目次
- 概要
- Acronis Cyber Protect 15 Update 6の新機能
- Acronis Cyber Protect 15 Update 5の新機能
- Acronis Cyber Protect 15 Update 4の新機能
- Acronis Cyber Protect 15 Update 3の新機能
- Acronis Cyber Protect 15 Update 2の新機能
- Acronis Cyber Protect 15 Update 1の新機能
- Acronis Cyber Protect 15の新機能
- インストールについて
- Acronis Cyber Protect 15 Update 6(ビルド: 35636)で修正された問題
- Acronis Cyber Protect 15 Update 5(ビルド: 30984、31791)で修正された問題
- Acronis Cyber Protect 15 Update 4(ビルド: 29240、29486)で修正された問題
- Acronis Cyber Protect 15 Update 3(ビルド: 28035、28122、28405、28503)で修正された問題
- Acronis Cyber Protect 15 Update 2(ビルド: 26981、27009)で修正された問題
- Acronis Cyber Protect 15 Update 1(ビルド: 26172)で修正された問題
- Acronis Cyber Protect 15(ビルド: 24426~25729)で修正された問題
- 既知の問題
概要
AIを活用して、データ保護とサイバーセキュリティを統合したAcronis Cyber Protect 15をご紹介いたします。Acronis Cyber Protect 15は、バックアップ、ディザスタリカバリ、AIベースのマルウェアおよびランサムウェアの保護、リモートデスクトップ、およびセキュリティツールを1つのソリューションに統合しています。
単一の統合ソリューション:
- 複雑さを解消
- 新しいセキュリティ機能を提供
- コストを削減
Acronis Cyber Protect 15 Update 6の新機能
vSphere 8.0のサポート
- vSAN 8.0のサポートを含む、VMware vSphere 8.0用のエージェントレスVMバックアップをサポートします。
Microsoft SQL Server 2022のサポート
- Microsoft SQL Server 2022のデータベースとインスタンス全体のバックアップ、仮想および物理マシンのアプリケーションアウェアイメージバックアップなどをサポートします。
新しいオペレーティングシステムのサポート
- macOS 13 Ventura
- カーネルのバージョン5.17~5.19のLinuxベースのオペレーティングシステム
Acronis Cyber Protect 15 Update 5の新機能
任意のフォルダ/ドライブでオンデマンドマルウェア対策スキャンを実行する
- ユーザーは、IT管理者に依頼することなく、自分のワークロード(ワークステーション)上の任意のファイル、フォルダ、ドライブに対してオンデマンドスキャンを実行できます。
Acronis Secure Zoneの追加的な低ベル保護
- 「自己防御」機能を有効にすると、アクロニスエージェントはファイルシステムレベルで、Acronis以外のプロセスによる、Acronis Secure Zoneパーティションを改変しようとする処理をブロックします。
Dell EMC Data Domain「保持ロック」機能の互換性
- ユーザーは、Data Domain OSで管理されているDell EMCのストレージデバイスで、「保持ロック」機能を有効にしてバックアップを作成できます。
Acronis Cyber Protect 15 Update 4の新機能
Acronis Secure Zoneの常時増分スキーム
- より効率的にAcronis Secure Zone領域を使用できます - 追加領域を圧迫する定期的な完全バックアップは必要ありません。
ワンクリック復元
- Acronis Startup Recovery Managerを使用して、ワークロードの復元を自動化します。
- ITスタッフによる、起動できないワークロードの手動復元の必要がなくなります。
SSLによるActive Directoryへのセキュアな接続
- Active Directoryとの通信に、デフォルトでSSLが使用されます(LDAPSをサポート)。
新しいオペレーティングシステムのサポート
- macOS 12 Monterey
- Linuxベースのオペレーティングシステム:
- AlmaLinux 8.5
- Debian 11
- CentOS 8.5
- CloudLinux 8.5
- ClearOS 8.5
- Oracle Linux 8.5
- Red Hat Enterprise Linux 8.5
Acronis Cyber Protect 15 Update 3の新機能
集中ライセンス管理
- オンプレミスのインストールをAcronis Cyber Protect Cloudに登録することで、環境全体のライセンスを一元的に管理
- 複数の製品がインストールされた環境(孤立した環境を含む)間のライセンス配布を完全に制御します
- 新規およびアップデートされたライセンスを製品と自動的に同期
- 現在のライセンス使用状況を明確に把握することで、ライセンス使用状況のトラックとアップグレード計画が可能です
- ライセンスをAcronis Cyber Protect Cloudに保管することで、ローカルデバイスの障害によるライセンスキーの紛失を防止します
Scale Computing HC3でバックアップをVMに変換
- 既存の物理または仮想ワークロードをスタンバイVMとしてScale Computing HC3に移行
- バックアップから作成されたVMを保持し、元のソースマシンに由来する最新の増分変更により定期的にアップデートしますこれらのVMは、災害発生時に元のワークロードを引き継ぐために、常に起動可能な状態になっています
新しいオペレーティングシステムのサポート
- Windows 11
- カーネルのバージョン4.18および5.8のLinuxベースのOS、以下を含む
- AlmaLinux 8.4
- Red Hat Enterprise Linux 8.4
- CentOS 8.4
- Oracle Linux 7.9、8.4
- CloudLinux 8.4
- ClearOS 7.7-8.4
- SUSE Linux Enterprise Server 15
- CentOS Stream 8
Acronis管理サーバーのインストールにおけるWindows Server 2008のサポートを廃止(Windows Server 2008 R2は引き続きサポート)
Acronis Cyber Protect 15 Update 2の新機能
エアギャップのある環境でのサブスクリプションライセンスの有効化
- アクロニスアカウントポータルに接続されていない場合でも、サブスクリプションライセンスを有効化できるようになり、エアギャップのある環境でもサブスクリプションライセンスのすべてのメリットを活用できるようになりました。
システムディスク選択ルール
- システムディスクに存在するすべてのボリュームを動的に含める保護計画の、新しいディスク選択オプション: 「[BOOT+SYSTEM DISK]」ルール。これまでは、システムディスク上のすべてのボリュームではなく、ブートボリュームとシステムボリュームのみを別々に含めることしかできませんでした。
GoDaddyからDigiCertの証明書に切り替える
- すべてのAcronisのバイナリがDigiCert証明書で署名されるようになりました。
- Acronisでは、ルートCA証明書がそのコンポーネントとともにインストールされることがなくなります。Windows OSでネイティブに利用できるDigiCert証明書が自動的に使用されます。
Acronis Cyber Protect 15 Update 1の新機能
テープ管理:マルチストリーミング
- 単一のバックアップを同時に複数のテープに書き込めます
テープ管理:マルチプレクシング
- 複数のマシンで同時に同じテープドライブにバックアップを実行できます
新しいオペレーティングシステムのサポート
- macOS 11 BigSur
- Red Hat Enterprise Linux 7.8、8.2
- Oracle Linux 7.8、8.2
- Cloud Linux 7.8
- CentOS 7.8、8.2
VMware ESXi6.7ホスト構成の復元
- ホスト構成の復元は、ESXiホストバージョン4.1以降でサポートされていました。このリリースでは、ESXi6.7のサポートが追加されています。
VMware vSphere 7.0のサポート
- VMware vSphere 7.0上で稼働する仮想マシンのエージェントレスバックアップと復元が完全にサポートされます。
- VMwarevSAN7.0が完全にサポートされます。
- Acronis Cyber Protect 15 Update 1 リリースの制限事項:
- 「ESXi設定」のバックアップはサポートされていません。
- (vSphere 6.7 と同様)復元された仮想マシンでは、仮想環境ベースのセキュリティ(VBS)オプションは常に無効になります。
- (vSphere 6.7 と同様)復元された仮想マシンには、Trusted Platform Module(TPM)が存在しません。
- (vSphere 6.7と同様)PMEMデータストアを使用したVMware vSphere構成はサポートされていません。
「監査人」ロール
- 監査人ロールにはサイバープロテクション アクティビティのリスト全体へのアクセス権があり、エントリや編集設定を漏らす可能性がありません。
Acronis Cyber Protect 監視 UI の改良
次の詳細内容が追加で表示されるようになりました。
- マシンのバックアップが最後に実行された日時。
- 実行中の保護計画の名前。
- 残り時間に加えて、実行中のバックアップの進行状況。
単一の保護計画でのマルウェア対策保護のためのクイックスキャンとフルスキャン
- マルウェア対策のフルスキャンとクイックスキャンの両方を個別スケジュールの同じ保護計画で作成できます。
Acronis Cyber Protect 15の新機能
自動検出とリモートインストール
クラウドおよびオンプレミスでの複数のエージェントの同時インストールを簡素化します。
- ネットワークベースの検出
- Active Directoryベースの検出
- マシンの一覧をファイルからインポート
- 保護計画の自動適用
- 検出ウィザードを使用したエージェントのバッチリモートインストール
サイバープロテクションのすべての側面を網羅する単一の保護計画
- バックアップ
- マルウェアからの保護
- URLフィルタリング
- 脆弱性診断
- パッチ管理
- データ保護マップ(データ復元)
- Windows Defender AntivirusおよびMicrosoft Security Essentials管理
スマート保護計画
Acronis Cyber Protection Operations Centers(CPOC)からのセキュリティアラートに基づいて、スマート修正アクションを実行します。
WindowsおよびmacOSに対応するフルスタックのマルウェア対策保護
- マルウェアに対するリアルタイム保護
- クリプトマイニングプロセス検出
- ランサムウェア検出
- オンデマンドスキャン
- 自己防御機能:Acronisコンポーネントを保護(レジストリ、サービス停止、Acronisファイル保護)
- ネットワークフォルダの保護:マシンの共有フォルダのデータをランサムウェアから保護
- サーバーサイド保護機能:ネットワーク内の共有フォルダのデータをランサムウェアから保護
- ファイル検疫
- 除外管理:マルウェアと見なされないプロセスを指定します。ファイルの変更を監視しないフォルダを除外します。スケジュールに基づくスキャンを実行しないファイルとフォルダを指定します
ローカルストレージ、ネットワーク共有、Acronis Cloud Storageでバックアップのマルウェアをスキャン
ローカルストレージ、ネットワーク共有、Acronis Cloud Storageでマルウェア感染を検出するため、ディスクバックアップをスキャン
安全な復元
安全な復元では、検出されたマルウェアを含めずに OS イメージを復元し、復元後の再感染を避けることができます。
有害なURLへのアクセスを制御するURLフィルタリング
URLフィルタリングでは、URLリストに含まれる情報に基づいて、特定のWebサイトへのアクセスを許可または拒否することができます。
- HTTP/HTTPS インターセプタ
- URLのブラックリスト/ホワイトリスト
- 有害な URL のペイロード分析
脆弱性診断
サイバー脅威に対するシステムの脆弱性の自動ベリファイ
パッチ管理
- パッチの自動承認
- スケジュールによる配置
- 手動配置
- 柔軟な再起動およびメンテナンスウィンドウオプション
- 段階的な配置
- Windows デスクトップおよびサーバーオペレーティングシステムで、Microsoft およびサードパーティ製のソフトウェアのパッチ管理をサポート
Windows Defender AntivirusおよびMicrosoft Security Essentials管理
- 複数のマシンでの設定の施行
- Windows Defender AntivirusおよびMicrosoft Security Essentialsのすべての検出イベントを収集し、管理コンソールに表示
HTML5ベースのセキュアなリモートデスクトップアクセス
VPNの前提要件なしで、クロスサイト接続を含むウェブコンソールインターフェースからデバイスへの安全なRDP接続を確立
本格的な読み取り専用ロールのサポート
