リリース日:2021年3月26日
ビルド:16428

目次

概要

Acronis Cyber Backup 12.5は、オンプレミス、リモートシステム、プライベートクラウド、パブリッククラウド、モバイルデバイスなど、ロケーションや規模にかかわらず、20を超えるプラットフォームを保護するセキュアなバックアップソリューションです。バックアップを異なるハードウェアに互換性の問題なく復元でき、仮想マシンにバックアップを直接復元することで業務の継続を確実なものにします。Acronis Cyber Backupは柔軟なストレージオプションを提供します。NAS、SAN、テープ、ディスク、Acronis Cloud、任意のプライベートクラウドまたはAzure、AWS、Google Cloudなどのパブリッククラウド。独自のAIおよびMLベースのテクノロジーが、サイバー攻撃からプロアクティブに防御し、不審な振る舞いを遮断して影響を受けたファイルを自動的に復旧します。25言語に対応した直感的なWebベースの管理コンソールがバックアップ管理タスク全体を監視します。

Acronis Cyber Backup 12.5では、次の2種類のエディションをご利用いただけます。Acronis Cyber Backup 12.5 StandardおよびAcronis Cyber Backup 12.5 Advancedです。

Update 6の新機能

VMware vSphere 7.0のサポート

  • VMware vSphere 7.0上で稼働する仮想マシンのエージェントレスバックアップと復元が完全にサポートされます。
  • VMwarevSAN7.0が完全にサポートされます。
  • Acronis Cyber Backup 12.5 Update 6リリースにおける制限事項:
    • 「ESXi設定」のバックアップはサポートされていません。
    • (vSphere 6.7 と同様)復元された仮想マシンでは、仮想環境ベースのセキュリティ(VBS)オプションは常に無効になります。
    • (vSphere 6.7 と同様)復元された仮想マシンには、Trusted Platform Module(TPM)が存在しません。
    • (vSphere 6.7と同様)PMEMデータストアを使用したVMware vSphere構成はサポートされていません。

Update 6で修正された問題(ビルド: 16428)

このセクションでは、Update 6で修正された問題について説明します。

ビルド16428で修正された問題(2021年3月26日)

共通

  • [PLTFRM-26834] セキュリティ: 既知のセキュリティ問題を修正するために、jQueryバージョン1.10.1をバージョン3.5.0に更新する必要がある。
  • [PLTFRM-19584] セキュリティ: デバッグログが有効になっている「AccountServer」コンポーネントでパスワードが漏洩する可能性がある。
  • [ARC-295] Windows Server 2019のアーカイブに保持ルールを適用すると、まれにService_process.exeがクラッシュする場合がある。
  • [ABR-310754] VMwareエージェント(仮想アプライアンス)、ブータブルメディア:カーネルパラメータでNFSブラウジングが有効になっているため、NFSプロトコルとSMBプロトコルの両方でアクセス可能なネットワーク共有のバックアップロケーションにアクセスすると、Service_process.exeがクラッシュする場合がある。
  • [ABR-306339] スケジュールされた「バックアップのレプリケーション」計画のスケジュールを無効に変更して、再度有効にした場合、機能しない。

役割と部署の管理

  • [PLTFRM-15297] ドメインユーザーが「ドメイン\\ユーザー名」形式で指定されていない場合、ユニット/組織管理者リストへのユーザーの追加が失敗する。

テープ管理

  • [ABR-305775] テープに保存されているパスワードで保護されたアーカイブからの復元が機能しない場合がある。

Update 5の新機能

インストール

  • (Windowsのみ)32ビットおよび64ビットのインストールファイル(3GBを上回るサイズ)を含むインストールパッケージが利用可能です。
  • エージェントがすでにインストールされているマシン上の.mstファイルを生成できるようになりました。

新しいオペレーティングシステムのサポート

  • macOS 10.15 Catalinaのサポート
  • Ubuntu 19.04、19.10、および20.04のサポート
  • CentOS 8.1のサポート
  • Oracle Linux 8.1のサポート
  • CloudLinux 7.7のサポート
  • ClearOS 7.6のサポート

Update 5で修正された問題(ビルド: 16180~16386)

このセクションでは、Update 5で修正された問題について説明します。

ビルド16386で修正された問題(2020年12月4日)

共通

  • [KERNEL-7378] Windows Server 2016のAcronis snapman.sysドライバーが原因のBSOD。
  • [KERNEL-6879] Windows Server 2012のAcronis snapman.sysドライバーが原因のBSOD。
  • [ABR-299482] CentOS 5.9でシステムの再起動が必要な復元操作が失敗する。
  • [ABR-299449] Linuxベースのブータブルメディア環境から実行されたAcronisシステムレポートを外部USBドライブまたはSMB共有に保存しようとすると、失敗する場合がある。
  • [ABR-294663] Linuxエージェント:「BackupAndRecoveryAgent」のクラッシュ: 「mms が SIGILL によって強制終了されました」というエラーがまれに発生する。
  • [ABR-293548] システムに初期化されていないディスクが複数存在する場合、ブータブルメディア環境のディスク管理UIが文字化けして表示されることがある。
  • [ABR-293400] バックアップ名(「--arc」パラメータ)に「.tib」という文字列が含まれている場合、acrocmdを介して作成されたバックアップをバリデート/復元しようとすると、「アーカイブが見つかりません」というエラーが表示される。
  • [ABR-284559] 計画に異なるソースパスが含まれている場合、ファイル/フォルダのバックアップ計画の詳細(計画ビュー)に間違ったデバイスの数が表示される。
  • [ABR-278118] ターゲットディスクが2TBを大幅に上回る場合、システムMBRディスクのディスクレベルの復元をブータブルメディアのUIで構成できず、「ターゲットディスクに十分な空き領域がありません」というエラーが表示される。
  • [ABR-276011] mrvl/pcie8897_uapsta.binファームウェアが欠落しているため、Microsoft SurfaceデバイスにインストールされているWi-Fiアダプターがブータブルメディア環境で検出されない。
  • [ABR-257484] SMBネットワーク共有にアクセスすると、LinuxベースのブータブルメディアまたはVMwareエージェント(仮想アプライアンス)がまれにクラッシュする場合がある。
  • [ABR-253564] Linuxベースのブータブルメディアで、8086:2822 8086:2822 PCI ID(megasr)のストレージコントローラー上のディスクが検出されない。
  • [ABR-251280] バックアップから、GPTディスク/ボリュームを同じサイズの未割り当てディスク/ボリュームに手動でマッピングしようとすると、ディスク/ボリュームレベルの復元を構成している場合、まれにブータブルメディアまたはウェブコンソールUIに「ディスクのコピーに失敗しました」というエラーが表示される場合がある。
  • [ABR-245880] 4kセクターサイズのディスクを搭載したLinuxまたはMacデバイスで、Acronis MMSサービスがクラッシュする場合がある。
  • [ABR-225417] ブータブルメディア:「リカバリ先」 > 「リカバリ先:」セクションで、物理マシンではなく「新しい仮想マシン」がデフォルトで選択されている。

セキュリティ

  • [SEC-2302] 非特権ユーザーにより実行されているサービスから、Acronisの「file_protector」ドライバー制御デバイスの内部APIにアクセスできる。
  • [SEC-2257] Acronis systeminfo.exeユーティリティを使用したDLL Search-Order Hijackingを介して、ローカル権限のエスカレーションが可能だった。これを報告してくれたHackerOneの研究者、@mmgに感謝します。
  • [SEC-2255] 信頼済みでないディレクトリからAcronis Cyber Backup 12.5インストーラを実行する場合に、DLL Hijackingを介したローカル権限のエスカレーションが可能だった。これを報告してくれたHackerOneの研究者、@dhiraj-mishraに感謝します。

テープ管理

  • [ABR-269207] 必要なカセットが求められず、「テープメディア 'Tape 001' の操作を完了する必要があります」というエラーが表示され、バックアップのベリファイが失敗する。

役割と部署の管理

  • [PLTFRM-24998] 以前に [設定] > [管理者] 以下の「Administrators」グループが削除されている場合、Acronis Service Managerを再起動すると、このグループが意図に反して再作成される。

ビルド16363で修正された問題(2020年10月1日)

共通

  • [ABR-283776] 概要 > アクティビティからログをダウンロードすると、一部のタイプのアクティビティで空の .zip アーカイブが作成される。

セキュリティ

  • [ABR-253647] Linux エージェント: /usr/lib/Acronis/BackupAndRecovery/Common/check-pswd スクリプトのセキュリティ脆弱性の問題。
  • [SEC-2181] DLLインジェクションの脆弱性が原因で、ローカル権限のエスカレーションが可能だった。この問題にはCVE-2020-10138、CVSSスコア8.1(高)が割り当てられました。これを報告してくれたHackerOneの研究者、@adr、@mmg、@vanitas、@xnandに感謝いたします。

ビルド16343で修正された問題 (2020年9月7日)

インストールとアップグレード

  • [ABR-287680] Acronis管理サーバーへのアクセスを試みたときに、「マシンに接続できませんでした。HTTPステータスコード: 500」というエラーが発生し、ビルド16342のエージェントのインストールに失敗する場合がある。

ビルド16342で修正された問題(2020年8月28日)

共通

  • [ABR-202103] 攻撃者がローカルネットワークでAcronis管理サーバーを介してHTTPリクエストを送信できるセキュリティの脆弱性。この脆弱性は、RCE SecurityのJulien Ahrens氏によって発見されました。

ビルド16327(2020年7月3日)で修正された問題

共通

  • [PLTFRM-22216] SHAおよびCBCのCipher suiteの期限切れ。TLS1.0/TLS1.1は引き続き有効です。
  • [PLTFRM-22311] デバッグのログを有効にすると、ユーザー名とパスワードが危険にさらされる場合がある。
  • [ABR-277278] バックアップウィザードの [ディスクとボリュームを指定] でボリュームを選択すると、ダイナミックボリュームが下部にリスト表示される。

ビルド16318で修正された問題 (2020年6月12日)

インストールとアップグレード

  • [ABR-251685] Linuxエージェント: --force-weak-snapapiのスイッチを付けてCentOS 7.7および8.0のインストールを実行すると失敗する。
  • [ABR-258502] Acronis Storage Node:Acronis Storage Nodeがドメインコントローラー上にインストールされている場合、12.5 Update 4からのアップデートに失敗する。エラー:「ドメインコントローラーでの新しいユーザーアカウントの作成は禁止されています。」

共通

  • [ABR-238031] バックアップ計画を作成する際に、[バックアップ対象] セクションに大量のディスク/ボリュームがあるマシンのディスク/ボリュームが、バックアップコンソールに表示されない。

Active Protection

  • [AAP-3880] ams.exe、service_process.exe、およびmms.exeが、Active Protectionにより不審なプロセスとして誤検出される場合がある。

ビルド16180で修正された問題(2020年5月22日)

