ブータブルメディアを使用したディスクの復元

ブータブルメディアの作成方法については、「物理的なブータブルメディアの作成」を参照してください。

ブータブル メディアを使用したディスクの復元手順

  1. ブータブル メディアを使用して復元対象のコンピュータを起動します。
  2. (Mac の復元時のみ)APFS でフォーマットされたディスクやボリュームを別のマシンやベアメタルに復元する場合は、オリジナルディスクの設定を手動で再作成します。

    1. [ディスクユーティリティ] をクリックします。
    2. ターゲットディスクを消去して、APFSにフォーマットします。手順については、https://support.apple.com/en-us/HT208496#erasediskを参照してください。
    3. オリジナルディスクの設定を再作成します。手順については、https://support.apple.com/guide/disk-utility/add-erase-or-delete-apfs-volumes-dskua9e6a110/19.0/mac/10.15を参照してください。
    4. [ディスクユーティリティ] > [クイックディスクユーティリティ] をクリックします。
  3. 使用するメディアの種類によって [このコンピュータをローカルで管理] クリックするか、[レスキュー ブータブル メディア] を2回クリックします。
  4. プロキシサーバーがネットワークで有効な場合、[ツール] > [プロキシサーバー] をクリックして、プロキシサーバーホスト名/IP アドレス、ポート、および資格情報を指定します。それ以外の場合は、この手順をスキップします。
  5. (オプション)WindowsまたはLinuxをリカバリするときは、[ツール] > [Cyber Protectionサービスでメディアを登録] をクリックして、メディアをダウンロードしたときに取得した登録トークンを指定します。この場合、手順8に説明されているように、クラウドストレージにアクセスするために資格情報または登録コードを入力する必要はありません。
  6. [ようこそ] 画面で、[復元]をクリックします。
  7. [データの選択] をクリック後、[参照] をクリックします。
  1. バックアップのロケーションを指定します。

    • クラウドストレージから復元するには、[クラウドストレージ] を選択します。バックアップされたコンピュータに割り当てられているアカウントの資格情報を入力します。

      WindowsまたはLinuxを復元するときは、資格情報の代わりに登録コードのリクエストを選択できます。[登録コードを使用] > [コードを要求] をクリックします。ソフトウェアに登録リンクと登録コードが表示されます。リンクとコードをコピーして、ほかのマシンで登録手順を実行できます。登録コードの有効期限は 1 時間です。

    • ローカル フォルダまたはネットワークフォルダから復元するには、[ローカル フォルダ] または [ネットワークフォルダ] のフォルダを参照します。

    [OK] をクリックし、選択を確定します。

  2. 復元するバックアップデータを選択します。バックアップデータのパスワードを要求される場合は、設定したパスワードを入力します。
  1. [バックアップ内容] で、復元対象のディスクを選択します。[OK] をクリックし、選択を確定します。
  2. [復元先] で、選択されたディスクがターゲット ディスクに自動的に割り当てられます。

    ディスクの割り当てが正常に行われなかった場合、または割り当て結果が意図したものと異なる場合は、ディスクを手動で再度割り当てることができます。

    ディスクのレイアウトを変更すると、オペレーティングシステムのブータビリティに影響することがあります。正常に実行される確証がある場合を除き、元のコンピュータのディスクレイアウトを使用してください。

  3. (Linuxの復元)バックアップされたコンピュータに論理ボリューム(LVM)があり、元のLVM構造を再現する場合:

    1. 復元先のコンピュータのディスクの数および各ディスクの容量が元のコンピュータの数量以上であることを確認し、[RAID/LVM の適用] をクリックします。
    2. ボリューム構成を確認し、[RAID/LVM の適用] をクリックし、作成します。
  4. (オプション)その他の設定が必要な場合、[復元オプション] をクリックして、設定します。
  5. [OK] をクリックして復元を開始します。