復元サーバーの作成
以下の操作を実行するか、ビデオチュートリアルを視聴できます。
前提条件
- 保護する元のマシンに保護計画を適用する必要があります。この計画では、マシン全体、または起動と必須のサービスの提供に必要なディスクのみをクラウドストレージにバックアップする必要があります。
- クラウドサイトへの接続タイプの1つを設定する必要があります。
- [すべてのデバイス] タブで、保護するマシンを選択します。
- [ディザスタリカバリ] をクリックし、[リカバリサーバーを作成] をクリックします。
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仮想コアの数と RAM のサイズを選択します。
すべてのオプションの横にあるコンピュートポイントに注意してください。コンピュートポイントの数は、リカバリサーバーを 1 時間当たり実行するコストを反映しています。
- サーバーが接続されるクラウドネットワークを指定します。
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本番ネットワークでサーバーが持つ IP アドレスを指定します。デフォルトでは、元のマシンの IP アドレスが設定されています。
DHCPサーバーを使用する場合は、IPアドレスの競合を回避するために、このIPアドレスをサーバーの除外一覧に追加します。
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(オプション)[テスト IP アドレス] チェックボックスをオンにして、IP アドレスを指定します。
これにより、隔離されたテストネットワーク内でフェールオーバーをテストする機能、およびテストフェールオーバー中にRDPまたはSSH経由で復元サーバーに接続する機能が提供されます。テストフェールオーバーモードでは、VPNゲートウェイが、NATプロトコルを使用してテストIPアドレスを本番IPアドレスに置き換えます。
チェックボックスをオフのままにすると、コンソールがテストフェールオーバー中にサーバーにアクセスする唯一の方法になります。
DHCPサーバーを使用する場合は、IPアドレスの競合を回避するために、このIPアドレスをサーバーの除外一覧に追加します。
提案された IP アドレスのいずれかを選択するか、別の IP アドレスを入力することができます。
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(オプション) [ インターネットアクセスの許可 ] チェックボックスをオンにします。
これにより、リカバリサーバーは、実際のフェールオーバーまたはテストフェールオーバー中にインターネットにアクセスできます。デフォルトでは、TCPポート25番はパブリックIPアドレスへの送信接続用に開いています。
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(オプション)RPOしきい値を設定します。
RPOしきい値は、フェールオーバーのための最後の適切な復元ポイントと現在時刻との間の許容される最大時間間隔を定義します。数値は15~60分、1~24時間、1~14日間の範囲で設定できます。
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(オプション)[パブリックIPアドレスを使用する] チェックボックスをオンにします。
パブリック IP アドレスを使用すると、フェールオーバーまたはテストフェールオーバー中にインターネットからリカバリサーバーを使用できるようになります。チェックボックスをオフのままにすると、サーバーは本番ネットワークでのみ使用可能になります。
パブリックIPアドレスを使用するオプションでは、インターネットアクセスオプションを有効にする必要があります。
パブリック IP アドレスは、設定が完了した後に表示されます。デフォルトでは、TCPポート443番はパブリックIPアドレスへの受信接続用に開いています。
- (オプション)選択したマシンのバックアップが暗号化されている場合は、暗号化されたバックアップから復元サーバーのための仮想マシンを作成するときに自動的に使用されるパスワードを指定できます。[指定] をクリックしてから、資格情報名とパスワードを定義します。デフォルトでは、リスト内の最新のバックアップが表示されます。すべてのバックアップを表示するには、すべてのバックアップを表示を選択します。
- (オプション)リカバリサーバー名を変更します。
- (オプション)リカバリサーバーの説明を入力します。
- (オプション)[クラウドファイアウォールのルール] タブをクリックして、デフォルトのファイアウォールルールを編集します。詳細については、クラウドサーバーのファイアウォールルール設定を参照してください。
- [作成] をクリックします。
リカバリサーバーは、サービスコンソールの [ディザスタリカバリ] > [サーバー] > [リカバリサーバー] タブに表示されます。元のマシンを選択して [Disaster Recovery] をクリックしてその設定を表示することもできます。