できます。
修正済みの問題
このセクションでは、今回のアップデートで修正済みの問題について説明します。
Acronis Cyber Protect
アプリケーションの保護
- [ABR-314406] 古いエージェントでクォータ設定を変更すると、「デバイスにはバックアップ計画を適用するためのクォータがありません」というエラーでMicrosoft SQLのバックアップが失敗する。
- [ADP-14434] ダッシュボードの [デバイス] ウィジェットに表示されるMicrosoft Exchange DAGデータベース(アクティブ/パッシブ)のエンティティが重複していた。
Acronisサイバープロテクションエージェント
- [ABR-313452] サイバープロテクションエージェント(バージョン15.0.26473)をインストールしたデバイスで、初期インストール後にシステムを再起動するまでCPU使用率が高くなる。
共通
- [PLTFRM-26505] アップデート後にエージェントが誤って登録解除されることにより、まれに「エージェントが登録されていないため、クラウドプラットフォームへのリクエストは失敗しました」というエラーでバックアップが失敗することがある。
- [ADP-14259] ソフトウェア管理 → 脆弱性: 長い脆弱性のリスト(>500)にフィルタを適用するとページがフリーズする。
- [ABR-313363][ABR-314244][ABR-304390] Acronis Cyber Cloud 21.03 Hotfix 1にアップデートしても、保護計画が「配置中」のステータスのままになる。
- [ABR-293046] [PLTFRM-26960] 保留中になっている「マルウェアスキャン」のスタックしたアクティビティをキャンセルできない。
- [ABR-313612][ABR-312502] ステータスが「未スケジュール」のワークロードで保護計画が開始できない。
- [ABR-313428] 「マシンが30日間以上オフラインです」のアラートが適切にトリガーされない。
- [ABR-313238] 上位テナントで「ローカルバックアップ」の提供項目が無効になっている場合でも、「カスタマー」テナントの管理者がバックアップ先を変更できる。
- [ABR-312951] APIを介して復元ポイントのリストを取得できない: 復元ポイントの空のリストが返される。
- [ABR-280429] テナント名を変更しても、元のユーザーアカウント名が表示される。
- [DEVLOCK-1083] Windows Server 2016でDevice Controlモジュールを有効にすると、まれにBSODが発生する場合がある。
サイバープロテクション
- [AAP-4673] 「%ProgramFiles(x86)%」などの環境変数を、Active Protectionの除外パスに追加できない。
- [ADP-14086] Active Protectionモジュールが無効になっている場合でも、「Cyber Protect定義のアップデート」プロセスが実行される。
- [ADP-12645] 特定の状況で「ディスク障害が迫っています」という誤ったアラートが表示される。
- [AMP-5167] 保護設定でWebフィルタリングが有効になっていると、「Folding@home」ソフトウェアが動作しなくなる。
ダッシュボードとレポート
- [ADP-14213] ウィジェットの「データソース」列に、[バックアップする項目] ではなく [バックアップの対象] の詳細が表示される。
- [ADP-14206] ダッシュボードに「バックアップのステータスが不明です」という誤ったアラートが表示される場合がある。
ディザスタリカバリ
- [DRAAS-23127] [DRAAS-23105] テストフェールオーバーが、「RunVmタスクXXXXXがコード [UnknownError] で失敗しました」というエラーで失敗する場合がある。
- [DRAAS-23098] フェールオーバー後にセカンダリハードディスクがオフラインになる。
- [DRAAS-23044] Windowsベースの復元サーバーでタイムゾーンが正しく設定されない場合がある。
- [DRAAS-22920] 復元ポイントが適切に設定されない場合がある。
- [DRAAS-22673] 復元サーバーの電源が既にオフになっている場合でも、「復元サーバーの電源がオフになります」という警告が表示される。
Microsoft 365
- [ABR-313876] Microsoft SharePoint Onlineのサイトのバックアップが、次の警告とともに完了する場合がある:「一覧のバックアップに失敗しました」、「変更イベントの一覧/復元を処理できませんでした」、または「項目を取得できませんでした」。