- ユーザーレベルでのロールを管理できます。
- 読み取り専用モードアクセスのサポートが追加されました。
ディスク状態監視
問題が発生する前に、事前にディスク状態を追跡します。
重要なファイルとアプリケーションデータの継続的データ保護(CDP)
- ユーザーが進行中の作業内容を失うことがないようにします
- IT担当者は、オフィスの文書、財務諸表、ログ、グラフィックファイルなど、継続的にバックアップする対象を制御できます。
保護対象デバイスのAcronis #CyberFitスコア
#CyberFit保護スコアには、次の評価が含まれます:
- マルウェア対策ソフトウェアがインストールされている
- バックアップソリューションが使用可能
- ファイアウォールが利用可能で有効になっている
- VPNが有効化されていて実行中である
- ディスク全体の暗号化が有効になっている
- NTLMにより送信トラフックが制限されている
リモートワークツールの保護
以下に対応する優先順位付けされたパッチ管理とマルウェア対策保護:
- Zoom
- Slack
- Teams
- Skype
- WebEx
- Skype for Business
- TeamViewer
Hyper-V上のVM向けアプリケーション認識型バックアップ
Hyper-VエージェントによるHyper-V VMの新しいアプリケーション認識型バックアップにより、Microsoft Hyper-Vで実行されているMicrosoft SQL Server、Microsoft Exchange Server、Microsoft SharePoint、およびMicrosoft Active Directoryドメインサービスのバックアップと復元が向上します。
Hyper-Vのバックアップから実行している仮想マシンのファイナライズ
仮想マシンをバックアップから実行しているときには、仮想ディスクの内容がバックアップから直接取得されます。このため、バックアップロケーションまたはバックアップエージェントへの接続が失われると、コンピュータがアクセスできなくなるか、破損することさえあります。このマシンを恒久化するオプションがあります。つまり、マシンの実行中に発生した変更とともに、すべての仮想ディスクを、これらの変更を格納するデータストアに復元します。この処理は確定といいます。
このプロセスは現在、ESXiとHyper-Vの両方でサポートされています。
Scale Computing HC3ハイパーバイザーサポート
- Scale Computing VMのエージェントレスバックアップおよび復元
- 仮想アプライアンス形式でのScale Computingエージェントの自動リモート配置
データ保護マップ(データ復元)
分類、レポート、非構造化データ分析を使用して、ファイルの保護ステータスを監視します。
フォレンジックバックアップ
貴重な追加データがバックアップに追加されたイメージベースのバックアップ
リモートデバイスワイプ
デバイスの盗難によるデータ損失を防ぐのに役立ちます。
アップデートされたサイバープロテクションモニター
リアルタイムのウイルス対策保護ステータスを表示します。
インストールについて
- Windows Server 2008は、Acronis Cyber Protect 15 Update 3以降のAcronis管理サーバーのインストールをサポートしていません。
- Acronis Cyber Protect 15をインストールする前に、Acronis Cyber Protect 15 Betaをアンインストールすることを忘れないでください。ベータ版からのアップグレードはサポートされていません。
- これら(エージェントベース)でバックアップエージェントを実行し、VMを保護するために仮想ホスト/ユニバーサルライセンスを使用する計画がある場合は、必ずライセンスについて記載されている次のナレッジベース記事を確認してください。https://kb.acronis.com/content/67155
Acronis Cyber Protect 15 Update 6(ビルド: 35636)で修正された問題
ビルド35636で修正された問題(2023年5月31日)
インストールとアップグレード
- [PLTFRM-45328] 以前のバージョン(12.5)からのアップグレード後に、接続の失敗により、サイバープロテクションコンソールへのアクセスや管理サーバーへのエージェントの登録が利用できない場合がある。
ライセンス
- [ABR-336085] 管理サーバーからインターネットへのアクセスが発生する(誤ってオンラインに接続するなど)と、管理サーバーのオフラインアクティベーションがリセットされ、再度の実行が必要になる。
共通
- [ARC-474] 元のアーカイブから1つまたは複数の復元ポイントをエクスポートした後、ディスク/ボリュームのバックアップメタデータが破損する場合がある。エクスポートされたアーカイブを開いたり参照したりする際に、「XMLの解析に失敗しました」または「アーカイブが破損しています」というエラーが表示される。
- [ABR-326706] アーカイブ内のすべてのバックアップ(復元ポイント)の既存のコメントが、最新のコメントによって上書きされる。
- [ABR-338382] 管理 → 保護計画:エラー、警告、成功で完了したデバイス数を表す保護計画のステータスリボンをクリックしてデバイスリストをドリルダウンすると、結果のデバイスリストが空になる場合がある。「errorByPlan」、「warningByPlan」、「okByPlan」のフィルタが正しく機能しない。
- [ABR-358386] サイバープロテクションコンソール以外(例: アクロニスアカウント)でクラウドストレージの資格情報を変更すると、クラウドストレージへのバックアップを実行するように構成された保護計画が、以下の誤解を招くエラーメッセージとともに失敗する場合がある:「クラウドストレージへのバックアップを有効にするには、テナントの二要素認証を無効にしてください。詳細については、[サポート] をクリックしてください」。
- [ABR-359656] クラウドストレージへのバックアップで、RPC接続エラー「リクエストが失敗しました。ステータス: '503'」が発生する場合、必ず失敗する(このエラーは、本来自動的に再試行されるものではない)。
- [ABR-361722] バックアップのレプリケーション、クリーンアップ、またはVMへの変換(オフホストデータ処理)計画が、「エラータスクのタイムアウトが期限切れ」というエラーでまれに失敗する(原因: 内部データベースのIDの競合)。
- [ABR-362051] 適用された保護計画で「リアルタイムウイルス対策保護」が無効になっていても、Acronisトレイモニタでは常に有効として表示される。
- [ABR-362591] バックアップアーカイブにスペースや非ラテン文字が含まれている場合、管理経由のバックアップのレプリケーション → バックアップエクスポート処理のバックアップのレプリケーション(オフホストデータ処理)に失敗することがある。エラー: 「レプリケーションに選択されたソースのロケーションが存在しないか使用できません」。
テープ管理
- [ABR-347430] Acronis Cyber Backup 12.5からアップグレードすると、まれにテープデータベースの破損が発生する場合がある。
- [ABR-337383] バックアップアーカイブキャッシュのアップデートを伴う特定のシナリオ(前のビルドからの更新、テープの再スキャンなど)で、テープ上のアーカイブ内でバックアップのリストが空白になる場合がある。
- [ABR-358815] テープドライブのモデルが、テープメディア/ドライブに関連するオンデマンド処理(例: テープインベントリ)をネイティブでサポートしていない場合に、UIから利用可能な処理の内容が一部正しく表示されない。
セキュリティ
- 今回のアップデートで追加されたセキュリティ関連の修正プログラムのリストは、https://security-advisory.acronis.com/updates/UPD-2304-c825-6d96からご参照いただけます。
Acronis Cyber Protect 15 Update 5(ビルド: 30984、31791)で修正された問題
ビルド31791(2023年3月7日)で修正された問題
インストールとアップグレード
- [ABR-362283] 自己防御が有効化されている場合、アップグレードのインストールに失敗する。
共通
- [ABR-326706] バックアップの以前のコメントが、新しいコメントにより上書きされる。
30984(2022年11月16日)で修正された問題
セキュリティ
- 今回のアップデートで追加されたセキュリティ関連の修正プログラムのリストは、https://security-advisory.acronis.com/updates/UPD-2210-df53-2c21からご参照いただけます。
インストールとアップグレード
- [ABR-342772] Debian 10/11 x64/x32カーネルのバージョン 5.10.0-13でAcronis snapAPIモジュールのインストールに失敗する。
- [ADP-22766] リモートで(ローカルのインストーラパッケージを使用せずに)エージェントのアップデートを開始すると、「ファイルのシグネチャを検証する際に不明なエラーが発生しました」というエラーが発生する場合がある。
- [PLTFRM-43576] アップデート:ローカルインストーラパッケージを使用したWindowsエージェントのインストールが、「ResolveAccessTokenOperation:Error 0x62753c:マシンに接続できませんでした。'https://[address]:9877'。HTTPステータスコード: 402」というエラーで失敗する場合がある(アップデート前に「標準」ライセンスが割り当てられていた場合)。
- [PLTFRM-41128] 管理サーバーのオフラインアクティベーションの際、ローカルDNSサーバーから、特定のホスト名(たとえば「cloud.acronis.com」)に関する空のIPアドレスリストが返されると、「アクティベーションファイルが無効です」というエラーが発生して、失敗する場合がある。
- [PLTFRM-40212] Windows XP Embedded SP3 x86のインストール後、Acronis「aakore」サービスが開始されない。
共通
- [ABR-326253] Acronisサービスが動作しているサービスアカウントのパスワードが変更された後、「Acronis Scheduler2」サービスで古いパスワードが5回繰り返して使用され、ADでアカウントがロックアウトされる場合がある。
- [ABR-337236] レポート: 「ディスク状態」ウィジェットでダウンロードされたレポートに、「予測」データが含まれない(このデータはUIに存在する)。
- [ABR-344659] メディアビルダー: .infファイルが正しく解析できないため、WinPEベースのブータブルメディアに特定のドライバーが追加されず、スキップされる場合がある。
- [ABR-354011] 現在処理中のアーカイブのレプリケーションが終了するまで、「バックアップのレプリケーション」アクティビティをキャンセルできない。
- [ABR-354476] WebコンソールUI: ユーザー名に「user@domain」の形式を使用したログインが、「Bad gateway」エラーによって失敗する。
- [ABR-354728] WebコンソールUI:「このエージェントを使用してパッチとアップデートをダウンロードし、配布します」オプションが、正しく表示されない場合がある。
- [ABR-355704] WebコンソールUI:バックアップのレプリケーション計画(オフホストデータ処理の一部)の保持ルール設定の制御が正しく動作しない。
- [ABR-356970] WebコンソールUI:アクロニスアカウントのEメールアドレスが長すぎる場合、UIにアクロニスアカウントのログアウトボタンが表示されない。
- [ADP-19994] atp-agentプロセスで生成されるログのサイズが512MB(設計上の制限値)を超過する場合がある。
- [PLTFRM-44349] 「alerts-feed-manager-ipn.exe」プロセスが、非常に多くのネットワークポートを消費する場合がある。
バックアップと復元
- [ABR-351591] Security Bootが有効なSLED15 SP2/SP3システムにLinuxエージェントをインストールすると、「カーネルでsnapAPIカーネルモジュールを読み込めないため、バックアップが失敗しました」というエラーが発生して、バックアップに失敗する場合がある。
仮想環境
- [ABR-306827] 「SSHを使用してESXiホストに接続できませんでした」というエラーが発生して、ESXi 6.7構成のバックアップに失敗する。
- [ABR-355867] Scale Computingエージェント: 複数のVMで並行して実行される高負荷/アグレッシブなバックアップスケジュールが存在するクラスターで、「レガシーI/Oが検出されました」というメッセージが表示され、バックアップに失敗する場合がある。
ユニット(テナント)の管理
- [ABR-312170] 2つ以上のユニットの管理者であるユーザーの場合、「http://localhost:9877/api/ams/infrastructure/ams」APIメソッドの呼び出しに失敗する。
- [ABR-352008] ユニット管理者に対して、ユニットのUIドロップダウンリスト(ユニット間の切り替え)が表示されない場合がある。
- [ADP-22300] 複数のマシンに対して、組織管理者ではなくユニット管理者が [マシンを追加] の処理を実行する場合、[検出] エージェントを選択するオプションが表示されない。
Acronis Cyber Protect 15 Update 4(ビルド: 29240、29486)で修正された問題
ビルド29486(2022年4月19日)で修正された問題
