計画の競合の解決

同じワークロードに複数の保護計画を適用することが可能です。たとえば、ウイルスおよびマルウェア対策モジュールのみを有効化して構成した保護計画と、バックアップモジュールのみを有効化して構成した別の保護計画を適用することができます。

異なるモジュールを有効化した保護計画を組み合わせることができます。また、バックアップモジュールのみが有効な複数の保護計画を組み合わせることも可能です。ただし、他のモジュールが複数の計画で有効になっている場合は、競合が発生します。計画を適用するには、まず、競合を解決する必要があります。

新しい計画と既存の計画の競合

新しい計画が既存の計画と競合する場合、以下のいずれかの方法で解決できます。  

  • 新しい計画を作成および適用し、競合する既存の計画を無効化します。
  • 新しい計画を作成し、無効化します。

個別計画とグループ計画の競合

個別の保護計画が、デバイスグループに適用されているグループ計画と競合する場合、次のいずれかの方法で解決できます。

  • デバイスグループからワークロードを削除し、個別の保護計画を適用します。
  • 既存のグループ計画を編集するか、新しいグループ計画をデバイスグループに適用します。

ライセンスの問題

場合により保護計画モジュールで、保護対象のワークロードに特定のサービスクォータを割り当てる必要があります。割り当てられたサービスクォータが適切でない場合、それぞれのモジュールが有効になっている保護計画を実行、アップデート、または適用することはできません。

ライセンスの問題を解決するには、以下のいずれかを実行します。

  • 現在割り当てられているサービスクォータでサポートされていないモジュールを無効化し、保護計画の使用を継続します。
  • 割り当てられたサービスクォータを手動で変更します。この方法については、「マシンのサービスクォータの変更」を参照してください。