- [ABR-313746] Microsoft OneDriveのバックアップがスケジュール通りに実行されない: いくつかの特定のAcronis Cloudアカウントに影響する。
- [ABR-314471] Microsoft Teamsのアイテムの検出が、まれにタイムアウトで失敗する場合がある。
- [ABR-311758] Microsoft SharePoint Onlineのサイトのバックアップが、「サイト設定のバックアップに失敗しました」というエラーで失敗する場合がある。
- [ABR-299577] アーカイブされたMicrosoft Teamsを復元のターゲットとして選択すべきでない場合に、選択可能な状態になる。
管理ポータルとプラットフォームコア
- [DBS-458] 複数のカスタマーがEU2データセンターへログインできない。
- [PLTFRM-28092] 「Advancedパック」のチェックボックスのチェック/チェック解除のUI動作に一貫性がない。
- [PLTFRM-28000] サービスが有効になっていないテナントの [概要] ページで、管理ポータルがクラッシュする場合がある。
- [PLTFRM-27931] テナントの連絡先情報で「州」の値がアップデートされない。
- [PLTFRM-27728] テナントを切り替えたときに「詳細」パネルが読み込まれない。
- [PLTFRM-27702] カスタマーのテナントでクォータの平均が表示されない。
- [PLTFRM-27692] 二要素認証のログイン確認で、「入力されたコードが正しくないか古くなっている可能性があります」というエラーが発生する場合がある。
- [PLTFRM-27619] SSOの外部ログインリンクを作成するとイメージが破損し、「お待ちください...」というメッセージが表示され、リダイレクトリンクが読み込まれない。
- [PLTFRM-27271] 同じテナント内にPSA統合が既に設定されている場合、Kaseya VSA統合を設定することができない。
- [PLTFRM-26869] 「Google Workspaceシート」の使用量が「保護されたワークロードの合計」にカウントされない。
- [PLTFRM-23286] 管理ポータルを介してCyber Protectサービスを利用していない場合に、読み取り専用の管理者が作成される。
ConnectWise Manage integration
- [CI-10912] ConnectWise Manageのチケットが、それぞれのアラートがトリガーされてから2~3時間遅れで作成される。
Autotask PSA統合
- [CI-10914] [ATT] Autotaskのチケットが、それぞれのアラートがトリガーされてから2~3時間遅れで作成される。
既知の問題と制限事項
このセクションでは、現在までに把握されている製品の問題および可能な場合はその回避策について説明します。
Acronis Cyber Protect
Acronisサイバープロテクションエージェント
- [ABR-305144] レプリケーション計画を編集または削除することはできない。
共通
- [PLTFRM-18969] Hyper-V エージェントとローカルエージェントがインストールされている場合に、ワークステーションオペレーティングシステムのマシンで Microsoft SQL を保護できない。
- [ABR-255521] Microsoft Office 365 リソースの合計実行数と成功実行数がゼロになる。
- [ABR-240431] テナントのクラウドストレージのクォータを超えた場合であっても、「クラウド」バックアップ先に既存の保護計画を適用することができるが、実行時に失敗する。
- [ABR-228827] データリカバリ(Web Restore)コンソールを介して一部のバックアップが削除された場合、サービスコンソールが更新されるまで、バックアップロケーションを参照している間、その変更がサービスコンソールに反映されない。
- [ABR-196710] バックアップロケーションとして同じ名前の異なるネットワーク共有が登録されている場合(共有ローテーションシナリオ)、ネットワーク共有使用のバックアップロケーションが複製される。
- [ABR-189620] 「アクティビティサマリー」ウィジェットが、定義された日付「範囲」スコープ外のアクティビティを表示する(超過アクティビティが表示される可能性がある)。
- [ABR-184900] 重複除外が有効になっているネットワーク共有に保存されたバックアップに関して、ローカルバックアップの利用状況が報告されない。
- [ABR-183764] ネットワークロケーションを削除および再追加した後、すべての仮想マシンバックアップに関して、ローカルバックアップの利用状況がアップデートされない。