インストールとアップグレード

  • [ABR-260896] インストーラーを実行するシステムにAcronis Cyber Backupがすでにインストールされている場合、「無人インストール用の.msiおよび.mstファイルを作成」が選択できない。
  • [ABR-258502] AMSサービスユーザーアカウント用のパスワードが実際には存在しているにもかかわらず、「AMSサービスユーザーアカウント用のパスワードがありません」というエラーが発生して、12.5 Update 2からのアップグレードが失敗する場合がある。
  • [ABR-236373] 「AMSサービスユーザーアカウント用のパスワードがありません」というエラーが発生して、以前のビルド(v12.0)からのアップグレードが失敗する場合がある。
  • [ABR-231185] 12.5 Update 3または以前のビルドからのアップデート後、Acronis管理サーバーと同じマシン上のバックアップエージェントが1754年以来オフライン状態であると表示される。
  • [ABR-227879] Windows Server 2012/2016コア上のAcronis管理サーバーにAcronis Service Managerサービスをインストールすると、場合によって起動に失敗する。
  • [ABR-223141] Acronis Cyber Backup 12.5 Update 4へのアップデート後、以前に削除したバックアップロケーションがウェブコンソール(バックアップ > ロケーション)に再表示される場合がある。
  • [PLTFRM-19649] SLES 11 SP4にAcronis Cyber Backup 12.5をインストールすると、Acronis License Serverで断続的な再起動が発生する。

共通

  • [ABR-254904] acrocmdがシステムユーザーによって開始されたため、「クライアントセッションが利用できません」というエラーが発生して、acrocmd経由のバックアップが失敗する。
  • [AAP-3136] VMware ESXi仮想マシンの内部にインストールされたWindowsエージェントが管理するデバイスに、Active Protection計画を適用でない。表示されるエラー:「リクエストのグループIDは空である必要があります。」。
  • [AAP-2836] 自己防御機能オプションを有効にしている場合に、Acronis Active Protectionにより「C:\Program Files\Acronis\MonitoringServer\headless_shell.exe」プロセスが、誤って不審なプロセスとして検出される。
  • [ARC-53] バックアップのソースとして選択されたクロスリンク/重複フォルダが存在する場合に、「サービスプロセスのクラッシュによりアクティビティが失敗しました」というエラー、または類似したエラー(service_process.exeのクラッシュ)が発生して、ファイル/フォルダのバックアップに失敗する。例:同一のバックアップ計画のソースとして「C:\Documents and Settings\」(英語)と「C:\Dokumente und Einstellungen\」(ドイツ語)の両方が選択されている。
  • [KERNEL-7855] 特定の条件下におけるディスク/ボリュームまたはHyper-V VMのバックアップ中にsnapman.sysがクラッシュし、Windowsブルースクリーンによるフリーズが発生する場合がある。
  • [KERNEL-7766] WindowsマシンまたはMicrosoft SQLデータベースのバックアップが何度か正常に実行されたあと、「システムに接続されたデバイスが機能していません」というエラーが発生して失敗する場合がある。
  • [KERNEL-7758] 再起動後、VSSを有効化したWindowsマシンのバックアップが、「デバイスの準備ができていません」というエラーが発生して失敗する場合がある。
  • [ABR-260590] Acronis管理サーバーがインストールされているマシンでドメイン名とDNSサフィックスの値が合致しない場合に、[設定] > [管理者] から組織管理者を追加すると、ドメイン名ではなくDNSサフィックスが表示される。
  • [ABR-243095] クラスターサイズが2MBのNTFSボリュームが正しく認識されない。
  • [ABR-238478] ディスク/ボリュームのバックアップ計画の構成中に他のマシンを追加すると、バックアップ計画の「バックアップする項目」セクションの選択がリセットされる。
  • [ABR-216936] バックアップ形式v12を使用した特定のNASデバイスモデルへのバックアップが、「ファイルへのアクセスが拒否されました」というエラーが発生して失敗する。
  • [ABR-217457] マシンがドメイン内に存在しており、ローカルユーザーにより「Acronis Managed Machine Service」(MMS)サービスが開始されると、mms.logに対し1分間隔で「指定されたドメインが存在しないか、接続できませんでした」というエラーメッセージが大量に書き込まれる(アップデート/アップグレードのシナリオで発生する場合がある)。
  • [ABR-213496] Linuxカーネル5.0でsnapapiモジュールのインストールが失敗する
  • [ABR-148549] バックアップエージェント側からAcronis Storage Nodeにアクセスできない場合に、「バックアップが失敗しました、SocketError」という不明瞭なエラーが発生して、Acronis Storage Nodeが管理するロケーションへのバックアップが失敗する。

アプリケーションサポート

  • [ABR-229797] Microsoft ExchangeクラスターのDAGデータベースのバックアップが、「別のプロセスがファイルの一部をロックしているため、プロセスがファイルにアクセスできません」というエラーが発生して失敗する場合がある。
  • [ABR-218451] アプリケーションサーバーで、TLS1.2が強制されている場合(SSL1.0/SSL3.0/TLS1.0/TLS1.1は無効)、Microsoft SQL Serverデータベースのインスタンスがバックアップできない。

仮想環境

  • [ABR-231376] VMware ESXiにおける新しい仮想マシンへの復元が、「デバイス0の構成が無効です」というエラーメッセージが表示されて失敗する場合がある。

テープ管理

  • [ABR-230384] テープ上の物理マシンの暗号化済みバックアップを、ファイル/フォルダのブラウズから開けない。「パスワードが必要です」というエラーが発生してブラウズが失敗するが、パスワードを指定するフィールドが表示されない。

Update 4の新機能

Backup

  • 強化されたバックアップオプションであるパフォーマンスとバックアップウィンドウ(以前の パフォーマンス)は、一週間における毎時のバックアップ作成速度(高、低、禁止)について3レベルのうちの1つの設定を有効にします。プロセスの優先度と出力速度に関して高および低レベルが設定できます。
  • クラウドバックアップのための物理データ配送バックアップオプション

復元

復元の再起動失敗時における、ローカルディスクまたはネットワーク共有へのシステム情報の保存機能

拡張性

管理サーバーに登録できる物理マシンの最大数が4000から8000に増加

セキュリティ

  • デバイス登録時に管理サーバーの管理者のユーザー名とパスワードを常に要求するanonymous登録無効化機能
  • デバイス登録中の通信はすべてHTTPSを介して行われ、無効化不可。WindowsとLinuxでの無人インストール中に証明書のベリファイを実施可能
  • ユーザー名とパスワードの代わりにトークンを使用したデバイスの大規模登録
  • セキュアブートを有効にした状態のUEFIシステムでLinuxエージェントをインストールする機能。

    インストール中にAcronisキーが生成され、このキーがsnapapiモジュールに署名するために使用され、マシン所有者キー(MOK)として登録されます。インストールが完了したら、ユーザーはシステムを再起動して、プログラムの設定で提供されるパスワードを使用してキーを登録する必要があります。

アプリケーション

  • Microsoft Exchange Server 2019のサポート
  • SQLおよびExchangeデータベースバックアップ時のCBT(ブロックレベルでのファイル変更トラッキング)無効化

Active Protection

新しい保護オプション:

  • 暗号通貨採掘マルウェアの検出
  • 自己防御がオンの場合に、特定の処理によるバックアップファイルの変更を許可する機能
  • ローカルドライブとしてマッピングされているネットワークフォルダの保護

仮想環境

  • 次の仮想マシンの種類に変換:
    • VMware Workstation
    • VHDX仮想ディスク(Hyper-V仮想マシンへの接続用)

    この変換は [計画] タブに作成されるバックアップ計画または別個の変換計画においてサポートされます。

  • Windows Server 2019(Hyper-V使用)およびMicrosoft Hyper-V Server 2019のサポート
  • Citrix XenServer 7.6のサポート
  • Citrix XenServer仮想マシンの起動時に、ブートメニュー(テキスト形式)を使用可能

バックアップ保存先

Acronis Storageの製品名をAcronis Cyber Infrastructureに変更しました。

管理

  • デバイスの詳細ペインで、デバイスにコメントを追加可能。コメント別のダイナミックグループで、デバイスの検索と管理を実施可能
  • ドメイン環境において、管理サーバーのローカルアカウントは、デフォルトではAcronis集中管理グループおよび組織管理者リストに追加されない。
  • Acronis Management Server Service(ams)は、他のソフトウェアサービスとの名前の競合を避けるため、acrmngsrvに変更。

新しいオペレーティングシステムのサポート

  • RHEL 7.6、8.0のサポート(Stratisを使用した構成は非サポート)
  • Ubuntu 18.10のサポート
  • Fedora 25、26、27、28、29のサポート
  • Debian 9.5、9.6のサポート
  • Windows XP SP1(x64)とSP2(x64)のサポートを再開
  • Windowsエージェントのスペシャル版ではWindows XP SP2(x86)のサポートを再開

新しい言語のサポート

さらに7つの言語をサポート:

  • ブルガリア語
  • ノルウェー語
  • スウェーデン語
  • フィンランド語
  • セルビア語
  • マレー語
  • インドネシア語

Update 4で修正された問題(ビルド: 12730~14330)

このセクションでは、Update 4で修正された問題について説明します。

ビルド14330で修正された問題(2019年8月12日)

インストールとアップグレード

  • [ABR-236809] 以前のビルドからの更新後、zmqgw.exeプロセスで、「Exception at Exchange::StartLoop: bad function call」とエラーが表示され、クラッシュする場合がある。
  • [ABR-236744] zmqgw.exeプロセスで、「Exception at Exchange::StartLoop Error 0xfa0018:」が表示され、クラッシュする。以前のビルドからの更新後、「.ID.Key」エラーでユニットを変換できない場合がある。
  • [ABR-236641] Acronis Backup 12.5 Update 4ビルドからの更新後に、Microsoft SQL ServerまたはMicrosoft Exchange Serverを保護するバックアップ計画が失敗する場合がある。「An object with ID ' Root (Common::Guid) = 478D8766-3324-4B15-8378-5258E9D0FF3B [PrimaryKey (NIL)] [Type (Common::String) = InstanceManagement::Instance] ' cannot be found」とエラーが表示される。

ビルド14280で修正された問題(2019年8月7日)

インストールとアップグレード

  • [ABR-231380] Acronis Cyber Infrastructureとの通信で使用するabgw.pem証明書として、期限切れの状態のものがインストールされている。
  • [ABR-227951] Acronis Backup 11.7から12.5へのアップグレードが、管理サーバーのデータベースの更新の際に失敗に終わる場合がある。
  • [ABR-227141] ビルド11010からビルド12890へのアップデート後、[バックアップ] タブで管理対象の格納域を確認できない。エラー「Failed to list vaults :: integer Overflow」が表示される。

