Acronis Cyber Cloud 20.08リリースノート
リリース日:2020年8月
概要
今回のアップデートリリースでは、 Acronisのクラウドソリューションの機能が強化され、前のリリースで見つかった問題が修正されました。
新機能
共通
新しいエディションの概要:Acronis Cyber ProtectおよびAcronis Cyber Backup
- 新しいエディションでは、パートナーが同じアカウント内でモデルを組み合わせることができる2つのライセンスモデルによって、柔軟な請求を実現できます。
- Acronis Cyber Protectは、「ワークロードごとの」ライセンスモデルです
- Acronis Cyber Backupは、「ギガバイトごとの」ライセンスモデルです
- Acronis Cyber Protect(ワークロードごとの)エディションでは、カスタマーテナントレベルで提供項目を組み合わせることができます。
- Acronis Cyber Disaster Recovery Cloudは、Acronis Cyber Protectエディションのアドオンになります。
- 新しいエディションは、既存のエディションとともに利用可能になります。既存のエディションは、レガシーエディションとなります。
新しいEssentialsの提供項目の概要
- このエディションは、保護と管理が必要であるものの、限られたデータセットのみバックアップする必要があるサーバーとワークステーション向けに設計されています。
- 非常に手頃な価格
- ウイルスおよびマルウェア対策保護
- 脆弱性診断
- パッチ管理
- Cyber Protectデスクトップ
- エンドポイント管理
- Essential Backup機能
- Essentialsの提供項目の詳細
- Cyber Protect Essentials - ワークステーション
- Cyber Protect Essentials - サーバー
- Cyber Protect Essentials - 仮想マシン
- Essentialsの提供項目は、Acronis Cyber Protect(ワークロードごとの)エディションで利用できます。
厳選された提供項目における無料のクラウドストレージの概要
Acronis Cyber Cloud 20.08リリースより、新しいAcronis Cyber Protect(ワークロードごとの)エディションの厳選された提供項目で、無料のクラウドストレージを利用できるようになりました。
- 無料のクラウドストレージは、Acronisのホステッドストレージにのみ適用されます。
- 無料のクラウドストレージは、使用状況レポートに含まれます。
提供アイテム
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付属する無料のクラウドストレージ(GB)
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Cyber Protect Essentials - ワークステーション
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5
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Cyber Protect Essentials - サーバー
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5
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Cyber Protect Essentials - 仮想マシン
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5
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Cyber Protect Standard - ワークステーション
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50
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Cyber Protect Standard - サーバー
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100
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Cyber Protect Standard - 仮想マシン
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60
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Cyber Protect Standard - Web ホスティングサーバー