セキュリティ
- 今回のアップデートで追加されたセキュリティ関連の修正プログラムのリストは、https://security-advisory.acronis.com/updates/UPD-2204-c1f8-7a8aからご参照いただけます。
ライセンス
- [ABR-339413] Hyper-Vクラスター:WebコンソールUI([詳細] > [ライセンスの変更])からこのVMの仮想ホストライセンスを手動で変更すると、「既存のライセンスで保護計画を適用またはアップデートできません」というエラーが発生し、VMの保護計画を開始できない。
ビルド29240(2022年3月7日)で修正された問題
セキュリティ
今回のアップデートで追加されたセキュリティ関連の修正プログラムのリストは、https://security-advisory.acronis.com/updates/UPD-2202-100d-7e70からご参照いただけます。
ライセンス
- [ABR-336109] VMware ESXiホストに仮想ホストライセンスを割り当てると、1ライセンスではなく2ライセンスが消費される場合がある。
- [ABR-330733] Internet Explorer 11ブラウザで、「登録ファイルをダウンロードする」のリンクが壊れているため、「ファイルを介してアクティベーション」メソッドが動作しない。別のインターネットブラウザを使用する場合は、そのような問題は発生しない。
- [PLTFRM-36284] ライセンス構成の設定が正しくないため、ASign機能が利用できない。
- [PLTFRM-36254] ライセンスをリソースに対して手動で割り当てる際、1000を超えるライセンスが追加されていると、「提供項目が取得できません:ポリシーの取得に失敗しました: SQL変数が多すぎます」というエラーが発生して失敗する。自動割り当ての場合、問題は発生しない。
- [PLTFRM-36143] クラウドライセンス管理ポータルで、ライセンスの再割り当て(「ライセンスの割り当て」ボタン)が動作しない場合がある。
- [PLTFRM-34939] クラウド管理コンソールから登録されたAcronis管理サーバーインスタンスに対して割り当て済みのライセンスが、ローカル管理コンソールに正しく同期されない場合がある。
- [PLTFRM-34002] 試用期間中に特定の製品プロダクトキーを追加した場合、特定の条件下で試用版ライセンスの無効化が正しく行われず、試用期間が有効な状態が継続する。
共通
- [ABR-335289] [設定] > [システム設定] > [セキュリティ]:基本設定に加えられた変更が、ウェブコンソールUIに反映されない。また [保存] をクリックした後、このページを更新すると変更内容が失われる。
- [ABR-333661] オンプレミスのAcronis管理サーバーインスタンスをクラウドに登録する際、マシンのIDがAcronisクラウドデータベースで重複しているため、登録に失敗する。
- [ABR-332153] ウェブコンソールのUIで、[デバイス] > [追加] > [アクティブなトークンを管理] にあるアクティブな登録トークンのリストが空になる。
- [ABR-329865] オフホストデータ処理:バックアップのレプリケーションアクティビティが、ダッシュボードとレポートの「アクティビティタイプ」ウィジェットに表示されない。
- [ABR-328226] デフォルト以外のカスタムポートを使用したSFTPでバックアップロケーションにアクセスすると、「ロケーションの資格情報が指定されていません」というエラーが発生する。
- [ABR-300469] Acronis Cyber Protectアプライアンス(オールインワンアプライアンス)のCentOSのバージョンを7.6から7.9にアップデート。
- [ABR-230664] Linuxベースのブータブルメディア環境からアーカイブにアクセスする場合、100文字より長いアーカイブ暗号化パスワードが使用できない。
- [ADP-8968] 保護機能の定義プロセスのアップデートで、インターネットプロキシ経由の通信がサポートされない(直接接続のみ)。(保護機能の定義: ウイルス対策およびマルウェア対策の定義、高度な検索の定義、脆弱性診断とパッチ管理の定義など)。
バックアップと復元
- [ABR-336153] 同じファイルに対して500以上の復元ポイントが存在する環境で、まれに [リカバリ] および [ダウンロード] ボタンが見つからないために、管理コンソールUIでファイル/フォルダ復元が利用できない場合がある。
- [ABR-336456] Linuxエージェント:ボリュームにラベルが設定されているLinuxシステム(コマンド例: 「e2label /dev/sdb1 LABELED」)で、「元のロケーション」へのファイル/フォルダの復元が機能しない。
- [ABR-330891] Macエージェント: デフォルトのファイル/フォルダの除外項目にパス「/Users/[ユーザー名]/Library/CloudStorage/」が追加されていないため、これらのファイルを読み込もうとするとバックアップに失敗する(ファイルがクラウド上にあることにより予期される動作)。
- [ABR-330337] 通常は即座に行われる復元アクティビティのキャンセル処理に、10分以上を要する。
- [ABR-327623] クローン済みマシンで新しい「MMScurrentMachineID」と「InstanceID」が構成されているにもかかわらず、バックアップが同じアーカイブファイルに行われる。
- [ABR-322524] MariaDB/MySQL:https://kb.acronis.com/content/58136のスクリプトを使用してMariaDB/MySQLをバックアップする場合、Pre-data captureコマンドが正常に動作しない。
Cyber protection
- [ADP-17994] [ソフトウェア管理] > [脆弱性] ページのロードが、まれにタイムアウトやエラーを伴わず繰り返される場合がある。
- [PLTFRM-32861] 「alert-feed-manager.exe」と「software-inventory.exe」プロセスのデータ使用統計が、予想を超える値になる。
仮想環境
- [ABR-329045] Scale Computingエージェント: クロスプラットフォームバックアップ(P2Vシナリオ)からリストアされたVMの仮想CD-ROMデバイスが欠落している。
- [ABR-328810] Scale Computingエージェント:Scale Computing HC3 VMへのクロスプラットフォームの復元(P2Vシナリオ)実行時に、VirtIOではなくIDE仮想ディスクコントローラーが使用される。
- [ABR-310063] Hyper-V上のVMにバックアップを変換すると、変換後のVMに予期しない追加の.vhdx/.avhdxディスクが作成される場合がある。
- [ABR-301109] バックアップ操作からVMを実行する処理の途中でエージェント(アプライアンスなど)が再起動された場合、次回以降の同様の試行で、「データストアのマウントに失敗しました」というエラーが発生して失敗する。
テープ管理
- [ARC-425] テープ上のバックアップからネットワーク共有へのファイル/フォルダの復元が、「エラー0x29b13ec:内部エラー」によって失敗する場合がある。
- [ARC-422] テープからファイル/フォルダを復元する際、「ファイルレベルのセキュリティ」オプションの設定が無視される。
- [ABR-336433] ネットワーク共有からテープにレプリケートされた増分バックアップの容量の超過により、テープのストレージスペースが過剰に消費される場合がある。
ユニット(テナント)の管理
- [ABR-320848] 「register_agent」ツールによる、異なるユニットのエージェント再登録に失敗する場合がある。
- [ABR-313183] Active Directoryからユニット管理者/ユーザーを継承している場合、特定の条件下におけるユニット間の切り替え時に、「テナントは関連付けられていません」というエラーが表示される場合がある。
- [ABR-311022] Active Directoryのネストされた子グループに属するユニット管理者アカウントを使用すると、管理コンソールにログインできない場合がある。例:「Group1」グループはAcronisユニット管理者として設定され、「Group2」グループは「Group1」のメンバー、また「UnitAdmin」ユーザーは「Group2」のメンバーとして設定される。
Acronis Cyber Protect 15 Update 3(ビルド: 28035、28122、28405、28503)で修正された問題
ビルド28503で修正された問題(2021年12月3日)
ライセンス
- [PLTFRM-34939] クラウド上でAcronis管理サーバーを再登録すると、[設定] > [ライセンスの使用状況] に、「ライセンスが見つかりません」というメッセージが表示され、ライセンスがクラウドに正しく同期されない。
ビルド28405(2021年11月29日)で修正された問題
ライセンス
- [PLTFRM-34627] 大量のリソースやライセンスがある環境で、クラウドポータルから登録されたAcronis管理サーバーにライセンスが正しく同期されない場合がある。
- [PLTFRM-34552] 仮想ホストのライセンスをVMのゲストOS内で動作するエージェントに使用できない(このライセンスでは、エージェントレスモードのハイパーバイザーホストおよびVMのみを保護できる)。
- [PLTFRM-33998] クラウドポータルでAcronis管理サーバーを登録すると、Update 2からUpdate 3へのアップデート前に追加された永続ライセンスが失われる場合がある。
- [PLTFRM-33839] クラウドポータル経由での登録解除で、Acronis管理サーバーがクラウドから正しく登録解除されない場合がある。
- [PLTFRM-32588] VMのゲストOS内にハイパーバイザーエージェント(VMware/Hyper-Vエージェントなど)と通常のエージェント(Windows/Linuxエージェント)が混在している環境で、ライセンスクォータが過剰に消費される場合がある。
ビルド28122(2021年10月22日)で修正された問題
ライセンス
- [ABR-328987] Update 1/Update 2からアップデートした後に、Scale Computing HC3ホストが正常にライセンスを取得できない。
- [ABR-328157] 保護計画を500台以上のデバイスに適用している場合、デバイスがライセンスを自動的に取得できない。
- [PLTFRM-33484] [設定] > [ライセンスの使用状況] で、1000台以上のデバイスから同時にライセンスを取り消すと、「LicenseAndAccount: リクエストを実行できませんでした: リソースの取得に失敗しました: SQL変数が多すぎます」と表示されて失敗する場合がある
- [PLTFRM-33433] 大規模環境(1000台以上)において、[設定] >[ライセンス使用状況] から割り当てられたライセンス総数に誤りがある。
- [PLTFRM-33431] Acronis管理サーバーのオフライン登録解除処理で、「確認ファイル」を正しくダウンロードできない(ページの更新が必要となる)。
- [PLTFRM-33422] クラウドコンソール(cloud.acronis.com)を使用したAcronis管理サーバーのライセンス登録解除で、Acronis管理サーバーで管理されているデバイスが5000台以上ある場合に、自動的にライセンスを取り消すことができない。
共通
- [ABR-326646] 「acrocmd」コマンドの実行に失敗する場合でも、「acrocmd」コマンドで使用される「--log」パラメータのXMLログにエラーメッセージが含められない。
ビルド28035で修正された問題(2021年10月6日)
インストールとアップグレード
- [ABR-324149] 「格納域マネージャー」コンポーネントに障害が発生し、特定のアップグレードシナリオで格納域の参照ができなくなる:12.5.10330 → 12.5.16428 → 15.0.27009。
ライセンス
- [ABR-324675] 「acrocmd add license」がトライアルおよびサブスクリプションライセンスの追加に失敗する。
- [ABR-321449] Acronis Cyber Protect/Backup Standard Server Essentialsの永久キーをWindows Server Essentials 2019 with Hyper-Vロールに割り当てることができない。
- [ABR-320395] 「FreeESXi」インスタンスに割り当てられたライセンスを取り消すことができない。
- [ABR-318119] メディアビルダーのUIで同じシリアルナンバーを2回以上追加してメディアを作成すると、トライアルモード(「バックアップ」機能を無効にした状態)でブータブルメディアが作成される。
- [PLTFRM-29535] 有効期間が5年のサブスクリプションライセンスが適切に処理されない。
- [PLTFRM-28980] アクロニスアカウントから同期されたMicrosoft 365のライセンスが適切に処理されない場合がある。
共通
- [ABR-325534] 管理サーバーに5000以上のエージェントが登録されている場合、個人用格納域(Acronis Secure Zoneなど)の復元ポイントをウェブコンソールで表示できない。
- [ABR-324780] 保護計画で、1つ目と2つ目のロケーションが「スクリプトで定義」されていて、スクリプトの名前が同じであるものの、スクリプトの内容が異なっている場合、「同じレプリケーションロケーションを2回指定できません」というエラーで保護計画を作成できない。
