物理的なブータブルメディアの作成

ディスクレベルバックアップの利用を開始するタイミングでブータブルメディアを作成し、テストすることを強く推奨します。また、Cyber Protectionエージェントのメジャーアップデートを行うたびにメディアを再作成することも推奨します。

同じメディアを使用して、WindowsまたはLinuxのどちらかを復元できます。macOS を復元するには、macOS を実行しているマシンで別のメディアを作成します。

WindowsまたはLinuxの物理的なブータブルメディアの作成手順

  1. カスタムブータブルメディアのISOファイルを作成するか、既製のISOファイルをダウンロードします。

    カスタムISOファイルを作成するには、ブータブルメディアビルダーを使用します。

    既製のISOファイルをダウンロードするには、Cyber Protectionサービスコンソールでマシンを選択して、[復元] > [その他の復元方法...] > [ISOイメージのダウンロード] の順にクリックします。

  2. (オプション)Cyber Protectionサービスコンソールで、登録トークンを生成します。既製のISOファイルをダウンロードすると、登録トークンが自動的に表示されます。

    このトークンを使用すると、ログイン名とパスワードの入力を求められることなく、ブータブルメディアからクラウドストレージにアクセスできます。

  3. 次のいずれかの方法で、物理的なブータブルメディアを作成します。

    • CD/DVDにISOファイルを書き込みます。
    • オンラインで入手可能なフリーツール

      UEFIマシンを起動する必要がある場合はISO to USBまたはRUFUSを使用し、BIOSマシンにはWin32DiskImagerを使用します。Linux では、dd ユーティリティを使用するのが適切です。

    仮想マシンの場合、ISOファイルをCD/DVDドライブとして、リカバリする仮想マシンに接続します。

macOSの物理的なブータブルメディアの作成手順

  1. Macエージェントがインストールされたマシンで、[アプリケーション] >[レスキューメディアビルダー] の順にクリックします。
  2. 接続されたリムーバブルメディアが、ソフトウェアに表示されます。ブータブルにするメディアを選択します。

    ディスク上のすべてのデータが消去されます。

  3. [作成] をクリックします。
  4. ブータブルメディアが作成されるのを待ちます。