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50
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Cyber Protect Advanced - ワークステーション
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75
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Cyber Protect Advanced - サーバー
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175
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Cyber Protect Advanced - 仮想マシン
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125
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Cyber Protect Advanced - Web ホスティングサーバー
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75
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Acronis Cyber Protect
ウイルスおよびマルウェア対策保護におけるエクスプロイト対策
Cyber Protectでは、新しいエクスプロイト対策機能を使用して攻撃を阻止および防止します。
- 機能
- メモリ保護
- リターン指向プログラミング保護
- コードインジェクション保護
- 権限昇格保護
- 有効/無効
- 新しい保護計画をデフォルトで有効化
- 既存の保護計画をデフォルトで無効化
この機能は、Windows OSでのみ利用できます。Behavior Engineとともに使用する必要があります。
Windows向けリモートアシスタンス
カスタマーのデスクトップセッションでリモートカスタマーのコンピューターに接続し、カスタマーに表示される画面と同じものを表示できるようになりました。
これにより、サービスプロバイダーは、カスタマーをログアウトせずにカスタマーのコンピューターで問題を解決できます。
HTML5リモートデスクトップクライアント経由のクリップボード転送のサポート
リモートのマシンからローカルのマシン(またはその逆)にテキストをコピーまたはペーストできるようになりました。
ただし、次のブラウザはまだサポートされていません:Internet Explorer、Safari、Safari for iOS。
セキュリティ製品の互換性の向上
Acronis Cyber Protectは、リアルタイム保護が有効な保護計画が適用されている場合に限り、Windows Security Centerに登録されるようになりました。
これにより、リアルタイム保護が有効でない場合のセキュリティ製品の互換性問題を回避できます。
URLフィルタリングウィジェットおよびレポート
新しいURLフィルタリングウィジェットには、定義された期間におけるURLカテゴリーの静的リストがさまざまな項目とともに表示されます。
レポートの#CyberFitスコア推奨事項
サイバープロテクションのレベルを向上するための推奨事項が、「マシンごとの#CyberFitスコア」レポートで提示されるようになりました。
Acronis Cyber Disaster Recovery Cloud
読み取り専用アクセスのサポート
サイバープロテクション読み取り専用管理者ロールを持つユーザーは、読み取り専用モードでDisaster Recovery serviceを利用できるようになりました。
プラットフォームコアと管理ポータル
クラウドディストリビュータ向けAPI
Acronis Cyber Files Cloud
- Acronis Cyber Cloud(管理ポータル)から継承されるカスタマイズ:
- 操作性の向上:
- 移動操作用のデフォルトフォルダ
- 新しいダウンロードエージェントページ
- パフォーマンス上のさまざまな改善
APIの変更点
詳細については、専用のAPI変更ログ文書を参照してください。
影響を受けるコンポーネント
Acronisサイバープロテクションエージェント
- AcronisサイバープロテクションWindowsエージェント(v. 12.5.23130)
- AcronisサイバープロテクションMacエージェント(v. 12.5.23130)
- AcronisサイバープロテクションLinuxエージェント(v. 12.5.23130)
こちらからAcronisサイバープロテクションエージェントのリリースノートを個別に確認できます。
修正済みの問題
このセクションでは、今回のアップデートで修正済みの問題について説明します。