- [ABR-322966] MacOS 10.14 MojaveでCyber Protect MonitorがRAMを過剰に使用する。
- [ABR-315808] バージョン15 Update 1からのアップデート後に、「SocketError: error:14090086:SSL routines:ssl3_get_server_certificate:certificate verify failed」というエラーで、Acronis Storage Node管理ロケーションへのバックアップが失敗する場合がある。
- [ABR-315479] Acronis管理サーバーが英語以外のロケールにインストールされた外部のMicrosoft SQL Serverデータベースを使用している場合、バックアップ計画の保存に「URLのHTTPリクエストが失敗しました "/api/credentials_store/v2/credentials"」というエラーが発生し、Microsoft SQL Serverの応答に予期しない記号(例えば、ドイツ語ロケールのウムラウト)が含まれる。
- [ABR-312917] ESXiまたは Hyper-Vホスト上で、Red Hat仮想環境のVMバックアップをクロスプラットフォームでインスタントリストア(バックアップからVMを実行)した後に、バックアップロケーションが消失する場合がある。
- [ABR-308008] バックアップのレプリケーション、検証、クリーンアップ、VMへの変換など、オフホストデータ処理計画がスケジュール通りに開始されない場合がある。
- [PLTFRM-31343] Alerts-Feed-Manager-ipn.exeプロセスが過剰にメモリを消費する。
- [PLTFRM-29650] Acronis 管理サーバーがCentOSにインストールされている場合、「Global TCP接続」のデフォルトの制限値が低いため、一定時間後にAcronisサービス(ASM + APIGW)に障害が発生する場合がまれにある。
セキュリティ
- 今回のアップデートで追加されたセキュリティ関連の修正プログラムのリストは、https://security-advisory.acronis.com/updates/UPD-2110-18ff-6310からご参照いただけます。
仮想環境
- [ABR-321984] 「OVH」プロバイダーが提供するVMware ESXi環境上のVMバックアップと復元が、一部のケースで「仮想ディスクを開くことができませんでした」と表示されて失敗する。VMware VDDKログからのエラー:「VMware_VDDK: メソッドfindAllByDnsNameのHTTPレスポンスを解析中」。
- [ABR-320394] VM復元、VMレプリケーション、またはインスタントリストア(バックアップからVMを実行)を構成すると、vSANデータストアのリストが空になる。エラー:「仮想マシンのストレージ一覧を取得できませんでした。」
- [ABR-302481] 一部のクロスプラットフォーム(X2V)復元シナリオで、Scale Computing HC3 クラスターへのVM復元が、「プロパティ'CpuType'はサポートされていません」というエラーで失敗する。
Cyber protection
- [ADP-17108] ソフトウェアインベントリがネットワークの帯域幅を過剰に消費する場合がある。
- [ADP-16751] パッチ管理: エージェントがWindowsのアップデートプログラムを検出する際に誤った検索条件を使用するため、一部のアップデートプログラムのインストールに失敗する場合がある。
- [ADP-16721] Acronis DCとのネットワーク接続に問題がある場合、検出されたマルウェア脅威に検疫を実行することができない。
テープ管理
- [ABR-322649] 一部の処理において、テープメディアからの読み取り処理のキャッシングが行われないため、予想よりも速度が遅くなる。
- [ABR-320162] Acronis Storage Nodeで管理されているテープロケーションにより、複数のディスク/ボリュームを持つLinuxマシンを単一のディスク/ボリュームにバックアップすると、3回目以降の試行で「入力/出力」エラーが発生して失敗する。
- [ABR-319070] 初回のバックアップ後、ウェブコンソールのUIでテープの合計容量が誤った値に変更される。
- [ABR-316563] 12.5からのアップグレードや古いビルドのシナリオからのアップデート後に、テーププールが欠落する場合がある。
役割と部署の管理
- [PLTFRM-32494] 「Administrators」Active Directoryグループの一部(子)であるActive Directoryグループのユーザーは、ユニット管理者として直接追加されない限り、ユニット管理者としてログインするために使用できない。
Acronis Cyber Protect 15 Update 2(ビルド: 26981、27009)で修正された問題
ビルド27009で修正された問題(2021年5月15日)
インストールとアップグレード
- [ABR-315808] Acronis Cyber Protect 15 Update 1からのアップデート後に、Acronis Storage Node上にある管理対象の格納域へのバックアップが「SocketError: error:14090086:SSL routines:ssl3_get_server_certificate:certificate verify failed」というエラーで失敗する場合がある。
ビルド26981で修正された問題 (2021年5月7日)
インストールとアップグレード
- [ADP-12809] Acronis管理サーバーのC:ProgramData\ApiGateway\api_gateway.jsonで、httpからhttpsへの自動リダイレクトが有効になっていると、エージェントのリモートインストールに失敗する場合がある。
- [ABR-313197] /etc/groupに10人以上のユーザーが含まれている場合(ユーザー名の合計文字数が200文字を超える場合)、Linuxエージェントのインストールで、「Error 0x28a0001:'acronis'グループのIDを取得できません」というエラーが発生する。
- [ABR-311608] Acronis Cyber Backup 12.5 Update 5からのアップグレード時に、「Acronis」フォルダ(C:Program Files\Acronis\)が追加で作成される。
- [ABR-311201] Acronis Cyber Backup 12.5 Update 5からのアップグレード後、まれにウェブコンソールのインターフェースで [バックアップストレージ] セクションを開くことができなくなる。
- [ABR-311095] 外部のPostgreSQL DBを使用するAcronis管理サーバーのインストールで、scram-sha-256認証メソッドがサポートされていないため、「認証メソッド10がサポートされていません」というエラーが発生して失敗する。
- [ABR-309615] Acronis Cyber Backup 12.5 Update 5からのアップグレード後や、以前のAcronis Cyber Protect 15ビルドシナリオから実行される一部のアップデートで、内部のテープDBの不適切なアップデートにより、テープドライブに保存されたバックアップが欠落することがある。
- [ABR-309578] アーカイブ名またはこのアーカイブが保存されているAcronis Storage Node管理下にあるテープロケーションの名前のいずれかにアンパサンド記号が含まれている場合、Acronis Cyber Backup 12.5 Update 5からのアップグレードが失敗する。
- [ABR-308646] Linux上のAcronis管理サーバー(オールインワンのアプライアンスを含む):以前のビルドからのアップデート後、またはAcronis Cyber Backup 12.5からのアップグレード後に、「資格情報ストア」DBが正しく更新されない。結果として、バックアップロケーションにパスワードが必要な場合(クラウドやネットワーク共有)に、保護計画の編集や保存ができなくなる。
- [ABR-307253] Acronis Cyber Backup 12.5からのアップグレード後や一部のアップデートのケースにおいて、ウェブコンソールで [デバイス] → [すべてのデバイス] および [エージェントがインストールされているマシン] セクションが欠落することがある。
- [ABR-306567] Acronis Cyber Backup 12.5からのアップグレード後、一部のケースで「VMレプリケーション」タスクのアクティビティリストが空になる。
- [ABR-305635] Acronis Cyber Backup 12.5からのアップグレード後、保護計画が欠落する場合がある。アップグレード中に次のエラーが発生する:「POR:パス「.Hash」でプロパティにアクセスできません。」
- [ABR-305541] 「C:\Windows\Temp\AcronisRemoteInstall」フォルダが存在しているためにWindowsエージェントの前回のリモートインストールが失敗した場合、Windowsエージェントのリモートインストールが引き続き失敗する。
- [ABR-304951] Acronis Cyber Backup 12.5からのアップグレード後に、Acronis Storage Nodeの管理対象となっているテープロケーションに保存されている、テープバックアップの再スキャンが、クラッシュする場合がある。
- [ABR-297965] 「aakore」サービスは、Acronis管理サーバーまたはエージェントコンポーネントのインストール時に、動的に割り当てられたポートではなく9999ポートを使用するため、9999ポートがビジー状態の場合、インストールが部分的に失敗する可能性がある(コンポーネントの登録失敗)。
共通
- [PLTFRM-27539] 「現在のWindowsユーザーとしてのサインイン」オプション(account_server.jsonファイル内)を無効にした後、バックアップコンソールを開くことができない。
- [ADP-12982] レポートと監視:「アクティビティ」ウィジェットの「デバイスの状態」列に不正な情報が表示される。
- [ADP-12737] \ProgramData\Acronis\AtpAlertsFeedManager\Logs以下にある、アラートフィードマネージャーサービスのログが正しくローテーションされず、サイズが過大になる場合がある。
- [ADP-12657] atp_database_mirror.exeによるサイバープロテクション定義のアップデートが、ネットワークの帯域幅を過剰に消費する場合がある。
- [ADP-12332] \ProgramData\Acronis\AtpDatabaseMirrorフォルダ以下のサイバープロテクション定義のサイズが、過大になる場合がある。
- [ABR-312496] 重複除外機能を有効にした管理対象の格納域をバックアップ先に設定して保護計画を作成し、バックアップオプションでアーカイブ形式をv12に変更することができるものの、重複排除機能を有効にした管理対象の格納域は、v11のアーカイブ形式のみをサポートしているため、このような計画を編集することができなくなる。
- [ABR-311488] 電子メール通知が、[設定] → [システム設定] → [電子メール通知] → [通知言語] での言語選択を無視して、英語で通知される。
- [ABR-310016] [安全な復元] オプションが有効になっていると、「マシン全体」の復元を開始できない場合がある。
- [ABR-309152] Acronis Cyber Protect 15 Perpetual Standard Workstationライセンスを使用している場合、メディアビルダーでAcronis Universal Restoreオプションが使用できない。
- [ABR-308570] 一部のライセンスエディションで有効期限内のライセンスについて、[設定] → [ライセンス] を確認したときに、「メンテナンスの期限が切れています」というメッセージが誤って表示される。
- [ABR-308008] [計画] → [バックアップのレプリケーション] から作成された計画が、スケジュール通りに開始されない場合がある。
- [ABR-306015] 「Acronis Cyber Backup Standard Workstation」ライセンスを使用してメディアを作成した場合、ブータブルメディアのUIでバックアップオプションが利用できない。この問題が、サブスクリプションタイプおよび永久タイプの両方のライセンスに影響する。
- [ABR-244273] libzmqライブラリの問題により、mms.exeおよびzmqgw.exeが、バックアップおよびバックアップのレプリケーションの処理中にランダムにクラッシュする可能性がある。
セキュリティ
- 今回のアップデートで追加されたセキュリティ関連の修正プログラムのリストは、https://kb.acronis.com/content/68564からご参照いただけます。
仮想環境
- [ABR-307962] スナップショットの削除処理が正常に完了しても、実際の障害の根本原因とは関係がない、「ハイパーバイザースナップショットの削除」という紛らわしいエラーが必ず表示される。
- [ABR-286485] 仮想ホストのライセンスを割り当てたときに、「FreeESXi」アイテムがライセンスリソースとして利用できない。この問題の修正は、Acronis Cyber Backup 12.5でのライセンス割り当ての動作を元に戻すものではありません。https://kb.acronis.com/content/67155の説明は引き続き有効です。詳細については、[既知の問題] セクションの、問題 [ABR-307522] の説明を参照してください。
テープ管理