- [ABR-182313] ローカル接続のストレージ(LAS)を新しいVMwareエージェント(仮想アプライアンス)へ再接続した後にローカルバックアップ使用サイズが複製される。
- [ABR-178648] 前のアップデートが中断されると、インストーラが古いライブラリの削除/アップデートを行なわない。
- [ABR-154655] 保護計画が警告を伴って完了しても、「バックアップ正常終了」状態となる可能性がある。それでもアラートおよびアクティビティは計画の状態を正しく表示する。
- [ABR-113452] 既存の保護計画を取り消さずにマシンを異なるアカウントで再登録すると、その計画が予想外に実行を続ける可能性がある。
バックアップ
- [ABR-115270] ファイルレベルのバックアップの「[全プロファイルフォルダ]」テンプレートがカスタムプロファイルパスをサポートしていない。
- [ABR-87244] ネイティブ重複除外が有効化されたNTFSボリュームにおけるディスク/ボリュームのバックアップからのファイルレベルの復元が機能しない。
復元
- [ABR-190404] バックアップが複数の個別のファイルに分かれていると(マルチボリューム)、「LSR」ツールで作成した大規模復元バックアップからの復元ができない。
- [ABR-183082] 幾つかのXFSファイルシステムボリュームを有するLinuxマシンの復元が完了し、「ブートローダー構成を処理できませんでした」という警告が出る。警告にもかかわらず、マシンは起動できる。
- [ABR-158677] ブータブルメディアを使用したVMware Workstation 仮想マシンへのイメージの復元後、「Intel(R) 82574L ギガビットネットワーク接続」NICがWindows 10に正しく認識されない。
- [ABR-129075] サービスコンソールを介したファイルレベルの復元中にバックアップ内のフォルダを参照すると、フォルダに多くの要素が含まれている場合、種類で並べ替えた後のリストに一部の子フォルダが表示されないことがある。フォルダのすべての項目を表示するには、親フォルダのコンテンツ全体を読み込んだ後にソートを実行するために、下にスクロールする必要がある。
- [ABR-127666] ファイル/フォルダがソースデバイスから削除され、これらのファイルを含むバックアップが保持中に既にクリーンアップされている場合でも、クラウドに保存されたバックアップからのファイル/フォルダの復元が引き続き可能な場合がある。
アプリケーション
- [ABR-162925] データベースがマウントポイントに位置していると(データベースパスが別の場所へリダイレクトされる)、アプリケーションアイテム(データベースおよび/またはメールボックス)をアプリケーション アウェア型のマシン全体のバックアップから復元できない。
- [ABR-74984] アプリケーションレベルの保護計画だけが適用されたマシンでは「次回のバックアップ」時刻が表示されない。
macOS
- [ABR-207057] macOSでブルガリア語がサポートされていないため、「HD復元」メニュー(Mac用ブータブルメディア)にブルガリア語がない。
- [ABR-141823] HFS+からAPFSへの変換で、Mac OS Xから10.13 High Sierraを更新した後に、保護計画でバックアップ項目が正しくない(一部のバックアップ項目が見つかりません)。
- [ABR-137886] Apple RAID構成のMacのバックアップが失敗し、「『固定ボリューム』テンプレートの処理中にボリュームが見つかりませんでした」エラーが表示される。Apple RAIDはサポート対象外。
仮想環境
- [ABR-296485] アプライアンスで1GBのRAMが利用可能な場合に別のプラットフォーム(物理マシンまたはVMware VMなど)から取得されたバックアップからVMの復元を実行すると、Virtuozzo Hybrid Infrastructureエージェント(仮想アプライアンス)がクラッシュする場合がある。
解決策: 仮想アプライアンスのRAMを4GBに増加させる。
- [ABR-242166] WMIが応答しないために高負荷のホストでバックアップが実行されると、Hyper-V 仮想マシンのアプリケーション認識型バックアップが、「WMI『ExecQuery』がクエリを実行できませんでした」または「WMIを介して新しいプロセスを作成できませんでした」というエラーを表示し、WMIクエリの実行に失敗する場合がある。
- [ABR-235983] VMwareまたはHyper-V 仮想マシンに適用される「/dev/sdaX」や「/sdaX」などのポリシールールを使用した保護計画を、VMware/Hyper-Vエージェントで実行すると、「バックアップ対象がありません。処理は終了されました」というエラーが出て失敗する。処理は終了されました。「VMware/Hyper-V エージェントによる実行時のエラーです。