Acronisサイバープロテクションエージェント
- [ABR-267142] 「インストールした製品のプロパティ 'VersionString' を取得できませんでした」というエラーが表示され、Acronisサイバープロテクション エージェントのインストールが失敗する。
- [ABR-228787] Acronis VMprotect 9が作成したパスワード保護されたアーカイブを開こうとすると、エージェント12.5.13400のエラーが表示され、失敗する。
- [ABR-276642] 完全バックアップを作成している間、「物理データ配送を実行中です」というエラーメッセージが表示され、物理データ配送保護計画が失敗する。
- [ABR-275603] 特定のBIOS構成が原因で、Acronisサイバープロテクション エージェントが、ファイルを読み取ることはできるが、ボリュームを読み取ることができない。
- [ABR-261974] 競合する保護ポリシーであるウイルスおよびマルウェア対策保護とWindows Defenderウイルス対策が、エラーなしに同時に適用される。
- [ABR-275824] Acronisサイバープロテクション エージェントがMicrosoft SCCMと競合する。
- [ABR-276725] Acronisサイバープロテクション エージェントとTrend Microソフトウェアが両方インストールされているRDSサーバーで、Windowsのログオン手順とRDPプロセスに時間がかかる。
- [ABR-275381] ユーザーが無効化されていることが原因で保護計画を適用できなかった場合、「ステータスコード422によりリクエストは失敗しました」という不明瞭なエラーメッセージが表示される。
ブータブルメディア
- [ABR-274045] 物理LVMボリュームのサイズ変更が必要なために、セキュアゾーンの作成に失敗する。
- [ABR-276011] Microsoft SurfaceでブータブルメディアがWi-Fiアダプタを検出しない。
共通
- [ABR-253870] 暗号化された既存のアーカイブの名前が「バックアップファイル名」で指定された場合、保護計画で暗号化オプションがオフになり、グレーで表示される。
- [ABR-266095] 誤ったナレッジベースのリンクが指定された場合、「オペレーティングシステムエラー: システムに接続されたデバイスが機能していません」というエラーメッセージが表示され、バックアップが失敗する。
- [ABR-278205] 古いアクティビティがキャンセルの状態で残っている。
- [ABR-279085] 保護計画が編集中に複数のエージェントから取り消される。
- [ARC-230] 「無効なパラメータ」というエラーが表示され、ファイルレベルのバックアップが失敗する。
- [ARC-143] 「サービスプロセスのクラッシュによりアクティビティが失敗しました」という警告メッセージが表示され、バックアップが失敗する。
- [PLTFRM-21373] ユーザーアカウントの削除後にデバイスを削除できない。
- [PLTFRM-22756] 「デバイスには保護計画を適用するクォータがありません」というエラーメッセージが表示され、VMware ESXi構成保護計画が失敗する。
- [ABR-275841] 保護計画で [アラート] オプションを有効化しても、「計画は指定された日数デバイスで実行されませんでした」というアラートを生成しない。
- [PLTFRM-22418][ABR-280247] 以前消去した古いアラートが再び表示される。
- [ABR-269149] スナップショットの作成中に「システムライター」がタイムアウトするため、バックアップが失敗する。
サイバープロテクション
- [AAP-4018] Active Protectionプロセスがクラッシュする。
- [ADP-8819] 空の「実行間隔」フィールドを使用してCyber Protect定義アップデートスケジュールを保存できることがある。
- [AMP-3113] マルウェア対策保護の除外を適用すると失敗する。
- [ADP-8416] 「キャッシュ」フォルダが削除されている場合、Cyber Protect定義アップデートが失敗する。
ダッシュボードとレポート
- [ADP-7196] アクティビティレポートのエクスポートで不完全なCSVファイルが生成される。
- [ABR-279221] ダウンロードされたレポートの冒頭に空のページが含まれる。
- [ADP-9750] 古いエージェントについてのアラートが生成されない。
ディザスタリカバリ
- [DRAAS-20621] Dell UEFIローダーを使用したWindowsの起動が失敗する。
- [DRAAS-20433] ポイントツーサイトの空のエントリが、オプションが有効化されていないにもかかわらずUIに表示される。
- [DRAAS-20732] 「内部エラー。後でもう一度試すか、サポートに連絡してください」というエラーが表示され、ディザスタリカバリのフェールバックが失敗する。