- [ABR-307155] バックアップアーカイブを2本以上のテープに分散して保存しているテープセットを再スキャンすると、「操作を完了するにはテープメディア [ID] が必要です」というプロンプトが表示され、無限ループに陥ることがある。
- [ABR-302812] テープロケーション(格納域)の名前に「\ " < > / # { }」などの記号が含まれていると、Acronis Storage Nodeで集中管理されているテープロケーションでバックアップや他の処理ができない。
Acronis Cyber Protect 15 Update 1(ビルド: 26172)で修正された問題
ビルド26172(2020年12月29日)で修正された問題
インストールとアップグレード
- [ABR-296987] Linux エージェント:snapapi モジュールのコンパイルをしないで SLES 15 SP2 でのインストールが終了する。
- [ABR-292093] 11.7 から 12.5、15 へのチェーンアップグレード後、新しく作成された保護計画がデバイスに適用されない場合がある。
- [ABR-277723] Oracle エージェントがLinuxインストーラ b にない。16470
- [ABR-255190] Windows エージェントのインストールで、選択したサービスユーザー名がそのマシン名と完全に一致するとドメインのマシンで失敗する。
- [ABR-238602] 12.5 からのアップグレード後に自動的に Acronis が生成した受信ルールの Windows ファイアウォールエントリが重複する。
共通
- [PLTFRM-24633] [設定] > [ライセンス] からライセンスの割り当てを確認する場合、特定のライセンスの [割り当て先] 値が空になる。
- [ABR-297498] 同期後にアカウントの一部で無料のクラウド ストレージが利用できない。
- [ABR-295298] v12.5 からアップグレードすると、クラウド ストレージの使用可能な空き領域値が常に 0 バイトと表示される。
- [ABR-294690] 12.5 からのアップグレード後、まれにネットワーク共有の以前削除されたバックアップロケーションがバックアップコンソールに残る場合がある。
- [ABR-292137] バックアップコンソール:[計画] セクションで実行中の保護計画の [停止] ボタンを押しても警告が表示されない。
- [ABR-288928] WinPE ベースのブータブルメディア:Acronis Bootable Media Builder インターフェースの NIC 1 のネットワーク設定は NIC 2 にも適用されるため、作成されたメディアから起動する際に競合が発生する。
- [ABR-288023] Linux エージェント:ブロックサイズが 4096b 未満で VXFS ボリュームをバックアップすると、カーネルパニックが発生する。
- [ABR-284386] ボリュームに対して NTFS 重複除外を無効にしても "\System Volume Information\Dedup\" パスを含むボリュームからのファイルレベルの復元が失敗する。
- [ABR-283927] [デバイス] > [復元] > [その他の復元方法] > [ファイルのダウンロード] からアクセスした Web 復元で「読み取り専用管理者としてログイン済みです。」というエラーが表示されて失敗する。
- [ABR-276961] WinPE ベースのブータブルメディア:[ツール] > [iSCSIセットアップの実行] アクションがブータブルメディア インターフェースで機能しない。
- [ABR-274169] 1つまたは複数の保護された管理対象のエンティティ(ファイルまたはフォルダ)が見つからなかった場合、ファイルレベルのバックアップが警告なしで成功する。
- [ABR-239469] Acronis Management Server:アクティビティを実行するエージェントが Acronis Management Server で登録解除された後、「実行中」アクティビティをキャンセルできない。
- [ABR-165944] Acronis Universal Restore の適用時、Smart Array P408i-a SR Gen10 ドライバが正しくインストールされない。
- [ABR-136232] Windows エージェント:AWS 以外のバックアップ元プラットフォームで実行中のマシンからバックアップが取得された場合、ディスク/ボリュームのバックアップのクロスプラットフォーム復元後、RDP 経由で AWS EC2 VM への接続ができない。
セキュリティ
- [SEC-2721] Cyber Protect コンソールでクロスサイト スクリプト(XSS)の可能性があった。この問題には CVE-2020-35664、CVSS スコア 7.3(重要度高)が割り当てられました
- [SEC-2705] ローカル通知サービスの CORS 設定の間違いにより情報漏洩の可能性があった。この問題には CVE-2020-35556、CVSS スコア 3.6(重要度低)が割り当てられました。
仮想環境
- [ABR-292086] VM プロパティで "smbios.reflecthost" パラメータが "true" に設定されると、VMware ESXi VM 内にインストールした Windows エージェントが物理マシンデバイスとして扱われる。
- [ABR-277151] ディスクにパーティションが 5 つ以上ある EFI システムを新しい Hyper-V VM に復元すると、「ディスクバックアップからボリュームをリカバリできません。ターゲットディスク上に十分な空き領域がありません。」というエラーが表示されて失敗する場合がある。
- [ABR-272872] 仮想マシンでゲストOS内部にiSCSIディスクが接続されている場合、Hyper-V本番チェックポイントを作成できない。
- [ABR-232724] ファイルシステムに最初にパーティションレイアウトを作成しないで直接ディスク全体に作成されたシステムについては、「新しい仮想コンピュータにソースディスクをコピーできませんでした。」と、「この操作はサポートされていません。」と表示され、VM への復元が失敗する(Linux 固有の問題)。
- [ABR-155252] Linuxベースのブータブルメディア: ESXiホスト構成の復元中にネットワークマッピングを変更することができない。
アプリケーション サポート
- [ABR-261814] Microsoft SQL サーバーインスタンスが 15 分を超えて停止すると、Microsoft SQL Server データベースに適用されたバックアップ計画が自動的に取り消され、SQL データベースが未保護のままになる。
テープ管理
- [ABR-295217] [バックアップの表示] 経由のテープでのバックアップの一覧表示後、テープメディアがバックアップコンソールのテープ管理表示で重複する。
- [ABR-269207] 必要なカセットが求められず、「テープメディア 'Tape 001' の操作を完了する必要があります」というエラーが表示され、バックアップのベリファイが失敗する。
- [ABR-266903] 2 本以上のテープにわたるバックアップアーカイブで構成されるテープセットの再スキャンが「メディアがオフラインです。」というエラーで失敗する場合がある。
- [ABR-248604] Acronis Storage Node により管理されるテープ格納域へのバックアップが「キャッシュにデータが存在しません。」というエラーで失敗する場合がある。
- [ABR-207327] 再スキャンしたテープがバックアップコンソールのテープ管理セクションで間違った容量で表示される。
役割と部署の管理
- [PLTFRM-24998] 以前に [設定] > [管理者] 以下の「Administrators」グループが削除されている場合、Acronis Service Managerを再起動すると、このグループが意図に反して再作成される。
Acronis Cyber Protect 15(ビルド: 24426~25729)で修正された問題
このセクションでは、Update 6で修正された問題について説明します。
ビルド25729(2020年10月31日)で修正された問題
共通
- [ABR-293820] WinPEメディアファイルを実行しようとすると、「エージェントとの接続を確立できませんでした」というエラーが表示される。
- [ABR-292718] restore_disaster.batファイルが実行できない。
セキュリティ
- [ADP-10779] [ADP-10778] [ABR-292093] Acronis Backup 11.7からのアップグレードに関わる問題。
ビルド24600で修正された問題(2020年10月6日)
共通
- [ABR-289055] 「ファイルフィルタ」のバックアップオプションで包含/除外ルールを有効にして作成されたディスク/ボリュームバックアップ(「マシン全体」のバックアップではない)のファイルとフォルダを参照できない。
セキュリティ
- [SEC-2181] 「DLLインジェクションの脆弱性が原因で、ローカル権限のエスカレーションが可能だった」問題の修正が、一部の追加されたAcronisコンポーネントにない。
ビルド24538で修正された問題(2020年9月29日)
インストールとアップグレード
- [PLTFRM-23921] Acronis Cyber Protect 15にアップグレードした後、Acronis Cyber Backup 12.5から継承された古いアラートで [アクティビティを表示] をクリックすると、アクティビティの詳細の「読み込み中...」というメッセージが無限に表示さる。
- [PLTFRM-23829] Acronis Cyber Protect 15にアップグレードした後、Acronis Cyber Backup 12.5から継承された古い「アクティビティ」の一部の名前が、[ダッシュボード] -> [アクティビティ] で文字化けする。
- [ADP-10493] バックアップコンソールを介して開始されたAcronis Cyber Backup 12.5エージェントのアップグレードが、「IncorrectTargetHostName」エラーによって失敗する場合がある。
- [ABR-290405] Acronis Cyber Backup 12.5からアップグレードした後、一部のアクティビティが、「保留中」という誤ったステータスでバックアップコンソールに表示される。
- [ABR-290239] Acronis Cyber Protect 15インストーラで「msiおよびmstファイルの作成」オプションを使用すると、UIで管理サーバー設定への接続が正しく保存されない。
- [ABR-290016] 別の「クリーンアップ」プランを実行すると、「内部エラー」で失敗する場合がある。Acronis Cyber Backup 12.5からアップグレードして、後で再試行するか、サポートに連絡してください。
- [ABR-289796] Acronis Cyber Backup 12.5からアップグレードした後、Exchange DAGクラスターの既存のバックアップ計画が、「InvalidRequest」で失敗する場合がある。
- [ABR-289757] Acronis Management Server ServiceをWindows Server Coreにインストールした後、サービスを開始できない。
共通
- [ABR-290940] Acronis Monitoring Serviceの応答が遅いため、バックアップコンソールへのログインが異常停止する場合がある。
- [ABR-290893] バックアップコンソールに、「迅速な復元のためにディスクキャッシュを使用します」(テープから)復元オプションが表示されない。
- [ABR-290704] バックアップコンソールの [計画] セクションからバックアップのレプリケーション計画を構成するときに、[週単位]、[日単位]、および [時間単位] のスケジュールオプションが表示されない。
- [ABR-290668] バックアップコンソールに、「トライアル期間が終了しました」という誤ったポップアップメッセージが表示される場合がある。
- [ABR-290245 + ABR-289774] 「仮想ホスト」または「ユニバーサル」ライセンスタイプなどの一部のシナリオで、バックアップコンソールの「ライセンス」セクションに、割り当てられたライセンスに関する誤った情報が表示される。
- [ABR-283927] ファイルレベルでの復元中に「その他の復元方法」オプションを使用すると、「読み取り専用管理者としてログインしています」というメッセージが表示され、Web Restoreコンソールが使用できない。
仮想環境
- [ABR-218999] ソースシステムにPVMドライバーがインストールされている場合、VMware ESXi VMとして復元されたXenServer 7.6 Windows VMのバックアップが、0x7B BSODにより起動しない。
セキュリティ
- [SEC-2181] DLLインジェクションの脆弱性が原因で、ローカル権限のエスカレーションが可能だった。この問題にはCVE-2020-10138、CVSSスコア8.1(高)が割り当てられました。これを報告してくれたHackerOneの研究者、@adr、@mmg、@vanitas、@xnandに感謝いたします。
- [ABR-284823] オールインワンアプライアンスで使用されるコックピットWebサーバーの暗号スイートの選択を改善して、「ROBOT」と同様の脆弱性を軽減しました。
ビルド24515で修正された問題(2020年9月21日)
インストールとアップグレード
- [PLTFRM-23745] Acronis Cyber Protect 15 にアップグレードした後でも、Acronis Cyber Backup 12.5 Virtual Host ライセンスが仮想ホストに割り当てられたままになっている。