共通

  • [ABR-233121] [バックアップオプション] で、処理の前後に実行するコマンドのパラメータに二重引用符が誤って表示されている。
  • [ABR-232997 + ABR-120690] WinPEメディアを使ってEFIベースのシステムをBIOSにリカバリする際、GPT属性が0x0にリセットされるために再起動が必要になる。
  • [ABR-229985] デバイスとエージェントの一覧が、バックアップコンソールをスクロールする際にランダムにジャンプする。
  • [ABR-228049] Acronis Managed Machine Service (mms.exe) が、マウント操作の結果として増分バックアップが追加されたレガシー (バージョン11) フォーマットのバックアップにアクセスする際に、クラッシュする場合がある。
  • [ABR-225172] Windows 10 x64 EFIシステムのブータブルメディアに対してUniversal Restoreの適用の操作を行うとクラッシュする場合がある。
  • [ABR-200589] 多数のマウントポイント (32k超) が含まれるボリュームのディスクレベルバックアップが失敗する。エラー「内部エラー: レコードが32Kを超えています」が表示される。

役割と部署の管理

  • [PLTFRM-12637] バックアップが親部署とその下の部署の両方の管理者となっているユーザーにより作成され、バックアップ計画が親部署レベルに適用されている場合に、復元ができない。表示されるエラー:「エージェントがこの種類のデータには適しません」
  • [ABR-233386] 部署の一覧が、バックアップコンソールGUIの左上のコンボボックスで部署を切り替える操作をした際に、アルファベット順に並ばない。

ビルド13400で修正された問題 (2019年5月9日)

インストールとアップグレード

  • [ABR-225021] 「グローバルプロキシ」設定を使用したバックアップエージェントのインストールにおいて、エージェント構成でプロキシユーザーのユーザー名とパスワードが適切に保存されない。
  • [ABR-224984] エージェントと管理サーバーが同じマシンにインストールされており、インストール中に「グローバルプロキシ」設定が有効な場合、エージェントが管理サーバーに接続できない(「オフライン」と表示される)。
  • [ABR-223711] 以前、不適切な試用版ライセンスがアクロニスアカウントと同期されていたために、同じアカウントを他のマシン上のアクティブな試用版に使用していた場合、Acronis Backupのクリーンインストールで試用版を起動できない。
  • [ABR-222879] 管理サーバーが当初、外部SQLサーバーデータベースを使用してインストールされており、データベースサーバーの設定でIPv6がIPv4に優先する場合、アップデート後に「127.0.0.1ポート30667に接続できませんでした。接続は拒否されました」というエラーが表示され、バックアップ計画の作成が失敗に終わる。

共通

  • [ABR-225043] デフォルトの「すべての仮想マシン」グループに適用されるバックアップ計画に、本来は不要であるにもかかわらず、Advancedライセンスが必要とされる。
  • [ABR-225027] 「グローバルプロキシ」設定が管理サーバーおよび/またはバックアップエージェント側で構成されている場合、Acronis Cloudをバックアップ先に設定したバックアップ計画の作成が失敗に終わり、「サーバーからのリプライなし」というエラーが表示される。
  • [ABR-224529] Acronis ZeroMQ Gateway Service(zmqgateway.exeプロセス)が、500を超えるバックアップを保持するバックアップアーカイブにアクセスする際に過剰なメモリを消費する。
  • [ABR-223688] Office 365メールボックスのデフォルトの「すべての」グループに適用されるバックアップ計画に、本来は不要であるにもかかわらず、Advancedライセンスが必要とされる。
  • [ABR-223623] 「グローバルプロキシ」設定が管理サーバーおよび/またはバックアップエージェント側で構成されている場合、Acronis Cloudのバックアップローケーションへのアクセスが失敗に終わる。
  • [ABR-223622] 「グローバルプロキシ」設定が管理サーバーおよび/またはバックアップエージェント側で構成されている場合、ライセンスの確認でバックアップ計画の作成が失敗に終わることがある。
  • [ABR-222999] 「バックアップ対象」に同じサーバーでホストされる複数のネットワーク共有が含まれる場合、バックアップ計画の作成が失敗に終わり、「SMBロケーションの重複除外ができません」というエラーが表示されることがある。

Active Protection

  • [ABR-221734] WindowsエージェントがインストールされているVMでActive Protectionを有効化しようとする場合、このVMがHyper-Vホストで実行されており、ライセンスが(直接VMに割り当てられているのではなく)このホストに割り当てられていると、ライセンスの確認が失敗に終わる。

ビルド13160で修正された問題 (2019年3月26日)

インストールとアップグレード

  • [ABR-203595] そのマシンの管理者ではないユーザーに実行された場合、WindowsでのAcronis Backupのインストールが失敗する。表示されるエラー:「マシンでサービスコントロールマネージャを開けませんでした。」
  • [ABR-200792] Acronis Backupインストーラーが既存のAcronis Backupインストールをアップデートしているときに、(テープの内容のキャッシュを含む)[TapeLocation] フォルダをスキャンするのに非常に長い時間がかかる。
  • [ABR-199995] Acronis BackupのWindowsエージェントのインストール中およびバックアップ中にランダム(ダイナミック)UDPポートが突然開く。
  • [ABR-198862 + ABR-203923 + ABR-211120] エージェントのリモートインストールで、以前に別の管理サーバーで登録されたエージェントが管理サーバーに登録されない。表示されるエラー:「AMSでエージェントのテナントを取得できませんでした。」
  • [ABR-197560] リモートエージェントアップデートが失敗し、次のエラーが表示されることがある。「無効にされているか関連付けられている有効なデバイスがないため、サービスを開始できません。」
  • [ABR-166851] Acronis Management Serverサービスが、サービス名の競合のため(両方が "AMS" 名を共有)、"HPE Agentless Management Service" が動作しているマシンで開始できない。
  • [ABR-166332] Acronis Backupコンポーネント(Acronis Storage Nodeなど)を同時にインストールしているとき、一部が管理サーバーで登録に失敗することがある。表示されるエラー:「トークンの取得に失敗しました。」
  • [ABR-130789] サービスユーザーがデフォルトの [./ams user] から [Network Service] に変更された場合、Acronis Management Server サービスが起動しない。
  • [KERNEL-2315] Acronis file_tracker.sysファイルシステムドライバのインストールによりMicrosoft Windows Hyper-Vホストがまれに異常終了する場合がある。

共通

  • [ABR-215977] バックアップ形式がバージョン12である場合、ボリュームルートにあるフォルダのカスタムNTFS権限が復元されない。
  • [ABR-214370] 一部の取り扱いに注意が必要なデータが、VMwareエージェント(仮想アプライアンス)と、Acronis Storage Nodeにより管理されるバックアップの保存場所との間のバックアップトラフィックで取得される場合がある。
  • [ABR-211378] バックアップがWindowsの異なるバージョンで実行されているエージェントにより作成された場合、ファイルの復元が失敗する可能性がある。表示されるエラー:「ファイルへのアクセスが拒否されました。」
  • [ABR-210974] 大規模なバックアップのマウントが「マウントされたフォルダへのパスが見つかりません」というエラーが出て失敗する場合がある。
  • [ABR-210602] ファイルを元のロケーション以外に復元する場合、Linuxでファイル/フォルダ許可が正しく復元されない場合がある。
  • [ABR-210018] Windows Server 2016以降でWindowsエージェントをインストールした後、NVMeおよびRAIDディスクのIOPSパフォーマンスが影響を受ける。これは、Acronis SnapAPIドライバ(snapman.sys)が原因です。
  • [ABR-209323] バックアップ形式がバージョン12である場合、特定のNASモデルへのバックアップまたはバックアップのレプリケーションが失敗する。表示されるエラー:「アーカイブ『アーカイブID』には、別の種類のバックアップがあるため、指定された種類のバックアップは作成できません。バックアップアーカイブに含めることができるのは、1種類のバックアップのみです。」
  • [ABR-209251] TaskManagerコンポーネントのログが正しく保持されず、大規模な環境で数ギガバイトの領域を消費する場合がある。
  • [ABR-208326] 数千のアクティビティがある場合(例: エージェントが1日に多数のバックアップを実行する場合)、アクティビティがバックアップエージェント側で正しく保持されない。
  • [ABR-206879] WinPEベースのメディアから重複除外ロケーションへのバックアップが失敗する。表示されるエラー:「ライセンスの制限により『重複除外』機能は利用できません。」
  • [ABR-206077] Acronis Storage Nodeサービスを開始すると、予期しない [格納域を削除しています] アクティビティが表示され、エラーありで完了する。
  • [ABR-204739] 多数のデバイス(3000より多い)が管理サーバーに登録されている場合、Acronis Monitoring Serviceが過剰な量のRAMとCPUを消費する。
  • [ABR-204638] HTTP_PROXY環境変数が設定されている場合、Acronis Monitoring Serviceが起動しない。
  • [ABR-204470] 3500を超えるMicrosoft Exchangeメールボックスを含むバックアップ計画を編集しているとき、Acronis Management Serverサービスが異常終了する。
  • [ABR-204466] バックアップのext4ファイルシステムにファイルシステム全体のサイズの12.5%より大きいファイルが含まれる場合、ディスク/ボリュームの復元が失敗する。表示されるエラー:「Iノードが破損しています。」
  • [ABR-204341] アップロードしたLinuxベースのブータブルメディアを使用してAcronis PXE Serverからマシンを起動するとき、オプション [X秒後にオペレーティングシステムの起動を続行します] が機能しない(タイムアウト時にOSが起動しない)。
  • [ABR-202159] バックアップに破損したファイルシステムが含まれる場合、ボリュームのサイズを変更する必要がなくても、ボリューム復元に失敗する。
  • [ABR-201622] [設定] > [ストレージノード] タブの [管理されたロケーション] 列にデータ(ロケーションの数)が含まれていない。
  • [ABR-200589] 多数のマウントポイント(そのレコードの合計が32KBを超える)があるLinuxシステムのバックアップが失敗する。表示されるエラー:「内部エラー: レコードが32Kを超えています。」
  • [ABR-199955] バックアップ形式がバージョン12であり、バックアップチェーンに多数のバックアップが含まれる場合、バックアップ中にService_process.exeが異常終了する場合がある。
  • [ABR-199970] Acronis PXE Serverから特定のハードウェアモデルを起動するとき、GUIが表示されない。
  • [ABR-197152 + ABR-211661] Windows Server 2019でReFS形式のボリュームのディスクレベルバックアップからファイルを参照して復元できない。
  • [ABR-195120] 一度に50を超えるエージェントを管理サーバーから削除できない。
  • [ABR-194696] バックアップがシステムの再起動で中断された場合、ログファイルに不明なエラーメッセージが表示される。
  • [ABR-193293] 一度に500を超えるマシンを削除すると、Acronis Management Serverサービスが異常終了することがある。
  • [ABR-191388] [ユーザーがシステムにログインするとき] イベントと [ユーザーがシステムからログオフするとき] イベントでスケジュールされているバックアップがこれらのイベント発生時に実行されない。
  • [ABR-188862] 保持ルールを適用しているとき、クラウドストレージへのバックアップが失敗する場合がある。表示されるエラー:「0xfc0026: 16515110」。
  • [ABR-188360] WinPEベースのメディア作成時に指定したネットワーク設定が、このメディアから起動するとき無視され、DHCPにリセットされる。
  • [ABR-188297] ネットワーク共有にあるバックアップのマウントが失敗し、「デバイスの準備ができていません」エラーが表示される。
  • [ABR-176180] バックアップコンソールにおいて名前で並べ替えた場合、バックアップされたファイルとフォルダが混在している。
  • [ABR-171148] 保持ルールが [月単位][週単位][日単位] バックアップセットに設定されているが、バックアップスケジュールのスライダが [月単位] または [週単位] に設定されている場合、[日単位] バックアップの保持ルールが機能しない。
  • [ABR-169543] ファイルがディスク/ボリュームのバックアップからネットワーク共有に復元されるとき、NTFS権限が失われる。
  • [ABR-169126] パーセント値で定義された出力速度制限が正しく機能しない。
  • [ABR-160290] ブータブルメディアで使用可能な「xfs_repair」ユーティリティが最新のXFSファイルシステム(例: CentOS 7.3以降のバージョンで作成されたファイルシステム)を修復できない。
  • [ABR-151180] 対応するオプションがバックアップ計画で有効にされている場合、バックアップイベントがWindowsイベントログで複製される。
  • [ABR-139276] ブータブルメディアで作成したバックアップが、ユーザーが指定した名前ではなく、「localhost」という名前でバックアップコンソールに表示される。
  • [ABR-136109] Windowsエクスプローラーを使用してAcronis Secure Zoneを参照できない。
  • [ABR-134942] Standardライセンスのみが登録されている場合、バックアップに [エクスポート] および [ベリファイ] アクションが利用できない。
  • [ABR-139892 + ABR-137884 + ABR-131473 + ABR-131479] [ダッシュボード] に表示されるバックアップサイズおよび [レポート] にリストされるバックアップサイズが正しくない。
  • [ABR-130385] 削除された管理対象ロケーションの復元ポイントが復元中に表示される。
  • [ABR-121244] 仮想マシンのバックアップが失敗して次の実行が正常に完了すると、[アクティビティが失敗しました] アラートが保持され自動的にキャンセルされない。この問題は2台以上の仮想マシンが含まれるバックアップ計画のみに影響する。