Google G Suite
- [ABR-274096] 「タスクのタイムアウトの期限が切れました」というエラーメッセージが表示され、Google Driveの復元が失敗する。
- [ABR-275846] 閲覧者/コメント作成者レベルの権限で共有ファイルをバックアップすると、「googleapi: エラー 403: ユーザーに'..' ファイルに対する十分な権限がありません、 insufficientFilePermissions」というエラーメッセージが表示され、Google Driveのバックアップが失敗する。
Linux
- [ABR-275420] 「バックアップが開始されませんでした」という誤ったアラートが表示される。
Microsoft 365
- [ABR-279507][ABR-281223] 「タスクのタイムアウトの期限が切れました」というエラーメッセージが表示され、SharePoint Onlineのバックアップが失敗する。
- [ABR-260412] 「OneDriveのファイルをダウンロードできません」というエラーメッセージが表示され、Microsoft OneDriveのバックアップが失敗する。これ以上の再試行はできません。再試行カウントまたはタイムアウトを超過しました。」
- [ABR-279877] 「Office 365メールボックス項目をバックアップできません。内部サーバーエラーが発生しました。操作は失敗に終わり、空のパラメータ名 'itemId' に値が設定されます」という警告が表示され、Microsoft 365 Mailboxのバックアップが完了する。
- [ABR-279018] Microsoft 365の項目の検出中に警告が発生する。
- [ABR-278609] Microsoft 365組織の検出が失敗する。
- [ABR-277710] 「リストの項目のバックアップに失敗しました」という警告が表示され、Microsoft Teamsのバックアップが終了する。
- [PLTFRM-23019] Microsoft 365バックアップのEメール通知にテナント名が抜けている。
- [ABR-282317] ライブラリに5,000以上の項目があり、NewFolder設定が禁じられている場合、「変更イベントリスト/復元の処理に失敗しました」という警告が表示され、Microsoft SharePoint Onlineのバックアップが終了する。
- [ABR-282123] 「SPOGetSiteCollectionsError」という警告が表示され、Microsoft Teamsのバックアップが終了する。
- [ABR-282223] 「プリンシパル...グループに関する情報を取得できませんでした」という警告が表示され、Microsoft SharePoint Onlineの復元が終了する。
- [PLTFRM-22829] 「容量制限に達しました」というエラーが表示され、Microsoft 356のバックアップが失敗する。
仮想環境
- [ABR-280652] ESXAppliance.zipに予期していないファイル「ESXApplianceUpdate.tar.bz2」がある。
- [ABR-247781] Hyper-VホストとVirtuozzoホストで、「ESXiホスト」のツールチップが表示される。
- [ABR-277063] バックアップを実行すると、Microsoft Failover Cluster(Windows Server 2016/2019)でCSVボリュームがCSV所有者のHyper-Vホストに移動するのがブロックされる。
- [ABR-206940] CSVボリュームにあるHyper-V 仮想マシンをバックアップすると、このCSVボリュームが別のHyper-Vノードに移動するのがブロックされる場合がある。
プラットフォームコアと管理ポータル
- [ABR-281659] 誤ったサイズのローカルバックアップが管理ポータルに表示される。
- [PLTFRM-22671] 到達できないアドレスの外部IdPをテナントが持つ場合、ブランドURL経由でログインしようとしても、エラー500が表示される。
- [PLTFRM-22304] テナントのEメールアドレスを変更できない。
- [PLTFRM-21833] ディザスタリカバリの提供項目がグレーで表示され、無効化できない。
- [PLTFRM-21822] 多くの子テナントがあるテナントのapi/1/groups/ID/childrenで、レスポンス504が発生する。
- [PLTFRM-21835] 多くの子テナント(30k以上)があるテナントの/api/2/tenants/UUID/children/で、長いレスポンスが発生する。
- [PLTFRM-22721] パートナーが所有するストレージに新しいモバイルが設定されると、管理ポータルとサイバープロテクションコンソールにゼロで占有されたストレージが表示される。
- [PLTFRM-19133][PLTFRM-21446] [監査ログ] タブがロードで止まる。