- [ADP-10356] 管理サーバーが Linux にインストールされている場合、システムを起動しても、Acronis Monitoring Service が自動的に起動しない。このため、バックアップコンソール UI でダッシュボードに何も表示されない。
- [ADP-10297] Linux エージェント:元のステータスを保持せずに、12.5 からアップグレードすると、バックアップ計画ステータスが OK になる。
- [ABR-290029] 12.5 からアップグレードし、Scale Computing エージェントと登録した後、[デバイス]->[Scale Computing]セクションが表示されない。
- [ABR-288295] 12.5 からエージェントをアップグレードした後、HttpProxy レジストリブランチで定義されたプロキシ サーバ接続の資格情報が空になる。このため、アップグレード後にエージェントが管理サーバーに接続できない。
- [ABR-277495] 「msiexec」を使用して Windows Server 2003 にバックアップエージェントをインスト-ルすると、「msiexec」がクラッシュする。
共通
- [PLTFRM-23597] 永続ライセンスを追加した後に、「ライセンスが必要です」というポップアップ通知が自動的に消えない。
- [SDT-1075] 同じ種類の新しいサブスクリプションライセンスを追加しても、既存の Acronis Cyber Backup Standard サブスクリプション期間を延長できない(量を増やす、量の更新)。
- [ABR-287622] [ライセンス]->[設定]->[適用]ダイアログで、Acronis Cyber Protect Advanced/Standard Server サーバーサブスクリプションライセンスのデバイスリストが空になる場合がある。
- [ABR-287504] [ライセンス]->[設定]->[適用]ダイアログで、デバイスが 2 回(重複して)表示される場合がある。
- [ABR-286616] 負荷が高くなる(複数のユーザーがバックアップコンソールに接続する)と、[ダッシュボード]->[概要]が正しく表示されず、「ステータスコード:500 内部サーバーエラー」が表示される。
- [ABR-286168] 組織管理者が子部署管理者によって作成された保護計画を編集できない。
- [ABR-286154] 接続された Acronis Cyber Infrastructure ストレージで、バックアップロケーションを作成できない。
- [ABR-285544] [パフォーマンスとバックアップウィンドウ]->[出力速度]設定の変更が保護計画の編集後に適用されない。
- [ABR-285757] 既定の保護計画リストが存在しないのに、バックアップコンソールに表示される。
サイバープロテクション
- [ADP-10351] 親組織の下で作成された子部署の[ソフトウェア管理]->[パッチ]リストが空になる。
- [ADP-10344] 脅威フィード:[推奨アクションの実行]->[保護されていないマシンのバックアップ]アクションが動作しない。
- [ADP-10326] 保護計画の[Microsoft Security Essentials]オプションが 32 ビットエージェントで動作しない。
- [ADP-10301] 有効な URL フィルタリングで 2 つの保護計画を作成できる(本来できないはずである)。
- [ABR-286602] Acronis Cyber Backup 15 Standard 永続ライセンスが使用されている場合、[脆弱性評価]オプションが有効な保護計画が常に失敗する。
アプリケーションサポート
- [ABR-287672] Oracle ユーザーは既定で "/var/lib/Acronis/Oracle" パスにアクセスできない。このため、アプリケーション処理スクリプトが「アクセス拒否」エラーで失敗する。
ビルド24426で修正された問題 (2020年9月09日)
このセクションでは、Acronis Cyber Protect 15で修正された問題について、Acronis Cyber Backup 12.5 Update 5と比較して説明します。
インストールとアップグレード
- [ABR-245958] CentOS 5.9へのLinuxエージェントのインストールが、「パッケージdkmsが見つかりません」というエラーにより失敗する。
共通
- [ARC-207] Acronisクラウドへの大量のデータのバックアップにより、mmsプロセスによるRAMの消費が過剰になり、「メモリ不足」エラーで失敗する場合がある。
- [ABR-278284] ログインおよびログアウトイベントがアクティビティリストに記録されない。
- [ABR-275420] Linuxエージェント:「バックアップが開始されませんでした」というアラートが、誤ってトリガーされる場合がある。
- [ABR-274657] [計画] > [保護] セクションのグリッドの「部署」列に、すべてのプランの「組織」ではなく「Root」の値が表示される。
- [ABR-264194] ブータブルメディアで作成されたバックアップアーカイブの名前に、マシンの実際のホスト名ではなく、常に「localhost」が含められる。
- [ABR-260575] Macエージェント: 特定のパス(/ private / varなど)のファイルレベルのバックアップが常に警告をともなって完了する。これらのファイルへのアクセスは、 「フルディスクアクセス」のアクセス許可を使用しても、設計上不可能です。
- [ABR-260477] 保護計画設定でバックアップ形式を v11 から v12 に変更した後、クラウドストレージへのバックアップのレプリケーションがエラー「アーカイブが無効であるか、タイプがサポートされていません」で失敗する。
- [ABR-253870] [バックアップファイル名] オプションにより、新しく作成されたバックアップ計画を既存の暗号化されたアーカイブにマッピングできない(パスワードを提供するオプションがない)。
- [ABR-248575] バックアップのレプリケーション計画のスケジュールが無効化された後、その計画が自動的に開始される。
- [ABR-248395] バックアップ計画の「バックアップ対象」セクションで、バックアップのソースとしてネットワークフォルダを選択すると、「無効なitem_key:内部サーバーエラー。」というエラーが表示される場合がある。
- [ABR-249704] 夏時間(DST)を変更するときに、「将来の作成日のバックアップが検出されました」というエラーでスケジュールされたバックアップが失敗する場合がある。
- [ABR-249206] schedmgrツールからAMSAcepReporter.exeタスクを開始すると、「指定されたサービスはインストールされたサービスとして存在しません」というエラーが表示される。
- [ABR-239739] Linuxエージェント:一部の状況において、Linuxボリューム/パーティション全体が「マシン全体」のバックアップに含まれないことがある
- [ABR-239576] [既存のファイルが古い場合は上書きする] オプションが有効なときには、ファイルまたはフォルダの復元で既存のファイルをスキップしない。
- [ABR-238953] SFTPへのバックアップは、ネットワークを切断するとすぐに失敗し、再試行は行われない。
- [ABR-238339] 復元されたバックアップに非標準 EFI ブートエントリ(「Dell OEM パーティション」など)が含まれる場合、EFI ブートエントリが元の順序ではない順序で復元される。
- [ABR-237918] 同じマシン上で実行されている場合、登録解除された後に、バックアップエージェントをAMSに再度追加できない。
- [ABR-235902] 「--file=c:\[folder]\」または「--file=c:\[folder]」構文を使用して、[folder] パスが存在しないときに、acrocmd によるv11 形式のバックアップからのファイルまたはフォルダの復元が失敗する。
- [ABR-234633] AMSサービスが停止しているときにログインを試みると、バックアップコンソールにエラーメッセージが表示されない。
- [ABR-230924] Linuxエージェントまたはブータブルメディアによってネットワーク共有の参照を実行する際、パスワードにコンマ記号が含まれていると失敗する。
- [ABR-220325] Macエージェント:スケジューリングオプション [以下のWi-Fiネットワークに接続している場合は開始しない] が有効な場合に、この条件が満たされているかどうかに関係なく、バックアップがスケジュール通りに実行されない。
- [ABR-219758] アーカイブがv12(デフォルト)形式で作成され、アーカイブサイズが5TBを超える場合、バックアップの作成速度が遅くなる場合がある。
- [ABR-219330] Linuxエージェント:ボリュームが4Kセクタサイズのドライブにあると、マイナーなAGFL破損のあるXFSボリュームのバックアップが、セクタ単位モードで実行される。
- [ABR-218410] [ファイルレベルのバックアップスナップショット] オプションが有効な場合、ソースに選択されたネットワーク共有からのファイル/フォルダバックアップが、資格情報を使用せずに、このネットワーク共有にアクセスしようとする。この場合、失敗し、「アクセスが拒否されました」というエラーが表示される場合がある。
- [ABR-216182] 復元のターゲットロケーションが外部USB ドライブなどのリムーバブルドライブのときに、ディスク/ボリュームの復元が失敗する。
- [ABR-202625] Windowsエクスプローラーを使用して暗号化されたアーカイブを閲覧する場合、アーカイブのパスワードの入力が1度しか求められない。Windowsエクスプローラーでアーカイブを閉じて再度開いた場合は、パスワード入力を求められない。
- [ABR-202548] Linuxエージェント:Linuxマシンのディスク/ボリュームの差分バックアップが、特定の場合に完全バックアップと同じサイズになることがある。
- [ABR-199432] 「Acronis Managed Machine Service」(MMS)サービスを実行中のユーザーを変更した後、バックアップ計画がスケジュールに従って実行されない。
- [ABR-168401] 同じネットワーク共有を2つ以上の異なる「部署」の下にバックアップロケーションとして追加すると、該当のバックアップロケーションが以前に追加された「部署」から消える。
- [ABR-139316] v11 形式で作成され、Microsoft Windows 記憶域スペースパーティションを含むバックアップのベリファイが、「現在のパーティションがありません」というエラーで失敗する。
- [ABR-135320] バックアップソースの選択でホストをクリックすると、ブータブルメディアのインターフェースに、「このマシンを直接選択することはできません。」という誤った警告が表示される。
アプリケーションサポート
- [ABR-253768] 古い Exchange DB バックアップ計画を編集すると、エラー「バックアップファイル名に必要な変数 database name が含まれません」で失敗する場合がある。
- [ABR-234882] SQLインスタンスに含まれるデータベースが多い(100以上)場合に、単一のSQLデータベースのバックアップに時間がかかりすぎる。
- [ABR-234570] データベースのパスにスペースが挿入されている場合、SQLデータベースのバックアップが失敗する。
- [ABR-223486] Oracleエクスプローラーツールが、バックアップロケーションへの接続に失敗し、「接続が拒否されました」というエラーが発生する場合がある。
- [ABR-219577] Exchangeエージェント:VSS設定で「最大シャドウコピー記憶域スペース」の上限が設定されていると、Exchangeデータベースのバックアップ後、この上限が「無限(100%)」になる。
仮想環境
- [ABR-277063] Microsoft Failover Cluster(Windows Server 2012 R2/2016/2019)に含まれるCSV所有者のHyper-VホストにAcronis Windowsエージェントをインストールした後、CSVボリュームが「リダイレクトアクセス」モードになる。
- [ABR-260431] バックアップオプション [マルチボリュームスナップショット] が無効な場合、Hyper-V 仮想マシンのバックアップがエラー「解放されたリソースにアクセスできません」エラーで失敗する場合がある。Hyper-V 仮想マシンのバックアップで、このオプションを無効にできない。
- [ABR-260173] アプリケーション一貫性のある VSS スナップショットができないときなど、仮想マシンのゲスト OS 内の VSS エラーのため、Hyper-V 仮想マシンバックアップが自動的にクラッシュ一貫性のあるチェックポイントにフェールオーバーする場合、警告またはアラートが生成されない。
- [ABR-258334]「\\server\share」ではなく、「smb://server/share」でパスが解決されている場合、Hyper-V クラスターでの Hyper-V 仮想マシンから SMB3 共有への復元が失敗する。
- [ABR-248218] KVM ベースの Windows 仮想マシンを別の仮想マシンに復元(復元して再起動)した後、VirtIO ドライブが無効になる。ブータブルメディアによる復元はこの問題の影響を受けません。
- [ABR-233514] VMware/Hyper-Vエージェント:バックアップからの仮想マシンの実行時に「エラーコード: 7 ディスクが見つかりません」と出て失敗することがある。
- [ABR-228965] VMwareエージェント:VMに「注釈」で使用される特定のテキスト(「<」記号で始まる)があると、VMware ESXi VMがデバイスのリストに表示されない。