アプリケーションサポート

  • [ABR-211531] 読み取り専用SQLデータベースが存在する場合、SQLサーバー搭載マシンのアプリケーション認識型バックアップが完了し、「現在のデータベースバックアップがないため、バックアップログを実行できません。」という警告が表示される。
  • [ABR-204575] [復元先] でターゲットマシンを変更した後、SQLデータベースリカバリウィザードが [読み込み中...] で異常停止する。
  • [ABR-200080] PowerShellが応答しないため、負荷が高いシステムにおいてExchangeメールボックスのバックアップが失敗する可能性がある。表示されるエラー:「PowerShellアダプタを初期化できませんでした。」
  • [ABR-199016] Exchange構成のExchangeデータベースパスが小文字のドライブ文字で始まる場合(例: "E:\" ではなく "e:\")、バックアップされたExchangeデータを参照すると、「ファイルを開いているときにエラーが発生しました」エラーが発生する。
  • [ABR-192313] アプリケーション認識型バックアップでExchangeカレンダーを参照するとき、「2076年11月29日」という正しくない日付が表示される。
  • [ABR-173532] Active DirectoryドメインコントローラとMicrosoft Exchange Server間のネットワーク接続が不安定な場合、Exchangeメールボックスのバックアップが失敗する場合がある。
  • [ABR-169246] Microsoft SQL Server 2008インスタンスのバックアップが完了し、「[Microsoft][ODBC SQLサーバードライバ][SQLサーバー]DDLステートメントは許可されません。」という警告が表示される場合がある。
  • [ABR-168890] VMware vSphere 6.5以降で実行している仮想マシンのアプリケーション認識型バックアップがMicrosoft Exchange 2016のトランザクションログを切り捨てない場合がある。
  • [ABR-160566] SQLサーバーマスターデータベースのログの切り捨てはMicrosoftの設計(https://docs.microsoft.com/en-us/previous-versions/sql/sql-server-2008-r2/ms365937(v=sql.105))により不可能であるが、このデータベースのログを切り捨てられないことに関する正しくない警告が表示される。
  • [ABR-145282] Linuxエージェントを使用して復元ポイントを参照するときに、Microsoft Exchange や Microsoft SQL などのアプリケーションのデータを復元するオプションが使用可能になる(実際にはこれらの操作はサポートされていない)。これらのオプションを選択しようとしても、選択できない。表示されるエラー:「ID '8C769D85-F9AF-4BB8-AB9D-D0658C9DF7F7' のコマンドのファクトリが見つかりません」。

Macのサポート

  • [ABR-207964] Macの統合されたログシステムのログがAcronisシステムレポートユーティリティによって取得されない。
  • [ABR-207194] 指定された資格情報が正しくないが、共有へのゲストアクセスが許可される場合、SMB共有へのバックアップが失敗する。
  • [ABR-195195] バックアップ計画が [バックアップロケーションのホストが使用可能] 条件を使用し、ホストが利用できない場合、Acronis Scheduler Serviceにより過剰なログが生成される。
  • [ABR-124845] OS Xが実行されているマシンに適用されるバックアップ計画で、イベントおよび条件に基づいてバックアップスケジュールを設定できるが、Macエージェントがこのスケジュールに従ってバックアップを実行しない。

仮想環境

  • [ABR-212963] 正しくない構成のデバイスがアプライアンスに接続されている場合、VMwareエージェント(仮想アプライアンス)のログが「アサーションに失敗しました: !『不明なSCSIホストタイプ』」エラーであふれる場合がある。
  • [ABR-210035] レプリカがVMwareエージェント(仮想アプライアンス)が実行しているのと同じESXiホストにある場合、並行して実行された複数のVMレプリケーションタスクが失敗する場合がある。表示されるエラー:「レプリカディスクサービスからの応答の待機時間がタイムアウトしました。」
  • [ABR-209498] 正しくない警告「エラー 0x530114:デバイス『sdd』のSCSI IDが空です」というエラーが表示されることがある(VMwareエージェント(仮想アプライアンス)とHotAddバックアップモードを使用して特定の構成の仮想マシンをバックアップする場合)。
  • [ABR-207900] VMware ESXiで新しいVMに復元した後、仮想USBコントローラが保持されない。
  • [ABR-207904] VMware ESXiで新しいVMに復元した後、仮想マシンの「svga.vramSize」パラメータが保持されない。
  • [ABR-207227] 大規模な(中に数百の仮想マシンがある)クラスタの一部であるHyper-Vホストにインストールされている場合、Hyper-Vエージェントがバックアップコンソールで散発的にオフラインになる。
  • [ABR-205738] LVMによるLinux仮想マシンのエージェントレスバックアップからのファイルの復元が、特定のLVM構成で機能しない場合がある。
  • [ABR-204439] 無効なCBTレコードにより、Oracle ASMボリュームがあるVMware ESXi仮想マシンのエージェントレスバックアップが低速になる。
  • [ABR-204259] Hyper-Vクラスターノードが、Hyper-Vエージェントのリモートインストール経由のユニットコンテキストからHyper-Vクラスターのすべてのノードに追加された場合、[ホストおよびクラスタ] グループが空になる。
  • [ABR-201294] VMwareエージェント(仮想アプライアンス)にmanage_creds.pyスクリプトがないため、このエージェントで作成したバックアップに [マシンプロパティとして暗号化] 機能を使用できない。
  • [ABR-200593] バックアップ実行後、Virtuozzo 6ホストの "mms" のメモリ消費が増え続ける。
  • [ABR-199944] ターゲットデータストア名にスペース記号がある場合、VMware ESXi仮想マシンのレプリケーションが失敗する。表示されるエラー:「ファイルをアップロードできませんでした『404』」。
  • [ABR-173514] CBTが有効である場合、共有VHDXディスクのあるHyper-V仮想マシンのバックアップに一貫性のないデータが含まれる場合がある。
  • [ABR-170916] vSphere インフラストラクチャに PMEM データストアがある場合、vSphere 6.7 を Acronis Backup 12.5 で管理できない。症状:VMware エージェント(仮想アプライアンス)を管理サーバーからデプロイできない。「VMware vCenter Server IP からホストに関する情報を取得できませんでした」というエラーが vCenter 接続ステージで発生する。
  • [ABR-168922] レプリケーションされた VM の Guest OS バージョンがターゲット ESXi ホストバージョンでサポートされていない場合、ESXi 6.5/6.7 から ESXi 6.0 以下のバージョンからの VM レプリケーションが、「指定されたパラメータが正しくありませんでした: configSpec.guestId」で失敗する(例:Oracle Linux、CentOS 7(64 ビット))。
  • [ABR-165033] バックアップ計画に含まれるマシンの一部のバックアップを手動で開始するとき(例: 合計10台のうち5台のマシン)、予期せずに他のマシンのバックアップも開始される場合がある。
  • [ABR-145237] Acronis Backup Applianceでは、他の仮想マシンとともにそれ自体をバックアップ計画に含めることができ、これによりバックアップの後でVMwareスナップショット統合での問題が発生する。
  • [ABR-118214] WMI IDが一致するため、Microsoft Hyper-V仮想マシンのネイティブレプリカをソース仮想マシンと区別できない。
  • [ABR-113660] バックアップにVMwareエージェント(仮想アプライアンス)を選択できるが、選択できてはならない。

テープ管理

  • [ABR-215254] LinuxベースのブータブルメディアでiSCSI経由で接続されているテープデバイスからのバックアップのエクスポートが失敗する。表示されるエラー:「無効なURIです」。
  • [ABR-208806 + ABR-198282] バックアップがテープにあり、Linuxスワップパーティションを含む場合、Linuxマシンのディスクレベルバックアップからのファイル/フォルダの復元ができない。
  • [ABR-208006] 孤立したテープロケーションをバックアップコンソールから削除できない。
  • [ABR-197139] バックアップ計画を編集した後、[各マシンの正常なバックアップの後にテープを取り出す] オプションの値が保存されない。
  • [ABR-173238] Acronis Storage Nodeが管理するテープにあるバックアップが、対応するテープを消去した後にもユーザーインターフェースの異なる部分に表示される場合がある。
  • [ABR-128092] [空きテープ] プールにテープがなく、[バックアップ オプション] > [バックアップ形式] オプションが [バージョン12] に設定されているため、テープへのバックアップができない状況で、不明な「入出力エラー」メッセージが表示される。

Update 3.2の新機能

Backup

[計画] タブからバックアップ計画の実行を停止する機能

新しいオペレーティングシステムのサポート

  • Windows Server 2019のサポート
  • CentOS 7.5のサポート
  • ClearOS 7.4のサポート
  • macOS Mojave 10.14のサポート