- [PLTFRM-22837] 7日間の履歴チャートが更新されない。
既知の問題と制限事項
このセクションでは、現在までに把握されている製品の問題および可能な場合はその回避策について説明します。
Acronis Cyber Protection
共通
- [PLTFRM-18969] Hyper-V エージェントとローカルエージェントがインストールされている場合に、ワークステーションオペレーティングシステムのマシンで Microsoft SQL を保護できない。
- [ABR-255521] Microsoft Office 365 リソースの合計実行数と成功実行数がゼロになる。
- [ABR-240431] テナントのクラウドストレージのクォータを超えた場合であっても、「クラウド」バックアップ先に既存の保護計画を適用することができるが、実行時に失敗する。
- [ABR-239197] 「ローカルバックアップ」提供アイテムがテナントについて無効になっている場合、物理データ転送オプションが有効になっている保護計画が実行できない。
- [ABR-228827] データリカバリ(Web Restore)コンソールを介して一部のバックアップが削除された場合、サービスコンソールが更新されるまで、バックアップロケーションを参照している間、その変更がサービスコンソールに反映されない。
- [ABR-196710] バックアップロケーションとして同じ名前の異なるネットワーク共有が登録されている場合(共有ローテーションシナリオ)、ネットワーク共有使用のバックアップロケーションが複製される。
- [ABR-189620] 「アクティビティサマリー」ウィジェットが、定義された日付「範囲」スコープ外のアクティビティを表示する(超過アクティビティが表示される可能性がある)。
- [ABR-184900] 重複除外が有効になっているネットワーク共有に保存されたバックアップに関して、ローカルバックアップの利用状況が報告されない。
- [ABR-183764] ネットワークロケーションを削除および再追加した後、すべての仮想マシンバックアップに関して、ローカルバックアップの利用状況がアップデートされない。
- [ABR-182313] ローカル接続のストレージ(LAS)を新しいVMwareエージェント(仮想アプライアンス)へ再接続した後にローカルバックアップ使用サイズが複製される。
- [ABR-178648] 前のアップデートが中断されると、インストーラが古いライブラリの削除/アップデートを行なわない。
- [ABR-154655] 保護計画が警告を伴って完了しても、「バックアップ正常終了」状態となる可能性がある。それでもアラートおよびアクティビティは計画の状態を正しく表示する。
- [ABR-133689] 特定のカーネルバグ(https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=1463241)のため、カーネルバージョン3.10.0-514.21.2.el7.x86_64を使用するCentOS 7の最新バージョンで、Acronis MMSの起動が失敗する。
- [ABR-113452] 既存の保護計画を取り消さずにマシンを異なるアカウントで再登録すると、その計画が予想外に実行を続ける可能性がある。
- [ABR-106790] サービスコンソールがモバイルデバイスで正しく表示されない。
- [ABR-252829] ステータス別の並べ替えに一貫性がなく、予測できない方法で結果が混在する。
Backup
- [ABR-134234] 別のフォルダのジャンクションであるフォルダについては、元のデータ(このジャンクションフォルダにリンクされた)の内容に加えられた変更がバックアップされない。この問題は、バックアップ形式v12を使用している場合に限っては再現されない。
- [ABR-115270] ファイルレベルのバックアップの「[全プロファイルフォルダ]」テンプレートがカスタムプロファイルパスをサポートしていない。
- [ABR-87244] ネイティブ重複除外が有効化されたNTFSボリュームにおけるディスク/ボリュームのバックアップからのファイルレベルの復元が機能しない。
復元
- [ABR-190404] バックアップが複数の個別のファイルに分かれていると(マルチボリューム)、「LSR」ツールで作成した大規模復元バックアップからの復元ができない。
- [ABR-183082] 幾つかのXFSファイルシステムボリュームを有するLinuxマシンの復元が完了し、「ブートローダー構成を処理できませんでした」という警告が出る。警告にもかかわらず、マシンは起動できる。
- [ABR-158677] ブータブルメディアを使用したVMware Workstation 仮想マシンへのイメージの復元後、「Intel(R) 82574L ギガビットネットワーク接続」NICがWindows 10に正しく認識されない。