- [ABR-212285] LDMボリュームを含むWindowsマシンからWindowsエージェントによってバックアップがキャプチャされた場合、VMware/Hyper-Vエージェント(エージェントレス)によって実行されたこのバックアップからの復元(X2V)が、「ボリュームをコピーできませんでした」というエラーが出て失敗する場合がある。
- [ABR-206940] CSVボリュームにあるHyper-V 仮想マシンをバックアップすると、このCSVボリュームの別のHyper-Vノードへの移動がブロックされる場合がある
- [ABR-204800] VMwareエージェント(Windows)がWindows Server 2019で実行されていて、vSphere 6.7 U1環境を管理している場合、「Direct SAN Access」(LANフリー)モードが機能しない
- [ABR-197411] VMwareエージェント:ソースVMディスクがNFS-backedデータストアにあると、VMレプリケーションの後に仮想ディスクが「シンプロビジョニング」モードから「シックプロビジョニング」モードに変更される。
- [ABR-194557] Hyper-Vエージェント:共通の親を持たない、複数の兄弟チェックポイントを含むHyper-V VMチェックポイントのツリーがあると、Hyper-V VMバックアップが「Changed Block Tracking(CBT)が使用されていません。ディスクスナップショットに属していないディスクファイルがあります」という警告を生成する。
- [ABR-190721] VMwareエージェント:バックアップ後に、「マシンにスナップショットがあるため、仮想マシンはChanged Block Tracking(CBT)を使用せずにバックアップされます」という警告が、必要以上のケースで表示される。
テープ管理
- [ABR-277417] [完全バックアップの作成時にスタンドアロンテープドライブのテープを上書きする] オプションを有効にしたテープへのバックアップが失敗する場合がある。
既知の問題
このセクションでは、現在までに把握されている製品の問題および可能な場合はその回避策について説明します。
インストールとアップグレード
- [ABR-325252] Hyper-Vエージェントを管理サーバーにインストールして削除した後、[デバイス] > [追加] で再登録できない。
解決策: 登録を試みる前に、エージェント上のAcronisサービスを再起動します。
- [ABR-312731] テーププールの名前に記号が含まれている場合、Acronis Cyber Backup 12.5 Update 5 → Acronis Cyber Protect 15 → Acronis Cyber Protect 15 Update 1のような連鎖的なアップグレードシーケンスが、「Error 0x430023:名前に、記号`"&?*$<>;\/#{}'を使用することは禁止されています」というエラーによって失敗する。
- [ABR-218875] [ログと構成設定を削除] オプションを使用せずにAcronis Cyber Protect 15をアンインストールし、新しいユーザーの下にインストールすると、「Windowsエラー:(0x80070005)アクセスが拒否されました」というエラーが発生して、新しいバックアップ計画の作成が失敗する
解決策:[ログと構成設定を削除] オプションを使用せずにAcronis Cyber Protect 15をアンインストールして、初期インストールに使用したものと同じ既存のユーザーアカウントを指定してインストールを行ってください。
- [ABR-217534] HTTPプロキシを使用してバックアップエージェントをインストールする場合、DNSリダイレクトがプロキシサーバー内で設定されていたとしても、Acronis Cloudサーバーのホスト名(「baas-fes-us3.acronis.com」など)がエージェント側から適切に解決される必要がある。
- [ABR-144289] Acronis Cyber Protectバックアップアプライアンス(オールインワン)をOVFテンプレートからESXiホスト(バージョン5.1以降)に配置すると、間違ったゲストOSタイプのVM(「その他(32 ビット)」)が生成され、アプライアンスの誤動作が発生する。
解決策:vSphereクライアントを使用して、アプライアンスVMのゲストOSタイプを「その他の3.x以降のLinux(64 ビット)」に変更してください。
- [ABR-143693] このバージョンのvCenterはOVFテンプレートからの配置をサポートしていないため(OVA形式のみをサポート)、vSphere WebクライアントをvCenterバージョン6.5 U1ビルド5973321で使用すると、OVFテンプレートからのAcronis Cyber Protectバックアップアプライアンス(オールインワン)の配置は機能しない
解決策:マニュアルで説明されているようにAcronis Backupアプライアンス用の仮想マシンを手動で準備して、Acronis BackupアプライアンスのISOからブートしてインストールを続行します。
- [ABR-142841] Acronis Cyber Protectバックアップアプライアンス(オールインワン)のISOがEFIシステムで起動できない
解決策: BIOSシステムを使用します。
- [ABR-142560] ESXiバージョン6.5でvSphere Host Clientを使用すると、「必要なディスクイメージがありません」というエラーが発生して、OVFテンプレートからAcronis Cyber Protectバックアップアプライアンス(オールインワン)を配置できない
解決策:vSphere Host Clientの代わりにvSphere Web Clientを使用してOVFの配置を実行するか、文書で説明されているようにAcronis Cyber Protectバックアップアプライアンス(オールインワン)用の仮想マシンを手動で準備し、Acronis Cyber Protectバックアップアプライアンス(オールインワン)のISOからブートしてインストールを続行します。
- [ABR-131165] バックアップコンソールで複数の仮想アプライアンスを同時にアップグレードできない。
解決策: 仮想アプライアンスを1台ずつアップデートします。
- [ABR-130409] Acronis Backupエージェントをインストールした後、Acronis Backup管理サーバーのホスト名がエージェントのインストールされているマシンからIPに解決されないと、マシンが [デバイス] タブに表示されない場合がある。次のエラーメッセージがインストールログに表示される。「[HOSTNAME] ホストが解決できませんでした。ホストが見つかりません」
解決策:エージェントをマシンに配置する場合、新しいGUIオプションを使用して、エージェントが使用する管理サーバーの登録アドレス(ホスト名またはIP)を定義します。または、エージェントのあるマシンから管理サーバーにホスト名でアクセスできるようにします。
- [ABR-130294] vSphere 6.5暗号化を利用して暗号化されたVMwareエージェント(仮想アプライアンス)のアップデートまたはアップグレードができない。表示されるエラー:「暗号化された仮想ディスクデバイスには暗号化された仮想マシンが必要です」
解決策:アップデートまたはアップグレード前に暗号化を解除します。
- [ABR-118182] Microsoft.VC90.CRTランタイムパッケージのインストールにより、インストールが96%完了した時点で最大10~20分間ハングアップする場合がある。主な現象として、Windowsモジュールインストーラー(TiWorker.exe)プロセスが絶え間なくCPUリソースを消費する。
共通
- [PLTFRM-18969] Hyper-V エージェントとローカルエージェントがインストールされている場合に、ワークステーションオペレーティングシステムのマシンで Microsoft SQL を保護できない。
- [ABR-279757] Windows Server 2008(32ビット)にインストールされたWindowsエージェントへの保護計画の適用が常に失敗する。
- [ABR-255521] Microsoft Office 365 リソースの合計実行数と成功実行数がゼロになる。
- [ABR-228827] データリカバリ(Web Restore)コンソールを介して一部のバックアップが削除された場合、サービスコンソールが更新されるまで、バックアップロケーションを参照している間、その変更がサービスコンソールに反映されない。
- [ABR-207057] MAC向けAcronisブータブルメディアでブルガリア語が使用できない。
- [ABR-196710] バックアップロケーションとして同じ名前の異なるネットワーク共有が登録されている場合(共有ローテーションシナリオ)、ネットワーク共有使用のバックアップロケーションが複製される。
- [ABR-189620] 「アクティビティサマリー」ウィジェットが、定義された日付「範囲」スコープ外のアクティビティを表示する(超過アクティビティが表示される可能性がある)。
- [ABR-184900] 重複除外が有効になっているネットワーク共有に保存されたバックアップに関して、ローカルバックアップの利用状況が報告されない。
- [ABR-183764] ネットワークロケーションを削除および再追加した後、すべての仮想マシンバックアップに関して、ローカルバックアップの利用状況がアップデートされない。
- [ABR-182313] ローカル接続のストレージ(LAS)を新しいVMwareエージェント(仮想アプライアンス)へ再接続した後にローカルバックアップ使用サイズが複製される。
- [ABR-178648] 前のアップデートが中断されると、インストーラが古いライブラリの削除/アップデートを行なわない。
- [ABR-154655] 保護計画が警告を伴って完了しても、「バックアップ正常終了」状態となる可能性がある。それでもアラートおよびアクティビティは計画の状態を正しく表示する。
- [ABR-133689] 特定のカーネルバグのため3.10.0-514.21.2.el7.x86_64カーネルのバージョンのCentOS 7の最新バージョンではAcronis MMSの起動が失敗する: https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=1463241。
- [ABR-128209] 読み込み/書き込みレベルのバックアップからマウントされたボリュームをマウント解除した後、マウントされたボリュームが変更されていないのに新しい復元ポイントが追加される。根本的な原因は、Windowsが新しく表示されたボリュームを自動的に検出し、メタデータの変更をボリュームに適用することです。これにより、アンマウント中に、Acronis Backup 12.5がこれらの変更を新しい復元ポイントに保存します。
- [ABR-127363] バックアップ先がAcronis Cloud Storageの場合、[バックアップの合計サイズ別] クリーンアップルールがバックアップコンソールで利用できない。
- [ABR-121236] [計画] タブから複数の計画をエクスポートできない。
解決策:計画は1件ずつエクスポートしてください。
- [ABR-113452] 既存の保護計画を取り消さずにマシンを異なるアカウントで再登録すると、その計画が予想外に実行を続ける可能性がある。
- [ABR-111624] OS X 10.8~10.10でブータブルメディアを作成すると、Acronisのコンポーネントが起動しない。表示されるエラー:「コードシグネチャが無効です。」
- [ABR-106790] サービスコンソールがモバイルデバイスで正しく表示されない。
- [ABR-68302] バックアップのレプリケーションの進行状況が、対象のタスクを実行しているマシンの [デバイス] タブにある [ステータス] 列に適切に表示されない。
バックアップと復元
- [ABR-190404] バックアップが複数の個別のファイルに分かれていると(マルチボリューム)、「LSR」ツールで作成した大規模復元バックアップからの復元ができない。
- [ABR-183082] 幾つかのXFSファイルシステムボリュームを有するLinuxマシンの復元が完了し、「ブートローダー構成を処理できませんでした」という警告が出る。警告にもかかわらず、マシンは起動できる。
- [ABR-158677] ブータブルメディアを使用したVMware Workstation 仮想マシンへのイメージの復元後、「Intel(R) 82574L ギガビットネットワーク接続」NICがWindows 10に正しく認識されない。
- [ABR-141823] HFS+からAPFSへの変換で、Mac OS Xから10.13 High Sierraを更新した後に、保護計画でバックアップ項目が正しくない(一部のバックアップ項目が見つかりません)。
- [ABR-137886] Apple RAID構成のMacのバックアップが失敗し、「『固定ボリューム』テンプレートの処理中にボリュームが見つかりませんでした」エラーが表示される。Apple RAIDはサポート対象外。
- [ABR-134234] 別のフォルダのジャンクションであるフォルダについては、元のデータ(このジャンクションフォルダにリンクされた)の内容に加えられた変更がバックアップされない。この問題は、バックアップ形式v12を使用している場合に限っては再現されない。
- [ABR-131204] Mac OS Xが実行されているマシンのUSBフラッシュドライブに、バージョン12のバックアップ形式を使用してバックアップすると、バックアップ操作ができない場合がある。表示されるエラー:「列挙子が空のアーカイブを返しました」
解決策:[バックアップオプション] > [バックアップ形式] を[バージョン11] に設定して、バックアップ計画を再作成します。