- [ABR-234935] Hyper-Vクラスターで実行される仮想マシンのバックアップの後、アクティビティサマリーの中のアクティビティが複製される。
- [ABR-234935] [処理] タブのHyper-Vクラスターの合計成功実行数が正しくない。
- [ABR-234935] 電子メール通知の数が、1つのVMバックアップアクティビティのHyper-Vクラスターノード数と一致する。
- [ABR-192213] 空の「vc.uuid」(インスタンスUUID)vSphereプロパティを有するVMware 仮想マシンがサービスコンソールにリストされない。
- [ABR-189882] 仮想マシンのいずれかの仮想ディスクの名前にアンパサンド記号が含まれているとHyper-V 仮想マシンのバックアップが失敗する。
- [ABR-173002] バックアップが、マウントされた仮想マシンディスクで選択されたパスと同じボリュームにある場合、Hyper-V ホストでのバックアップからの仮想マシンの実行が失敗する。
解決策:マウントされたVMディスクパスに別のボリュームを選択します。マウントされた VM 内で生成された変更でのみ領域が使用され、仮想ディスクの全体サイズを占有しません。
- [ABR-137564] Hyper-Vエージェントで新しいHyper-V 仮想マシンに対してクロスプラットフォーム復元(Hyper-Vエージェントによらずにバックアップが作成された際)を行なうと、常に仮想マシンのGen 1バージョンが作成される。
- [ABR-115430] バックアップ計画がスケジュールされていなくても「X日のバックアップが見つかりません」というアラートが有効化される。また設定でこのアラートオプションが有効化される。
- [ABR-104081] ソースおよびターゲットESXiホスト間のネットワークの切断により、[エラー処理] オプションが有効化されている場合でも、VMレプリケーション計画が失敗する。
- [ABR-95961] 高負荷下のホスト読み込みの後、バックアップタスクがVirtuozzoコンテナのためのスナップショットの作成に周期的に失敗する。
- [ABR-85645] Active Directoryでの仮想マシンのバックアップが、「MFTビットマップが破損しています」という警告で終了する場合がある。
管理ポータルとプラットフォームコア
- 読み取り専用ロールは、Cyber BackupのStandard EditionとCyber ProtectのStandard Editionで、カスタマーテナントが存在する場合に選択できますが、ライセンスの制限の関連で選択できません。
- [ABR-138058] サイバープロテクションロールをオフにして、ユーザーに戻した後、バックアップ通知の送信がオフになる。
- [ABR-136810] テナントの移動中に宛先テナントが見つからない場合、不明確なエラーが表示される。
- [ABR-136694] ストレージの制限値(クォータ)に大きい数が設定されている場合、「不正な要求」メッセージが表示される。
- [ABR-203902] ストレージの再登録中に「登録済みストレージおよび削除済みストレージの登録数が50を超えています」というエラーメッセージが出る。
- [ABR-203243] ユーザーがブランドURL経由でログインしていてもログアウトが正常に完了するが、非ブランドURLの場合はログアウトが行なわれない。
- [ABR-173628] (Aсtive Directory Connector)1つ以上の識別名(DN)が無効の時、マッピングが保存されない。
- [ABR-131711] 「制限値(クォータ)超過」通知Eメールで挨拶文が不足している。
- [PLTFRM-20333] 物理マシンとしてバックアップされ、このホストで実行中の仮想マシンまたは Microsoft アプリケーションがあり、他の種類のバックアップエージェントでもバックアップされている場合、Hyper-V ホストが 2 つの「サーバーライセンス」を使用する場合がある。
- [PLTFRM-20414] エディションが切り替わり、テナントが移動した後(エディションが Standard から Disaster Recovery に切り替わったときなど)、レポートでカスタマーの元のエディションからの計算点が表示されない。
- [PLTFRM-2340] 「テナントが移動しました」監査イベント説明で、名前ではなく、テナント ID が表示される。
- [PLTFRM-18229] カスタマーにストレージがない場合の RPC GetRedirect メソッドのエラーメッセージを改善。