- [ABR-129075] サービスコンソールを介したファイルレベルの復元中にバックアップ内のフォルダを参照すると、フォルダに多くの要素が含まれている場合、種類で並べ替えた後のリストに一部の子フォルダが表示されないことがある。フォルダのすべての項目を表示するには、親フォルダのコンテンツ全体を読み込んだ後にソートを実行するために、下にスクロールする必要がある。
- [ABR-127666] ファイル/フォルダがソースデバイスから削除され、これらのファイルを含むバックアップが保持中に既にクリーンアップされている場合でも、クラウドに保存されたバックアップからのファイル/フォルダの復元が引き続き可能な場合がある。
アプリケーション
- [ABR-221210] VM内にインストール済みのNorton Security Deluxeおよび/またはSymantec Endpoint Protectionウイルス対策によって、Acronisの「app_detect.exe」バイナリが「SONAR.Susplnject!gen5」マルウェアとして偽陽性検出されるため、アプリケーションアウェアのエージェントレスVMバックアップが「内部エラー: ファイル『C:\Users\ADMINI~1\AppData\Local\Temp\AcronisGuestService\output.xml』の検索に失敗しました」というエラーで失敗する。仮想マシン内にインストール済みのNorton Security Deluxeおよび/またはSymantec Endpoint Protectionウイルス対策によって、Acronis の「app_detect.exe」バイナリが「SONAR.Susplnject!gen5」マルウェアとして偽陽性検出されるため、アプリケーションアウェアのエージェントレス仮想マシンバックアップが「内部エラー: ファイル『C:\Users\ADMINI~1\AppData\Local\Temp\AcronisGuestService\output.xml』の検索に失敗しました」というエラーで失敗する。
- [ABR-162925] データベースがマウントポイントに位置していると(データベースパスが別の場所へリダイレクトされる)、アプリケーションアイテム(データベースおよび/またはメールボックス)をアプリケーション アウェア型のマシン全体のバックアップから復元できない。
- [ABR-74984] アプリケーションレベルの保護計画だけが適用されたマシンでは「次回のバックアップ」時刻が表示されない。
macOS
- [ABR-207057] macOSでブルガリア語がサポートされていないため、「HD復元」メニュー(Mac用ブータブルメディア)にブルガリア語がない。
- [ABR-141823] HFS+からAPFSへの変換で、Mac OS Xから10.13 High Sierraを更新した後に、保護計画でバックアップ項目が正しくない(一部のバックアップ項目が見つかりません)。
- [ABR-137886] Apple RAID構成のMacのバックアップが失敗し、「『固定ボリューム』テンプレートの処理中にボリュームが見つかりませんでした」エラーが表示される。Apple RAIDはサポート対象外。
仮想環境
- [ABR-242166] WMIが応答しないために高負荷のホストでバックアップが実行されると、Hyper-V 仮想マシンのアプリケーション認識型バックアップが、「WMI『ExecQuery』がクエリを実行できませんでした」または「WMIを介して新しいプロセスを作成できませんでした」というエラーを表示し、WMIクエリの実行に失敗する場合がある。
- [ABR-235983] VMwareまたはHyper-V 仮想マシンに適用される「/dev/sdaX」や「/sdaX」などのポリシールールを使用した保護計画を、VMware/Hyper-Vエージェントで実行すると、「バックアップ対象がありません。処理は終了されました」というエラーが出て失敗する。処理は終了されました。「VMware/Hyper-V エージェントによる実行時のエラーです。
- [ABR-234935] Hyper-Vクラスターで実行される仮想マシンのバックアップの後、アクティビティサマリーの中のアクティビティが複製される。
- [ABR-234935] [処理] タブのHyper-Vクラスターの合計成功実行数が正しくない。
- [ABR-234935] 電子メール通知の数が、1つのVMバックアップアクティビティのHyper-Vクラスターノード数と一致する。
- [ABR-206940] CSVボリュームに位置するHyper-V 仮想マシンのバックアップは、このCSVボリュームが別のHyper-Vノードへ移動するのをブロックする場合がある。
- [ABR-204800] Windows Server 2019にインストール済みのVMwareエージェント(Windows)は、VMware vSphereバージョン6.7に接続され、データストアがiSCSI経由で接続されていると、「Direct SAN Access」バックアップモードを使用できない。
- [ABR-192213] 空の「vc.uuid」(インスタンスUUID)vSphereプロパティを有するVMware 仮想マシンがサービスコンソールにリストされない。
