エージェントの不正なインストール解除または変更の防止

保護計画のパスワードによる保護設定を有効にすることで、Windowsエージェントを不正なインストール解除や変更から保護できます。この設定は、自己防御機能設定が有効な場合に限り利用可能です。

パスワードによる保護を有効にする手順

  1. 保護計画では、ウイルス対策およびマルウェア対策保護モジュール(Cyber Backup EditionのActive Protectionモジュール)を拡張します。

  2. [自己防御機能] をクリックして、[自己防御機能] スイッチが有効になっていることを確認します。

  3. [パスワードによる保護] スイッチを有効にします。

  4. 開いたウィンドウで、保護されたWindowsエージェントのコンポーネントをアンインストールまたは変更するために必要なパスワードをコピーします。

    このパスワードは一意であり、このウィンドウを閉じるとリカバリできなくなります。このパスワードを紛失したり忘れたりした場合は、保護計画を編集して新しいパスワードを作成できます。

  5. [閉じる] をクリックします。

  6. 自己防御機能ペインで、[完了] をクリックします。

  7. 保護計画を保存します。

この保護計画が適用されるマシンでは、パスワードによる保護が有効になります。パスワードによる保護は、Windowsエージェントのバージョン<VERSION 20.11>以降でのみ使用できます。このコンピュータはオンラインである必要があります。

パスワードによる保護を有効にした保護計画は、macOSを実行しているマシンに適用できますが、保護が提供されることはありません。Linuxを実行しているマシンにそのような計画を適用することはできません。

また同じWindowsマシンに対し、パスワードによる保護が有効になっている複数の保護計画を適用することはできません。発生する可能性のある競合を解決する方法については、「計画の競合の解決」を参照してください。

既存の保護計画のパスワードを変更するには

  1. 保護計画では、ウイルス対策およびマルウェア対策保護モジュール(Cyber Backup EditionのActive Protectionモジュール)を拡張します。

  2. [自己防御機能] をクリックします。

  3. [新しいパスワードの作成] をクリックします。

  4. 開いたウィンドウで、保護されたWindowsエージェントのコンポーネントをアンインストールまたは変更するために必要なパスワードをコピーします。

    このパスワードは一意であり、このウィンドウを閉じるとリカバリできなくなります。このパスワードを紛失したり忘れたりした場合は、保護計画を編集して新しいパスワードを作成できます。

  5. [閉じる] をクリックします。

  6. 自己防御機能ペインで、[完了] をクリックします。

  7. 保護計画を保存します。