仮想アプライアンスの設定

仮想アプライアンスを配置した後、oVirtエンジンとCyber Protectionサービスの両方に到達できるよう設定が必要です。

仮想アプライアンスを構成する手順は、次のとおりです。

  1. Red Hat Virtualization/oVirt管理ポータルにログインします。
  2. 構成する必要があるエージェントの仮想マシンを選択し、コンソールアイコンをクリックします。
  3. [eth0] フィールドで、アプライアンスのネットワークインターフェースを設定します。

    自動で割り当てられたDHCPアドレス(あれば)が、仮想マシンが使用するネットワーク内で有効であるかを確認するか、手動で割り当てます。アプライアンスが使用するネットワークの数に応じて、1つまたは複数のインターフェースを構成する場合があります。

  4. [oVirt] フィールドで [変更] をクリックして、oVirtエンジンのアドレスとアクセス用の資格情報を指定します。

    1. [サーバー名/IP] フィールドで、エンジンのDNS名またはIPアドレスを入力します。
    2. [ユーザー名][パスワード] のフィールドに、このエンジンの管理者資格情報を入力します。

      この管理者アカウントに、Red Hat Virtualization/oVirt仮想マシンでの操作に必要なロールがあることを確認してください。これらのロールの詳細については、「oVirtエージェント - 必要なロールとポート」を参照してください。

    3. [接続の確認] をクリックして、指定した資格情報が正しいかどうかを確認します。

    4. [OK] をクリックします。

  5. [管理サーバー] フィールドで [変更] をクリックして、Cyber Protectionサービスのアドレスとアクセス用の資格情報を指定します。

    1. [サーバー名/IP] フィールドで [クラウド] を選択してから、Cyber Protectionサービスのアドレスを指定します。

    2. [ユーザー名][パスワード] のフィールドに、Cyber Protectionサービスのアカウントの資格情報を入力します。

    3. [OK] をクリックします。

  6. [名前] フィールドで [変更] をクリックして、ローカルホストとなる仮想アプライアンスのデフォルト名を編集します。この名前はCyber Protectionサービスコンソールに表示されます。

  7. (オプション)[時間] フィールドで [変更] をクリックして、ロケーションのタイムゾーンを選択し、該当する時刻にスケジュールされた処理が実行されることを確認します。

Red Hat Virtualization/oVirtデータセンターの仮想マシンを保護するには

  1. Cyber Protectionアカウントにログインします。
  2. [デバイス] > [oVirt] > <クラスター> の順に移動するか、[デバイス] > [すべてのデバイス] でマシンを検索します。
  3. 任意のマシンを選択し、保護計画を適用します。