- [ABR-129997] macOSを実行しているマシンのバックアップをローカル接続されたFAT32またはExFAT形式のディスクに作成すると、バックアップが失敗する場合がある。表示されるエラー:「オペレーティングシステムエラー:リソースは一時的に使用できません。」
解決策:HFS+でディスクをフォーマットし、バックアップを再開します。
- [ABR-129075] サービスコンソールを介したファイルレベルの復元中にバックアップ内のフォルダを参照すると、フォルダに多くの要素が含まれている場合、種類で並べ替えた後のリストに一部の子フォルダが表示されないことがある。フォルダのすべての項目を表示するには、親フォルダのコンテンツ全体を読み込んだ後にソートを実行するために、下にスクロールする必要がある。
- [ABR-115270] ファイルレベルのバックアップの「[全プロファイルフォルダ]」テンプレートがカスタムプロファイルパスをサポートしていない。
- [ABR-87244] ネイティブ重複除外が有効化されたNTFSボリュームにおけるディスク/ボリュームのバックアップからのファイルレベルの復元が機能しない。
Acronis Storage Node、Acronis Storage、データカタログ
重要:インストールについて:Windowsエージェントは、常にAcronis Storage Nodeとともにインストールされます。このエージェントはロケーションの内容を参照するために必要です。
- [DF-1502] Acronis Storage NodeとAcronisカタログサービスが異なるマシンにインストールされている場合、カタログの参照中にまれにマシンのエントリが重複して表示されることがある
- [DF-132] バックアップロケーション名が変更された後、カタログからのアイテムのリカバリ/ダウンロードが「不明なロケーション: [名前]」エラーによって失敗する。
- [ABR-144981] バックアップ形式バージョン11からAcronis Cyber Infrastructure(Acronis Backup Gateway)のロケーションへの直接バックアップまたはバックアップのレプリケーションが機能しない。
- [ABR-143735] Acronis BackupブータブルメディアのGUIから、Acronis Cyber Infrastructure上のバックアップロケーションにアクセスできない
解決策: ブータブルメディアを管理サーバーに登録し、参照するエージェントとしてブータブルメディアを選択して、[バックアップ] タブでバックアップを参照します
- [ABR-128626] テープデバイスに作成された管理対象ロケーションのデータカタログを有効にできない。
仮想環境
- [ABR-327505] Scale Computing HC3でVMへの変換を実行するときに、Changed Block Trackingが適切に使用されないため、変換処理に時間がかかっていた。
- [ABR-320237] VMware ESXiからScale Computing HC3上のVMにキャプチャしたバックアップを復元した後、セキュアブートを有効にしたDebian 10 EFI VMが起動できない。
解決策:復元後のEFIブートマネージャーの設定でセキュアブートを無効にする。
- [ABR-320149] IDEドライブとSCSIドライブが混在しているマシンのバックアップをScale Computing VMに復元する場合、1つのディスクを失った状態でVMが作成される(非システムSCSIディスクは復元されない)。
- [ABR-307522] 「FreeESXi」アイテムに対する仮想ホストライセンスの割り当てが、「すべてのリソースが解決できません」というエラーによって失敗する。
解決策:https://kb.acronis.com/content/67155に記載されている、ライセンス割り当て方法を使用する。
- [ABR-272002] Scale Computing HC3ネイティブのVMレプリケーション機能を使用して作成されたVMレプリカのバックアップが常に失敗する。
- [ABR-280084] ターゲットVMストレージがCSVにある場合、バックアップのHyper-V VMへの2番目の増分変換が「ディスクからのデータの読み取りに失敗しました」というエラーで失敗する。
- [ABR-279222] ESXiホストでVMとして実行することによるバックアップのベリファイが、「このファイルへのアクセス権がありません」というエラーで失敗する。
- [ABR-242166] WMIが応答しないために高負荷のホストでバックアップが実行されると、Hyper-V 仮想マシンのアプリケーション認識型バックアップが、「WMI『ExecQuery』がクエリを実行できませんでした」または「WMIを介して新しいプロセスを作成できませんでした」というエラーを表示し、WMIクエリの実行に失敗する場合がある。
- [ABR-234935] Hyper-Vクラスターで実行される仮想マシンのバックアップの後、アクティビティサマリーの中のアクティビティが複製される。
- [ABR-234935] 電子メール通知の数が、1つのVMバックアップアクティビティのHyper-Vクラスターノード数と一致する。
- [ABR-214144] VMwareエージェント(仮想アプライアンス)に接続されたLocally Attached Storage(LAS)は、[VMへの変換] 機能により生成されたVMファイル(.vhdx/.vmdk)のターゲットとして使用できないはずだが、使用できる。
- [ABR-206940] CSVボリュームに位置するHyper-V 仮想マシンのバックアップは、このCSVボリュームが別のHyper-Vノードへ移動するのをブロックする場合がある。
- [ABR-206645] PMEMディスクが接続されているHyper-V VMのバックアップが、「パラメーターの要求中にエラーが発生しました」というエラーによって失敗する。
- [ABR-204800] VMwareエージェント(Windows)がWindows Server 2019で実行されていて、vSphere 6.7 U1環境を管理している場合、「Direct SAN Access」(LANフリー)モードが機能しない
- [ABR-192213] 空の「vc.uuid」(インスタンスUUID)vSphereプロパティを有するVMware 仮想マシンがサービスコンソールにリストされない。
- [ABR-189882] 仮想ディスクの.VHDファイル名にアンパサンド記号がある場合、Hyper-V VMのバックアップが「ディスク情報を取得できませんでした。」というエラーによって失敗する。
解決策: VM構成から関連付けられている仮想ディスクを削除し、名前を変更した後で再度追加して、.VHDファイル名を修正します。
- [ABR-173002] バックアップが、マウントされた仮想マシンディスクで選択されたパスと同じボリュームにある場合、Hyper-V ホストでのバックアップからの仮想マシンの実行が失敗する。解決策:マウントされたVMディスクパスに別のボリュームを選択します。マウントされた VM 内で生成された変更でのみ領域が使用され、仮想ディスクの全体サイズを占有しません。
- [ABR-169367] SANハードウェアスナップショットを使用したESXi VMテンプレートのバックアップが、「ストレージのディスク領域を取得できませんでした。仮想コンピュータディスクのスナップショットがありません」」というエラーで失敗する。
解決策:バックアップオプションの「SANハードウェアスナップショット」オプションを無効にする
- [ABR-144733 + ABR-235983] 「[ディスク番号]」以外の「ポリシールール」(たとえば「/ dev / sda1」など)が、Linux VMのエージェントレスバックアップで機能しない。
解決策:マシン全体のバックアップを実行するか、[ディスク番号] ポリシールールを使用します。
- [ABR-137883] [セキュアブート] オプションを有効にしたGen2 Hyper-V VMを元のロケーションに復元すると、警告が表示されて終了する:「復元された仮想コンピュータでは、セキュアブートが無効です」。必要に応じて手動で有効にします。」。VMが正常にブートするよう、復元中は意図的に [セキュアブート] が無効にされます。
解決策: 警告で説明されている推奨事項に従います。
- [ABR-137564] Hyper-Vエージェントで新しいHyper-V 仮想マシンに対してクロスプラットフォーム復元(Hyper-Vエージェントによらずにバックアップが作成された際)を行なうと、常に仮想マシンのGen 1バージョンが作成される。
- [ABR-133681] バックアップがVMwareエージェント(Windows)によって実行され、かつエージェントが英語以外のWindowsでインストールされており、さらに名前がローカライズされているシステムアカウントで Acronis Managed Machine Serviceが実行されている場合、ESXi仮想マシンのバックアップが失敗する。表示されるエラー:「このファイルへのアクセス権限がありません。」
解決策:VMwareエージェント(Windows)をアンインストールし、再インストールしてください。Acronisサービスのユーザーを一部の既存のユーザーに設定するか、デフォルトユーザーの代わりに新しいユーザーを作成するオプションを使用します。
- [ABR-126058] ESXiホストのデバイスをグループに追加できない([グループに追加]コマンドを使用できない)。
- [ABR-125426] 仮想マシンの復元、ベリファイ計画実行、レプリケーション計画実行など、実行中のアクティビティをキャンセルすると失敗する場合がある。表示されるエラー:「ID'[ID]'のアクティビティが見つかりません」
- [ABR-121704; ABR-90170] 2台以上の仮想マシンを単一のバックアップ計画でバックアップし、そのバックアップをVMwareエージェント(Windows)で実行すると、[デバイス] タブにある [ステータス] 列のバックアップ率に100%を超える無効な数値が表示される。
- [ABR-120840] ESXiホスト設定のバックアップで、バックアップ計画で選択されたGFSとカスタムのバックアップスキームが無視される。結果として、増分と差分のバックアップの代わりに完全バックアップが作成される。
- [ABR-118715] vCenterに登録されたESXiホスト名がAcronis Backupエージェント(仮想アプライアンスまたはWindowsのエージェント)によってIPアドレスで解決できないと、vCenterホスト名が適切に解決できても、VMware vSphere仮想マシンのバックアップが失敗する。表示されるエラー:「このファイルへのアクセス権限がありません。」
解決策:DNSを設定するか、/etc/hostsファイルを修正することにより、Acronis Backupエージェントのネットワーク設定を構成して名前解決が適切に実行できるようにします。ESXiホストの解決を確認するには、バックアップエージェントのあるマシンで、「ping <ESXi ホスト名>」コマンドを実行します。
- [ABR-104081] 「エラー処理」オプションが有効になっている場合でも、不安定なネットワーク環境でVMレプリケーション計画の実行が失敗する場合がある。
- [ABR-100551] Microsoftの制限のため、Hyper-V 2019で実行中のLinux 仮想マシンのバックアップがクラッシュコンシステントスナップショットへ常にフェールオーバーする(Linux 仮想マシンに製品チェックポイントを作成できない)。
- [ABR-96496] Acronis Backup VMwareエージェント(Windows)がWindows Server 2012にインストールされている場合、ポートの競合によりWindows NFSサーバー機能が無効になる。
解決策:VMwareエージェント(仮想アプライアンス)をターゲットESXホストにデプロイするか、VMwareエージェント(Windows)をNFSサーバー機能が無効になっている別のマシンにインストールします。
- [ABR-85645] Active Directoryでの仮想マシンのバックアップが、「MFTビットマップが破損しています」という警告で終了する場合がある。
テープ管理
- [ABR-129546] テープデータベースが失われ、再スキャン操作が実行されると、[デバイス] リストの [復元] タブにある保護されたマシンについて、テープベースのロケーションの復元ポイントが表示されない。
解決策:バックアップコンソールのインターフェースの [バックアップ] タブからバックアップを参照します。
- [ABR-123328] ユーザーが最初に[GFS]バックアップスキームを選択してからバックアップ先のテープを選択すると、バックアップ計画作成中に [バックアップの種類ごとに個別のテープセットを使用する] バックアップオプションがデフォルトで有効にならない。
解決策:[バックアップオプション]でこのオプションを有効にします。
アプリケーションサポート
- [ABR-162925] データベースがマウントポイントに位置していると(データベースパスが別の場所へリダイレクトされる)、アプリケーションアイテム(データベースおよび/またはメールボックス)をアプリケーション アウェア型のマシン全体のバックアップから復元できない。
- [ABR-122309、ABR-127970] アプリケーション項目に関する情報がデータカタログにない。
- [ABR-120853] ターゲットのMicrosoft Exchangeのバージョンが2010以降の場合、Microsoft Exchange 2007メールボックスを復元できない。表示されるエラー:「ターゲットURIの種類が無効です」
- [ABR-74984] アプリケーションレベルの保護計画だけが適用されたマシンでは「次回のバックアップ」時刻が表示されない。