仮想環境

  • Citrix XenServer 7.3、7.4、7.5のサポート
  • Nutanix AHVのサポート

Update 3.2で修正された問題

このセクションでは、Update 3.2で修正された問題について説明します。

ビルド11010で修正された問題(2018年10月15日)

インストールとアップグレード

  • [ABR-172115] アップデートの前にコンポーネントリストが変更された場合、Acronis Backup 12.5 Update 2以前のバージョンからのアップデート中、インストールによる管理サーバー上のWindowsエージェントおよびAcronis Storage Nodeコンポーネントの登録が失敗する。

共通

  • [ABR-168992] スケジュールバックアップの間隔が50日より長い場合、誤検知「バックアップがスケジュールどおりに開始されませんでした」アラートが生成される。
  • [ABR-194989] 管理サーバーに多数(2000台以上)のデバイスが登録されている場合、Acronis Management Serviceに依存するzmqgw.exeプロセスが異常終了することがある。
  • [ABR-190754] バックアップ計画の作成およびこの計画に含まれるデバイスのリストを選択しているとき、カスタムマシングループの一部が見つからない場合がある。
  • [ABR-189640] マシンがバックアップから復元された場合などに、管理サーバー上のアクティビティを作成したエージェントが、管理サーバーと同期していない場合、これらのアクティビティが実行中のままになり、停止できない。
  • [ABR-189039] 中国語対応のAcronis Backup 12.5 Advancedライセンスで、高度な機能が有効にならない。Acronis Storage Nodeとテープ管理が利用できなくなる。
  • [ABR-185216] [バックアップオプション] -> [ボリュームシャドウコピー(VSS)] 設定でVSSプロバイダーを選択できない。
  • [ABR-177723]バックアップが別のロケーションにエクスポート/レプリケーションされている場合、このエクスポート/レプリケーションされたバックアップに適用される保持ルールはデータクリーンアップを適切に実行せず、孤立したバックアップチェーンが残る。その結果、最初と2番目のバックアップロケーションにある両方のバックアップには同数の復元ポイントが含まれているにもかかわらず、バックアップサイズが大幅に異なる。
  • [ABR-177645] ファイルスパースリクエストでSMB共有が"INVALID_PARAMETER"を返す場合、バージョン12形式のバックアップでのSMB共有へのバックアップが、"入出力"エラー("コード":"5005")エラーで失敗する。一般的にこの問題は、NASデバイスでホストされているSMB共有に影響する。
  • [ABR-176719] プロキシサーバーが利用できなくなった場合、構成したプロキシ接続を介したクラウドストレージへのバックアップ中に、管理対象のマシンサービス("mms")がLinuxでクラッシュする。
  • [ABR-175989]共有に空き領域が残っていない場合、バージョン12形式のバックアップでのSMB共有へのバックアップが通常の失敗をせず、ハングする。
  • [ABR-174598] バックアップのレプリケーション計画が12時間より長く続く場合、自動的に失敗する。この問題は、バックアップのレプリケーションオプションが有効な通常のバックアップ計画には影響しない。
  • [ABR-141944] マシンがXX日より長くオンラインになっている場合、管理サーバーを起動するとき、'マシンがXX日より長くオフラインです'という誤ったアラートが生成される。

Active Protection

  • [ABR-188613] "自己防御"機能(Acronis Active Protectionの一部)によりC:\Windows\System32\rundll32.exeバイナリに関する誤検知アラームが発生する場合がある。

テープ管理

  • [ABR-135829] 保持ルールを有効にしたファイル/フォルダの、Acronis Storage Nodeによる集中管理用のテープロケーションへのバックアップ中、"arsm.exe"プロセスが過剰な量のメモリを消費する。

アプリケーションサポート

  • [ABR-181405] SQL 2005を実行しているWindows Server 2003マシンのアプリケーション認識型バックアップを実行しているとき、service_process.exeがクラッシュする場合がある。

Macのサポート

  • [ABR-180057] "Recovery HD"ボリュームが存在する場合、MacOS Sierraの"マシン全体"バックアップが、"ボリュームをロックできませんでした"エラーと"操作は許可されていません"エラーで失敗する。
  • [ABR-175023] マシンがスリープモードから起動した後、"マシン全体"バックアップが再開せず、ハングする。
  • [ABR-168967] バージョン12形式のバックアップでAPFSフォーマットのボリュームをバックアップするとき、バックアップが"入出力"エラーで失敗する場合がある。

Update 3.1の新機能

  • 管理サーバーに登録できる物理マシンの最大数が2000から4000に増加
  • レジストリまたはエージェント構成ファイルを使用して、VMwareエージェントまたはHyper-Vエージェントが同時にバックアップする仮想マシン数を制限可能。バックアップ計画オプションの類似した設定とは異なり、このパラメーターは、エージェントが同時に実行するすべてのバックアップ計画の仮想マシンの合計数を制限

Update 3.1で修正された問題

このセクションでは、Update 3.1で修正された問題について説明します。

ビルド10330で修正された問題 (2018年6月23日)

インストールとアップグレード

  • [ABR-172452] Acronis Cyber Backup 12.5 Update 2からの更新の後、Windowsレジストリに自動スタートレコードがないため、バックアップモニターが自動的に起動しない。
  • [ABR-160804] 管理サーバーに最大4000台のマシンが登録されているときに、ライセンスサーバーサービスの起動時に最大10%のCPUを消費する。

共通

  • [ABR-173911] バックアップアーカイブがパスワードで保護されている場合、仮想マシンへの変換オプションが有効なバックアップ計画が、「保護されたバックアップのパスワードが正しくありません」エラーで失敗することがある。
  • [ABR-173518] バックアップされたマシンの名前にスペースが使用されている場合、NFS共有へのバックアップが失敗する。VMwareエージェントまたはHyper-Vエージェントによって実行されたエージェントレスVMバックアップに適用されます。
  • [ABR-171198] リモートMicrosoft SQL 2014インスタンスが管理サーバーのデータベースとして使用される場合、Acronis Management Serverからのシステム情報レポートを収集できない。
  • [ABR-170852] Citrix XenServer 7.0環境に復元されるときに、CentOS 7が起動しない。
  • [ABR-170640] 名前に「'」(アポストロフィ)記号が使用されているフォルダを復元するときに、空の.zipがダウンロードされます。
  • [ABR-170140] Windows 10が10.0.17134ビルドに更新された後に、OneDriveファイル/フォルダのバックアップが「今ファイルは読み取り専用です」エラーで失敗する。

アプリケーションサポート

  • [ABR-174095] ExchangeまたはOffice 365メールボックスバックアップが、「ユーザーメールボックスデータベースguidのメールボックスに接続できません」エラーで失敗することがある。

Update 3の新機能

すべてのオンプレミスデプロイで使用できる新機能

Backup

  • [マルチボリュームスナップショット] このバックアップオプションは、Linuxをバックアップするときに使用可能
  • データ出力速度をKB/秒の他に、パーセント値で指定
  • [ファイルレベルのセキュリティ] バックアップオプションを廃止。ファイルに対するNTFSアクセス権限は、常にファイルレベルのバックアップに保存
  • VSS関連の問題の自動トラブルシューティング:
    • Windows エージェントでディスクまたはボリュームをバックアップする場合

      VSSベースのスナップショットの取得に失敗した後、再試行する前に、Acronis Cyber Backupによってログが分析され、該当する場合はトラブルシューティングの手順が実行されます。再試行が3回連続で失敗すると、Acronis VSS Doctorのダウンロードおよび使用を推奨するエラーメッセージが表示されます。

    • Microsoft SQL Serverデータベースをバックアップする場合

      スナップショットを取得する前に、SQLサーバーの設定にVSSスナップショット失敗の原因となる可能性のある問題がないかどうかがAcronis Cyber Backupによってチェックされます。問題が見つかった場合、警告と推奨事項がログに追加されます。

復元

新しい復元オプション [起動モード] によって、Windowsシステムを復元する場合の起動モード(BIOS または UEFI)を決定

セキュリティ

新しいシステム設定を組織管理者が利用可能

  • 設定可能な非アクティブの期間の後にユーザーをログアウトさせる
  • 現在のユーザーの前回ログインに関する通知を表示する
  • ローカルまたはドメインのパスワードの失効に関する警告を表示する

アプリケーション

Microsoft Exchange 2010以降、Organization Management 役割グループのメンバーよりも権限の少ないアカウントを使用することで、Exchange Serverのデータをバックアップおよび復元

  • データベースの場合、Server Management 役割グループのメンバーシップで十分です。
  • メールボックスの場合、Recipient Management 役割グループのメンバーシップと有効な ApplicationImpersonation 役割で十分です。

仮想環境

  • VMware vSphere 6.7のサポート(ESXi構成のバックアップはサポートされていません)
  • 一部のディスクが含まれていないバックアップの元の仮想マシンへの復元

    以前は、この操作はブータブルメディアでのみ可能でした。バックアップコンソールでは、マシンのディスクレイアウトがバックアップ内のディスクレイアウトと厳密に一致する場合にのみ、復元が許可されていました。

Acronis Cyber Backupアプライアンス

  • Acronis Cyber Backupアプライアンスのインストールメニューから15秒のタイムアウトを削除しました。インストーラーは、ユーザーが設定を見直して確認するまで待機
  • MeltdownとSpectreの脅威に対処するために、Acronis Cyber BackupアプライアンスのCentOSカーネルをアップデートします。

ブータブル メディア

ブータブルメディアで作業しているとき、サポートされている任意のキーボードレイアウトを使用可能。レイアウトのセットは、LAYOUTカーネルパラメータで定義

新しいオペレーティングシステムのサポート

  • Linux カーネルバージョン 4.12 ~ 4.15
  • Red Hat Enterprise Linux 7.5
  • Ubuntu 17.10、18.04
  • Debian 9.3、9.4
  • Oracle Linux 7.4、7.5

Advanced ライセンスでのみ使用できる新機能

Backup

特定のテープデバイスとテープドライブを使用するバックアップ計画を設定する機能

アプリケーション

Oracle データベースが実行されているLinuxマシンのアプリケーション認識型バックアップ

管理

Active Directoryの組織単位(OU)に対応するダイナミックグループを作成する機能

Update 3で修正された問題

このセクションでは、Update 3で修正された問題について説明します。

ビルド10130で修正された問題 (2018年5月31日)

インストールとアップグレード

  • [ABR-158404] ターゲットマシンの資格情報が「IP\ユーザー名」形式で指定されている場合、リモートエージェントインストールが失敗する。
  • [ABR-156822] デフォルトの 9877 ポートが既にマシンのサードパーティサービスによって使用されている場合、管理サーバーインストールで一切のエラーが表示されない。
  • [ABR-156718] ホスト名に「b」記号があるマシンでの管理サーバーインストールが 99% でハングする。
  • [ABR-155518] ホスト名に標準ではない記号(中国語の漢字など)が含まれる場合、システムでのインストール時に管理サーバーがクラッシュする。
  • [ABR-152904] マシンでのエージェントのリモートアップデートは、以前にインストールされていない場合でも、強制的にバックアップモニターコンポーネントをインストールする。
  • [ABR-150690] ビルド 3869 または 7970 から Acronis Backup 12.5 にアップデートした後に、バックアップ電子メール通知の [詳細の表示] リンクが正しくない管理サーバーを参照している。
  • [ABR-150293] インストール中に WMI 呼び出し(WMI での依存関係の削除)の代わりに、Windows レジストリを使用して、「Acronis Centralized Admin」グループの SID を解決する必要がある。
  • [ABR-137669] CentOS7 にインストールされた管理サーバーで、「エラー 0x64ffff:このアプリケーションの別のインスタンスが既に起動しています」が毎分 /var/log/messages で生成される。

