用語集

VPNアプライアンス

[Disaster Recovery] 安全なVPNトンネルを介してローカルネットワークとクラウドサイト間の接続を可能にする特別な仮想マシン。VPNアプライアンスはローカルサイトに配置されています。

VPNゲートウェイ(旧称VPNサーバーまたは接続ゲートウェイ)

[Disaster Recovery] 安全なVPNトンネルを介してローカルサイトとクラウドサイトのネットワーク間の接続を提供する特別な仮想マシン。VPNゲートウェイはクラウドサイトに配置されます。

クラウドサーバー

[Disaster Recovery] 復元またはプライマリサーバーへの一般的な参照。

クラウドサイト(またはDRサイト)

[Disaster Recovery] リモートサイトはクラウドでホストされ、災害時に復元インフラストラクチャを実行するために使用されます。

サイト間(S2S)接続

[Disaster Recovery] セキュアなVPNトンネル経由でローカルネットワークをクラウドに拡張する接続。

テストIPアドレス

[Disaster Recovery] 本番用IPアドレスの重複を防ぐために、フェイルオーバーのテストの際に必要なIPアドレス。

テストネットワーク

[Disaster Recovery] フェールオーバープロセスをテストするために使用される、隔離された仮想ネットワーク。

バックアップセット

個別の保持ルールが提供されるバックアップのグループ。

カスタムバックアップスキームの場合、バックアップセットはバックアップメソッド(完全差分増分)に対応します。

その他の場合、バックアップセットは、月単位日単位週単位、および時間単位になります。

パブリックIPアドレス

[Disaster Recovery] インターネットからクラウドサーバーを利用可能にするために必要なIPアドレス。

フェールオーバー

ワークロードを本番サーバーから予備サーバー(仮想マシンのレプリカやクラウドで実行されている復元サーバーなど)に切り替えます。

フェールバック

ワークロードを予備サーバー(仮想マシンのレプリカやクラウドで実行されている復元サーバーなど)から本番サーバーに切り替えます。

プライマリサーバー

[Disaster Recovery] ローカルサイト上にリンクされたマシンがない仮想マシン(復元サーバーなど)。プライマリサーバーは、アプリケーションの保護や、さまざまな補助サービスの実行などに使用されます(Webサーバーなど)。

ポイントツーサイト(P2S)接続

[Disaster Recovery] エンドポイントデバイス(コンピューターまたはラップトップなど)を使用して、外部からクラウドおよびローカルサイトに接続する安全なVPN接続です。

モジュール

モジュールとは、特定のデータ保護機能を提供する保護計画内のパーツのことです。バックアップ、ウイルスおよびマルウェア対策保護などのモジュールがあります。

ランブック

[Disaster Recovery] ディザスタリカバリアクションを自動化する設定可能なステップからなる計画シナリオ。

ローカルサイト

[Disaster Recovery] 会社の構内に配置されたローカルインフラストラクチャ。

仮想コンピュータ

VMware エージェントや Hyper-V エージェントなどの外部エージェントによってハイパーバイザーレベルでバックアップされる仮想マシン。

エージェントがインストールされている仮想マシンは、バックアップの観点から物理マシンとして扱われます。

確定

バックアップから実行されている一時的な仮想マシンを恒久的な仮想マシンにする操作。物理的には、マシンの実行中に生じた変更とともに、すべての仮想マシンディスクを、これらの変更を保存するデータストアに復元することを意味します。

完全バックアップ

バックアップ用に選択した全データが含まれた自己完結型のバックアップ。完全バックアップからデータを復元する場合は、他のバックアップにアクセスする必要はありません。

差分バックアップ

差分バックアップでは、最新の完全バックアップにデータの変更が保存されます。差分バックアップからデータを復元するには、対応する完全バックアップにアクセスする必要があります。

増分バックアップ

最新のバックアップに対するデータの変更が保存されるバックアップ。増分バックアップからデータを復元するには、完全バックアップと完全バックアップ以降の増分バックアップデータが必要です。

単一ファイル バックアップ形式

バックアップ形式は、最初の完全バックアップアップとその後の増分バックアップが保存された1つの.tibxファイルです。この形式の場合、増分バックアップの速度が上がり、古くなったバックアップの削除が難しいという増分バックアップの欠点を補うことができます。古くなったバックアップで使用されているブロックは、ソフトウェアによって「空き領域」としてマークされ、新しいバックアップによって上書きされます。これにより、リソース消費を最小限に抑えながら、クリーンアップが格段に速くなります。

単一ファイル バックアップ形式は、ランダムアクセスの書き込みと読み込みをサポートしていないロケーションにバックアップする際には使用できません。

復元サーバー

[Disaster Recovery] クラウドに保存されている保護されたサーバーバックアップによる、元のマシンのVMレプリカ。災害発生時に、復元サーバーを使用して元のサーバーからワークロードを切り替えます。

復元ポイント目標(RPO)

[Disaster Recovery] 停止によって失われたデータの量であり、計画された停止または災害イベントからの時間として測定されます。

RPOしきい値は、フェールオーバーのための最後の適切な復元ポイントと現在時刻との間の許容される最大時間間隔を定義します。

物理コンピュータ

オペレーティングシステムにインストールされたエージェントによってバックアップされるマシン。

保護エージェント

保護エージェントとは、データ保護のためにマシンにインストールするエージェントのことです。

保護計画

保護計画とは、次のようないくつかのデータ保護モジュールを組み合わせた計画のことです。

本番ネットワーク

[Disaster Recovery] VPNトンネルによって拡張され、ローカルおよびクラウドサイトの両方をカバーする内部ネットワーク。ローカルサーバーとクラウドサーバーは本番ネットワーク上で互いに通信できます。