- [ABR-189882] 仮想マシンのいずれかの仮想ディスクの名前にアンパサンド記号が含まれているとHyper-V 仮想マシンのバックアップが失敗する。
- [ABR-173002] バックアップが、マウントされた仮想マシンディスクで選択されたパスと同じボリュームにある場合、Hyper-V ホストでのバックアップからの仮想マシンの実行が失敗する。
- 解決策: マウントされた VM ディスクパスに別のボリュームを選択します。マウントされた VM 内で生成された変更でのみ領域が使用され、仮想ディスクの全体サイズを占有しません。
- [ABR-137564] Hyper-Vエージェントで新しいHyper-V 仮想マシンに対してクロスプラットフォーム復元(Hyper-Vエージェントによらずにバックアップが作成された際)を行なうと、常に仮想マシンのGen 1バージョンが作成される。
- [ABR-115430] バックアップ計画がスケジュールされていなくても「X日のバックアップが見つかりません」というアラートが有効化される。また設定でこのアラートオプションが有効化される。
- [ABR-104081] ソースおよびターゲットESXiホスト間のネットワークの切断により、[エラー処理] オプションが有効化されている場合でも、VMレプリケーション計画が失敗する。
- [ABR-100551] Microsoftの制限のため、Hyper-V 2019で実行中のLinux 仮想マシンのバックアップがクラッシュコンシステントスナップショットへ常にフェールオーバーする(Linux 仮想マシンに製品チェックポイントを作成できない)。
- [ABR-95961] 高負荷下のホスト読み込みの後、バックアップタスクがVirtuozzoコンテナのためのスナップショットの作成に周期的に失敗する。
- [ABR-85645] Active Directoryでの仮想マシンのバックアップが、「MFTビットマップが破損しています」という警告で終了する場合がある。
管理ポータル
- 読み取り専用ロールは、Cyber BackupのStandard EditionとCyber ProtectのStandard Editionで、カスタマーテナントが作成されている間に選択できますが、ライセンスの制限のため、選択する必要はありません。
- [ABR-138058] サイバープロテクションロールをオフにして、ユーザーに戻した後、バックアップ通知の送信がオフになる。
- [ABR-137174] 概要ページで、1024 ピクセル(幅)以下の画面解像度がサポートされない。
- [ABR-136810] テナントの移動中に宛先テナントが見つからない場合、不明確なエラーが表示される。
- [ABR-136694] ストレージの制限値(クォータ)に大きい数が設定されている場合、「不正な要求」メッセージが表示される。
- [ABR-137537] ユーザーの管理者ロールをオフにしても、一部の通知設定がオフにならない。
- [ABR-203902] ストレージの再登録中に「登録済みストレージおよび削除済みストレージの登録数が50を超えています」というエラーメッセージが出る。
- [ABR-203243] ユーザーがブランドURL経由でログインしていてもログアウトが正常に完了するが、非ブランドURLの場合はログアウトが行なわれない。
- [ABR-173628] (Aсtive Directory Connector)1 つ以上の識別名(DN)が無効の時、マッピングが保存されない。
- [ABR-159085] Android向けバックアップアプリにログインした後、破損したページが表示される。
- [ABR-131711] 「制限値(クォータ)超過」通知Eメールで挨拶文が不足している。
- [PLTFRM-4] 名前がスペースのみのテナントを作成できる。
- [PLTFRM-2335][PLTFRM-19133] 特定の状況で、子テナントへのドリルダウン後に監査ログが読み込まれない。
- [PLTFRM-20333] 物理マシンとしてバックアップされ、このホストで実行中の仮想マシンまたは Microsoft アプリケーションがあり、他の種類のバックアップエージェントでもバックアップされている場合、Hyper-V ホストが 2 つの「サーバーライセンス」を使用する場合がある。
- [PLTFRM-20414] エディションが切り替わり、テナントが移動した後(エディションが Standard から Disaster Recovery に切り替わったときなど)、レポートでカスタマーの元のエディションからの計算点が表示されない。
- [PLTFRM-2340] 「テナントが移動しました」監査イベント説明で、名前ではなく、テナント ID が表示される。
- [PLTFRM-18229] カスタマーにストレージがない場合の RPC GetRedirect メソッドのエラーメッセージを改善。
Build Path - Where the CHM file is located