共通

  • [ABR-163794] 複数のマシンに適用されるとき、[すべてのファイル] ポリシールールを使用するファイル/フォルダバックアップ計画が失敗する。
  • [ABR-163233] UEFIレガシーモード(例: BIOSモード)が有効にされた状態でマシンに復元されたUEFIシステムが、「NTLDRが見つかりません」エラーで起動できない。
  • [ABR-162985] SMTP サーバーが 5 秒間のタイムアウト内に応答しない場合、テスト電子メール通知を送信できない(たとえば、管理サーバーがファイアウォールの後にある場合)。
  • [ABR-161579] 名前に「&」記号が含まれるフォルダを復元するときに、空の .zip パッケージがダウンロードされる。
  • [ABR-160870] 20 以上の新しいパッケージの既存のバックアップレプリケーション計画に追加すると、Web コンソール UI が失敗する(無限ループ)。
  • [ABR-160804] Acronis License Server サービスが予期せず ~10% の CPU を消費する。
  • [ABR-160344] [サイレントモード] オプションが有効なときに、ファイル/フォルダの復元で、ユーザー操作を求められる場合がある。
  • [ABR-158297] 処理を実行するエージェントが 1001 以上のデバイスを管理している場合に、復元ポイントの更新が失敗する。このようなエージェントの例は、多数(1000 以上)の仮想ネットワークで vSphere に接続された VMware エージェントです。
  • [ABR-157146] 特定の 4TB 以上の外部 USB ドライブが接続されたシステムで起動するときに、Linux ベースのブータブル メディアがクラッシュする(例:Seagate SRD00F2)。
  • [ABR-156866] 大文字と小文字の同じ文字で始まる名前では、デバイスリストで、名前でのデバイスの並べ替えが別々に実行される。
  • [ABR-156469] Windows エクスプローラでの検索中に、アーカイブのルートフォルダからファイルをコピー(ダブルクリック)すると、「このようなインターフェイスはサポートされていません」エラーが発生する。
  • [ABR-155614] 場合によっては、ソースの空のディスクがターゲットディスクよりも大きい場合に、ディスク/ボリューム復元が「ディスクをコピーできません」エラーで失敗する。
  • [ABR-155192] Acronis アカウントと管理サーバー間で、「ユニバーサル」ライセンスを同期できない。
  • [ABR-153669] 保持ルールを適用するときに、バージョン 12バックアップ形式の多数のファイルのファイル/フォルダバックアップがハングする場合がある。
  • [ABR-151106] Acronis Backup ブータブルメディア環境では、EN-GB キーボードレイアウトを使用できない。
  • [ABR-151077] 権限のないユーザーが、開くことができてはならない Acronis システム情報ファイル(/var/lib/Acronis/sysinfo_***)を開くことができる。
  • [ABR-150772] 3001 以上のマシンが管理サーバーに登録されている場合、バックアップ計画が「リソースでロックを取得できません」で失敗する。
  • [ABR-150601] 計画タブから編集しているときにバックアップ計画の名前を変更すると、計画が保存される(本来は編集モードであるべき)。
  • [ABR-150370] 計画の実行中に「アクティビティが応答していません」アラートがトリガーされた場合、バックアップの成功に関する電子メール通知が送信されない。
  • [ABR-150048] Linux ディスク/ボリュームの復元中に、LVM/RAID を適用するオプションがブータブルメディア環境で使用できない。
  • [ABR-150024] バージョン 12バックアップ形式を使用してネットワーク共有へのバックアップが実行されるときに、「service_process」サービスが CentOS 7.4 でクラッシュする場合がある。
  • [ABR-149815] バックアップチェーンに不完全な(キャンセルされた)増分または差分バックアップが含まれる場合、バージョン 12バックアップ形式を使用したバックアップが失敗する。
  • [ABR-148911] 接続された「EMCpower」マルチパスデバイスで Linux システムにインストールされているときに、Acronis サービスがクラッシュする場合がある。
  • [ABR-148636] プロキシの後にあり、プロキシサーバーへの接続が一時的に失われる場合に、バックアップコンソールでエージェントがオフラインとして表示される。
  • [ABR-148390] 正しくない「バックアップステータスが不明です」または「スケジュールされた時刻にエージェントがオフラインです」アラートが表示される場合がある。
  • [ABR-147976] システムが再起動する場合でも、[システムシャットダウン] スケジュール条件(イベント)を使用するバックアップ計画が開始する。
  • [ABR-147814] ディスク/ボリュームバックアップからファイルを復元するときに、NTFS 許可が復元されない。
  • [ABR-143797] 最初のバックアップが完了していない場合、「指定したファイルは存在しません」で、クラウドストレージへのファイル/フォルダのバックアップが完了しない(失敗またはキャンセル)。
  • [ABR-143678] クラウド ストレージへのファイル/フォルダバックアップが、「ライブラリの内部エラーです。リンクされた位置が不明です」エラーで失敗する場合がある。
  • [ABR-142667] Acronis メディアビルダーでブータブルメディアを作成しているときに、ネットワーク構成設定に [DNS サフィックス] がない。
  • [ABR-140753] 管理サーバーに 4001 以上のマシンが登録されている場合に、Web コンソールインターフェイスで、ダッシュボードの読み込みが 30 秒以上かかる。
  • [ABR-140143] [バックアップロケーションのホストが使用可能] イベントオプションによる開始が有効なときに、バックアップ計画がスケジュール通りに開始しない。
  • [ABR-139362] LUKS 暗号化された LVM ボリュームがマシン全体(ディスク/ボリューム)バックアップでバックアップされない。
  • [ABR-130696] [ファイルフィルタ] オプションがWindowsダイナミックボリュームに適用されない。
  • [ABR-129608] バックアップロケーション名が変更された場合、このロケーションへのバックアップが実行された後に、名前が元の名前に戻る。
  • [ABR-117591] [週単位で完全、日単位で増分] スキーマ設定を無視して、毎月の最初の日に、完全バックアップが常に作成される。
  • [ABR-108939] 管理サーバーからの Hyper-V ホストの削除(Hyper-V の削除)によって、以前に使用された仮想ホストライセンスを解放しない。

役割と部署の管理

  • [ABR-158129] 管理サーバーが再起動した後に、管理者アカウントの電子メールアドレスが Web コンソールに表示されない。
  • [ABR-156349] 「組織」で 9 以上の単位が作成されると、管理者として Web コンソールにログインできない。

Acronis Storage Node、Acronis Storage、データカタログ

  • [ABR-164419] 拡張カタログアクティビティのため、10,000,000 以上のファイルを含むディスクをバックアップした後に、ManagementServer.exe、zmqgw.exe、StorageServer.exe がクラッシュする場合がある。
  • [ABR-155526] 「acrocmd エクスポートアーカイブ」を使用した管理されたロケーションからのバージョン 12形式のバックアップのエクスポートが、「アーカイブが無効か、その種類がサポートされていません」エラーで失敗する。
  • [ABR-148374] Acronis Storage Node が 11.7 からアップグレードされ、新しい管理されたロケーションがネットワーク共有で作成されると、資格情報が Acronis sqlite データベースファイル内にプレーンテキストで保存される。この問題は、クリーンインストールでは再現されません。
  • [ABR-146991] Acronis Storage とバックアップエージェントが別の管理サーバーで再登録された場合、Acronis Storage のロケーションへのバックアップが「バックアップにアクセスできませんでした」で失敗する。
  • [ABR-135390] 保持ルールが適用された後に、バージョン 12バックアップ形式のバックアップの管理されたロケーションでバックアップを参照するときに、完全バックアップが「増分」バックアップと表示される。
  • [ABR-105287] ネットワーク共有に基づく 2 つの管理されたロケーション間のファイル/フォルダバックアップのレプリケーションが想定よりも低速である。

仮想環境

  • [ABR-163751] 場合によっては、バックアップから実行される仮想マシンの削除(マウント解除)により、[仮想マシン '[マシン名]' で 2 回この処理を実行できません」アラートが 1 時間ごとに表示される。
  • [ABR-157608] 大規模な仮想環境を管理するエージェントで、Sqlite データベースの拡大が速すぎる。このようなエージェントの例は、多数(1000 以上)の仮想ネットワークで vSphere に接続された VMware エージェントです。
  • [ABR-152647, ABR-160088] VMware エージェント(仮想アプライアンス)によってバックアップが実行され、末尾のバックスラッシュがない除外/追加されたフォルダへの完全パス(例: "C:\share")が使用されるときに、[ファイルフィルタ] バックアップオプションが正常に動作しない。
  • [ABR-152472] 負荷が高い環境では、VM バインドで使用可能な VMware エージェント(仮想アプライアンスまたは Windows エージェント)のリストが空になる場合がある。
  • [ABR-152008] Hyper-V 2016 での VM の復元が正常に完了するが、場合によっては、「リソースを仮想マシンに追加できませんでした」という虚偽の警告が表示される。
  • [ABR-150456] Windows 10/Windows 2012R2 (EFI) 物理マシンから復元された Hyper-V VM が、「NTLDR が見つかりません」エラーで起動しない。
  • [ABR-144733] "[ディスク #]" を除くすべてのポリシールールが、Linux VM のエージェントレスバックアップで動作しない。
  • [ABR-143835] 空の NT シグニチャのディスクを含む VM をバックアップしているときに、多数の [仮想マシンの再構成] イベントが vSphere に存在する。例:AltLinux VMs
  • [ABR-141843] ブータブルメディアを使用して、物理 EFI CentOS 7 マシンから Gen2 Hyper-V VM に復元すると、アンブータブルシステムになる。
  • [ABR-133681] バックアップがVMwareエージェント(Windows)によって実行され、かつエージェントが英語以外のWindowsでインストールされており、さらに名前がローカライズされているシステムアカウントで Acronis Managed Machine Serviceが実行されている場合、ESXi仮想マシンのバックアップが失敗する。表示されるエラー:「このファイルへのアクセス権限がありません。」
  • [ABR-132587] バックアップがこの vCenter に接続している VMware エージェントによって実行されるときに、vCenter アプライアンス VM のバックアップが vCenter 接続エラーで失敗する。
  • [ABR-98984] VM ハードディスクまたは接続された ISO イメージが非アクティブなデータストアにあるときに、VM バックアップまたはレプリケーションが、「GXT:アイテムプロバイダは、キー '('995E4B11-5745-1C78-7F1A-B9CD7C9001BE','mms::vm::datastore')' を持つアイテムのレポートをスキップしました」エラーで失敗する。このエラーにより、影響を受けるバックアップだけではなく、バックアップ計画に含まれるすべての VM のバックアップが失敗する。

テープ管理

  • [ABR-150743] Acronis Backup 11.7 からのアップデート後に、テープの「Acronis」で管理されたロケーションが表示され、削除できない。
  • [ABR-148839] テープが満杯になったときに、[各マシンの正常なバックアップの後にテープを取り出す] オプションが有効なスタンドアロンテープへのバックアップが失敗する。新しいテープをインストールするように指示される。
  • [ABR-147449] [テープに保存されたディスクバックアップからのファイル復元を有効にする] オプションが無視され、常に有効にされる。これにより、テープロケーションフォルダ(ファイルのインデックスを含む)の拡大が速くなりすぎる。
  • [ABR-130411] [各マシンの正常なバックアップの後にテープを取り出す] オプション状態がデフォルトバックアップオプションに保存されない。

アプリケーションサポート

  • [ABR-164665] 複数の Office 365 メールボックスの同時バックアップが、「URI が空です」エラーでランダムに失敗する場合がある。
  • [ABR-162461] Acronis Backup が「オールインワン」アプライアンスとしてインストールされるときに、Exchange メールボックスバックアップを有効にできない。
  • [ABR-150271] 一部の Office 365 メールボックスのバックアップが、「.NET 例外 'System.InvalidOperationException' が発生しました:XML 文書にエラーがあります (1, 6998365)」エラーで失敗する。
  • [ABR-146976] SQL データベースバックアップに 61 以上の復元ポイントがある場合、Service_process.exe が保持ルールの適用時にクラッシュすることがある。
  • [ABR-144148] 保持ルールが適用された後に、Acronis Cloud に保存された SQL データベースバックアップで、復元とベリファイアクティビティが、「セッション/サーバーを参照で解決できませんでした」エラーで失敗する。

Update 2の新機能

すべてのオンプレミスデプロイで使用できる新機能

管理

  • Linuxにインストールされている管理サーバー上でのユーザーアカウントの管理

インストールとインフラストラクチャ

  • 専用の仮想マシン上でLinux、管理サーバー、Linuxエージェント、VMwareエージェント(Linux)の自動配置を行うためのAcronis Cyber Backupアプライアンス
  • WindowsマシンをWebインターフェースで追加する場合、エージェントが管理サーバーへのアクセスに使用する名前またはIPアドレスを選択可能
  • アップデートの自動確認と手動確認

セキュリティ

  • 設定を加えなくてもバックアップコンソールでHTTPSプロトコルをサポート
  • 管理サーバーにおいて、自己署名の証明書ではなく、信頼できる認証局が発行した証明書を使用可能
  • root ユーザー以外を Linux にインストールされた管理サーバーに管理者として追加可能

バックアップのスケジュール設定

  • 新しいスケジュールオプション:
    • バックアップのためにスリープモードまたは休止モードからマシンを起動する
    • バックアップ中にスリープモードまたは休止モードにしない
    • 実行されなかったバックアップをマシンの起動時に実行することを禁止するオプション
  • 新しいバックアップ開始条件(Windows ノート PC とタブレットのバックアップに便利):
    • バッテリー電源を節約
    • 従量制課金の接続時には開始しない
    • 以下のWi-Fiネットワークに接続している場合は開始しない
    • デバイスのIPアドレスをチェック
  • [月単位] のスケジュールで、バックアップを実行する個別の月を選択
  • 手動で差分バックアップを開始する機能

バックアップ保存先

  • 各マシンのバックアップをスクリプトで定義したフォルダに保存する(Windowsを実行するマシン用)
  • ローカルに配置されたAcronis Storageをバックアップロケーションとして使用する

アプリケーション

  • Microsoft Office 365 メールボックスとメールボックスアイテムをMicrosoft Exchange Serverに復元する(逆も同様)

新しいオペレーティングシステムと仮想環境プラットフォームのサポート

  • macOS High Sierra 10.13
  • Debian 9.1 および 9.2
  • Red Hat Enterprise Linux 7.4
  • CentOS 7.4
  • ALT Linux 7.0
  • Red Hat Virtualization 4.1

操作性の向上

  • [バックアップ] タブでロケーションの名前を変更する
  • [設定] > [エージェント] > エージェントの詳細でVMwareエージェントが管理するvCenter ServerまたはESXiを変更

Advanced ライセンスでのみ使用できる新機能

管理

  • Linux にインストールされた管理サーバーでの部署の作成

インストールとインフラストラクチャ

  • 管理対象ロケーションを追加する場合、エージェントからStorage Nodeへのアクセスに、サービス名とIPアドレスのどちらを使用するかを選択

操作性の向上

  • Storage Nodeのプロパティパネルで管理対象ロケーションを追加

テープのサポート

Update 2で修正された問題

このセクションでは、Update 2で修正された問題について説明します。

ビルド9010で修正された問題 (2018年1月30日)

インストールとアップグレード

  • [TTASK-21608] ビルド7970以降のアップデートでAcronis Management Server Serviceを開始できない場合がある。
  • [ABR-148800] Acronis Management ServerまたはWindowsエージェントがWindowsの読み取り専用のドメインコントローラーにインストールされない。

共通

  • [ABR-150369] ビルド8850でAcronisスケジューラサービスがクラッシュする場合がある。
  • [ABR-148883] 資格情報が [ホスト名またはドメイン]\[ユーザー名] の形式で指定されない場合に、AcronisブータブルメディアのSMB共有やVMwareエージェント(仮想アプライアンス)経由のSMB共有を参照できない。資格情報を [ホスト名またはドメイン]\[ユーザー名] の形式で指定する必要のあることがエラーメッセージで明瞭に示されるようになった。
  • [ABR-148528] Acronisブータブルメディア環境のリカバリウィザードで、LVMボリュームが含まれるLinuxマシンのバックアップを復元する場合に [RAID/LVMの適用] オプションが表示されない。

Acronis Storage

  • [ABR-145706] ビルド7970またはそれより古いビルドからのアップデート以後、Acronis Storageへのバックアップの実行やバックアップロケーションの参照が失敗し、「エージェントの資格情報がありません」というメッセージが表示される。

仮想環境

  • [ABR-150456] Windows 10/2012 R2 EFI 物理マシンから作成されたバックアップを Hyper-V VM に変換すると、ブート不可能な VM が生成される(「NTLDR is missing」というエラーが表示される)。
  • [ABR-149798] vSphere VM レプリケーションアクティビティが 10% 進行した時点でハングアップし、「One or more required subsystems failed to initialize」というエラーが発生する場合がある。
  • [ABR-149413] EFIマシンを含むバックアップがWindows/Linuxエージェント経由で作成された場合、Hyper-VおよびESXi VMへの変換が「使用できるターゲットディスクのサイズ({0, size})が必要なサイズ({1, size})に満たないため、ディスクをコピーできません」というエラーで失敗する。

Acronis Notary(ASign)

  • [ABR-147778] ノータリゼーションを有効にした状態でファイルをバックアップした場合、ファイルの検証で「サービスが使用できません」というエラーが表示される。

ビルド8850で修正された問題 (2017年12月13日)

インストールとアップグレード

  • [TTASK-21679] アップグレード後、Webバックアップコンソールで青い背景の上に「Acronis Backup」が表示され、このステージで読み込みが止まる場合がある。 
  • [ABR-146591] Acronisアップグレードツールで、11.5/11.7からのアップグレードおよび12/12.5の一部の古いビルドからのアップグレードが失敗し、Acronis Management Server Serviceがクラッシュする。
  • [ABR-142734] NetworkServiceシステムアカウントに%temp%フォルダに対するアクセス権がない場合、このアカウントで実行されるAcronisサービスを開始できない。
  • [ABR-141626] VMwareエージェント(仮想アプライアンス)を最新のビルドに更新した後、バックアップまたは他のアクティビティ中に、エージェントに関するアラートが生成されない。
  • [ABR-140394] 管理サーバーが外部のMicrosoft SQLデータベースを使用するよう構成されており、接続パスワードに特殊文字(%、#など)が含まれている場合、Acronis Cyber Backup Management Server Serviceを開始できない。
  • [ABR-137452] Acronis Cyber Backup Management ServerがMicrosoft Hyper-V Server 2012 R2コアにインストールされている場合、opengl32.dll、glu32.dll、およびddraw.dllの各ファイルがないことが原因で、Acronis Service Managerサービスを開始できない(これらの.dllファイルは、デフォルトではWindowsコアインストールに含まれない)。この場合、製品全体が正常に機能しない。
  • [ABR-135152] Acronis Cyber Backupインストーラのウィンドウをマルチモニターシステム上の複数のモニター間でドラッグすると、ハングして応答しなくなる。
  • [ABR-131248] 64 ビットマシンで実行している管理サーバーから 32 ビットの Windows マシンにエージェントをリモートでインストールしようとすると失敗し、まぎらわしいエラーメッセージが表示される。

共通

  • [ABR-142574] Acronis Managed Machine ServiceによってAcronis集中管理グループの可用性のチェックが、必要ない場合にも行われる。その結果、低速なシステムで mms.exe プロセスがクラッシュする可能性がある。
  • [ABR-141635] ブータブルメディアが管理サーバーに接続され、復元がバックアップコンソールから構成されている場合、ブータブルメディアで元のマシンへの復元を実行すると、静的 IP ネットワークの設定が保持されない。ブータブルメディアの埋め込みユーザーインターフェースを使用して復元が構成されている場合、この問題は再現されない。
  • [ABR-141235] Windows サービスフォルダのローカライズされた名前(アプリケーションデータなど)にロケール特有の文字が含まれていることが原因で、ローカライズされた Windows XP SP3 でファイルレベルのバックアップが失敗する。
  • [ABR-141033] エージェント IPアドレスが変更されたときに、IPアドレス条件によって定義されたダイナミックグループ間でエージェントが自動的に移動しない。
  • [ABR-139324] Internet Explorer 11 で、管理サーバーに 1,000 を超えるライセンスを追加すると、バックアップコンソールの [設定] > [ライセンス] メニューが応答しなくなることがある。
  • [ABR-139267] クラウドストレージに保存されたファイルレベルのバックアップから元のロケーションに復元する際、[既存のファイルを上書きしない] オプションが有効になっていると、ファイルが復元されない。
  • [ABR-137665] 除外フォルダのパスの末尾がスラッシュの場合(例: C:\temp\)、[ファイルフィルタ] オプションが動作しない。
  • [ABR-137613] 非表示の SMB 共有のバックアップが失敗する。表示されるエラー:「ファイルが存在しません」。
  • [ABR-137385] WinPE ベースのブータブルメディアのビルド中に定義したカスタムネットワーク設定が適用されない。
  • [ABR-137148] Acronis Universal Restoreが、WinPEベースのブータブルメディアで使用できない。
  • [ABR-136675] 手動で開始されたスケジュール済み計画で、アクティビティ詳細の [開始者] フィールドに正しくないユーザーが表示される。
  • [ABR-135509] Linuxエージェントを使用するマシンで、「アサーションに失敗しました」というメッセージが /var/log/messages に 10 分ごとに書き込まれる。
  • [ABR-135431] ブートメニューで英語を選択しないと、Acronis Startup Recovery Manager(ASRM)を開始できない。
  • [ABR-135267] Windows 10 EFI ベースのマシンのバックアップから元のロケーションにシステムボリュームを復元すると、元のシステムでは 1 つの項目だったのに、ブートメニューに 2 つの項目が表示されるようになる。
  • [ABR-134739] Bitlockerで保護されているボリュームが、ロックを解除した後もAcronis Cyber Backup Agent for Windowsによって認識されない。Acronis Managed Machine Serviceを再起動する必要がある。
  • [ABR-130709] Acronis Cyber Backup Management Serverのホスト名がエージェントのインストールされているマシンからIPで解決されない場合、バックアップ計画が実行できない場合がある。表示されるエラー:「Management Serverとの接続の問題のため、ライセンスを確認できません」
  • [ABR-129816] NFS v4 共有のファイルレベルのバックアップにデータが含まれていない。
  • [ABR-128477] バージョン12のバックアップ形式を使用してネットワーク共有へバックアップする場合、操作中にネットワーク共有への接続が失われると、その後復旧しても、「入出力エラー」のエラーメッセージが表示されて、バックアップが失敗する。
  • [ABR-125700] https://kb.acronis.com/content/58130 に記載されているように、バックアップコンソールへのSSLでセキュリティ保護された接続を有効にできない。

    注意:SSL 証明書設定を変更し、バックアップコンソールに対する接続で SSL によるセキュリティ保護を有効にする方法については、ユーザーガイドを参照してください。

  • [ABR-125422] CentOS 7 でファイル/フォルダの除外を使用して ext4 パーティションをバックアップすると、「ファイルの除外はサポートされていません」という警告で終了する。ファイルは除外されない。
  • [ABR-119894] 次の条件が満たされると、NAS デバイス上でホストされている SMB 共有に対するバックアップが失敗する。すなわち、ルート(「/」)ディレクトリがエクスポートされる NFS サーバーがデバイスにもあり、かつバックアップがブータブルメディアまたは VMwareエージェント(仮想アプライアンス)で実行される場合。そのような NAS デバイスには、NetApp Altavault などがある。

    注意:このバグの修正によって SMB 共有へのバックアップが有効になりますが、依然として NFS ルートエクスポートに直接バックアップすることはできません(例: nfs://[IP]/:/)。

  • [ABR-117799] 初期化されていないディスクまたは構造が認識されないディスクのバックアップ(セクタ単位のバックアップ)からの復元が失敗する。表示されるエラー:「ディスクにデータを書き込むことができませんでした。アクセスが拒否されました」。
  • [ABR-114001] バックアップ用に選択したパーティションがマシンから物理的に削除された場合、バックアップが失敗する。次のようなエラーが表示されます:「バックアップ用に選択されたアイテム '\local\hd_sign(A63B0C02)\part_sn(62C456D4FC62C496)start(63895552)' が見つかりません」。また、バックアップ計画からこのパーティションを除外することもできません。
  • [ABR-104069] acrocmd list activitiesコマンド出力の [経過時間][推定所要時間] 列に実行アクティビティに関する正しくない値が表示されることがある。

役割と部署の管理

  • [ABR-139735] 部署管理者として定義されたユーザーが Active Directory またはマシンのローカルユーザーから削除された場合、[設定] > [管理者] を使用してこのユーザーを管理サーバーから削除できない。

ダッシュボード、レポート、およびアラート

  • [ABR-140309] 日次のアクティビティレポートとアラートレポートではなく、完全なダッシュボードレポートが作成される。
  • [ABR-137630] 管理サーバーが Ubuntu にインストールされている場合、[ダッシュボード] タブまたは [レポート] タブからレポートをダウンロードできない。

Acronis Storage Nodeとデータカタログ

  • [ABR-133661] カタログサービスを実行しているマシンで Java をアップデートした後、データカタログが失敗する。表示されるエラー:「ホスト 'host_name' に接続できません」。
  • [ABR-135566] 重複除外が有効な管理対象ロケーションに対するバックアップ中に、mms.exe プロセスがクラッシュすることがある。
  • [ABR-129426] Windowsユーザーアカウント制御(UAC)をAcronis Storage Node Nodeが実行されているマシンで無効にする必要がある。UACが有効になっていると、Storage Nodeにバックアップはできない。表示されるエラー:「指定した資格情報による接続を確立できませんでした。管理対象のマシンに接続しようとしている場合は、「Acronis Remote Users」セキュリティグループのメンバーの資格情報を使用してください。ローカルにインストールされた管理サーバーに接続するには、「Acronis Centralized Admins」セキュリティグループのメンバーの資格情報を使用してください。Management Serverへのリモート接続の場合は、これら両方のセキュリティグループのメンバーであるアカウントの資格情報を使用してください。
  • [ABR-38271] 管理対象ロケーションに保存されたバックアップの検証中に、0%という不正確な進行状況が表示される。

仮想環境

  • [ABR-141943] vSphere 仮想マシンのエージェントレスバックアップで、デフォルトの 443 以外のポートを使用してvCenterに接続すると失敗する。
  • [ABR-139974] Hyper-V ロールが有効な Microsoft Windows 2008 で実行される仮想マシンが静的な MAC アドレスを持つ場合、その仮想マシンのバックアップが失敗する。表示されるエラー:「プロパティ 'AllowMacSpoofing' を取得できませんでした」。
  • [ABR-138661] VMwareエージェント(仮想アプライアンス)が管理サーバーに接続する際、アプライアンスのデプロイ中に IP による接続が定義されていたとしても、常にサーバーのホスト名を使用しようとする。
  • [ABR-138478] 管理サーバーがあるマシンに SQL エージェントがインストールされている場合、ESXi 設定のバックアップが失敗する。表示されるエラー:「POR:ブランチ 'ProviderId' が見つかりません」。
  • [ABR-132985] ESXi 6.5 Host Client を使用して OVF テンプレートから VMwareエージェント(仮想アプライアンス)をデプロイしようとすると失敗する。表示されるエラー: 「postNFCData に失敗しました」。
  • [ABR-129688] その他のLinux(32-bit)に設定されている、ゲストOSの誤ったプロパティが原因になり、Linuxエージェントによって作成されたLinuxマシンのバックアップから変換されたESXi仮想マシンが、ESXiホストで起動しない場合がある。
  • [ABR-104538] Acronis Cyber Backup Management ServerがLinuxを実行中のマシンにインストールされている場合、VMwareエージェント(Windows)を使用できない。
  • [ABR-81335] vSphere クラスターに含める ESXi ホストが [ナビゲーション] ツリーで直接選択されると、デバイス一覧に仮想マシンが表示されない。

テープ管理

  • [ABR-140985] バージョン12.5にアップグレードすると、管理対象テープベースロケーションに保存されているバージョン11.7バックアップからファイルまたはフォルダを復元できなくなる。
  • [ABR-139651] 複数のマシンから管理対象テープベースロケーションへの並列バックアップが、入出力エラーによって失敗することがある。
  • [ABR-136132] バージョン11 バックアップ形式が使用されている場合、[完全バックアップの作成時にスタンドアロンテープドライブのテープを上書きする] オプションが機能しない。
  • [ABR-135596] [各マシンの正常なバックアップの後にテープを取り出す] オプションが有効な場合、バックアップ計画が失敗し、テープが取り出されない。表示されるエラー:「ストレージノードに接続できませんでした」。この問題は、スタンドアロンのテープドライブにのみ該当します。

エージェント for Mac

  • [ABR-108598] 名前に特殊な制御文字(\r)が含まれるフォルダを選択すると、次のエラーが表示される。「URI が無効です。正しくない記号が検出されました」。

アプリケーションサポート

  • [ABR-140290] SQL エージェントが実行されているマシンのシングルパスバックアップを SMB 共有に対して実行するとき、バックアップ共有を smb://server/share(末尾にスラッシュなし)として指定すると、警告が出て完了する。表示される警告:「ファイルを開いているときにエラーが発生しました」。「バックアップロケーションのログオン情報を設定できませんでした」。
  • [ABR-137524] SQL データベースの増分バックアップが、大規模なデータベースの処理中にハングする場合がある。
  • [ABR-121741; ABR-110133] 複数の Office 365 メールボックスに適用されるバックアップ計画が、一部のメールボックスが物理的に削除されていると、警告が出て完了する。また、バックアップ計画からそのような削除済みメールボックスを除外することもできない。

Update 1の新機能

  • 自動エージェントデプロイ用の一括デプロイとアップグレードユーティリティ

    このユーティリティの使用方法については、次のAcronis Knowledge Baseの記事 https://kb.acronis.com/content/60137を参照してください

  • 管理対象ロケーションの詳細な統計情報をロケーション情報ウィンドウに表示

Update 1で修正された問題

このセクションでは、Update 1 で修正された問題について説明します。

ビルド7970で修正された問題 (2017年9月14日)

インストールとアップグレード

  • [ABR-138006] ルート証明書を確認できない場合、Acronis Cyber Backupのインストールが失敗する。表示されるエラー:「エラー0xfff0:証明書チェーンを信頼できるルート認証局に組み込めませんでした。」

    解決策:インストール中に証明書の確認をスキップできるようになりました。

  • [ABR-131248] 64ビットマシン上のAcronis Management ServerからWindowsエージェントを32ビットマシンにリモートインストールしようとしたときに、インストラクションページで32ビットインストーラへのリンクが破損している。

共通

  • [ABR-137070] WinPEベースのブータブルメディアで起動したリモートマシンで acrocmd を使用したバックアップが失敗する。表示されるエラー:「このディスクに対する処理を実行するための十分な権限がありません。'ファイルとディレクトリのバックアップ'(SeBackupPrivilege)および 'ファイルとディレクトリの復元'(SeRestorePrivilege)の権限が必要です。」
  • [ABR-137061] バックアップ元またはバックアップ先ロケーションの資格情報が、バックアップのレプリケーションの計画のログにプレーンテキストで含まれる場合がある。
  • [ABR-135566] Acronis Storage Nodeが管理するロケーションへのバックアップが失敗する。表示されるエラー:「ロケーションがまだ初期化されていません。Storage Nodeが完全に初期化されてから、もう一度試してください。」その後、mms.exeプロセスがクラッシュする。
  • [ABR-135267] Windows 10を実行しているEFIコンピュータが復元され、起動された後、2番目の起動オプションが予期せず表示される。
  • [ABR-134448] 非表示のネットワーク共有をバックアップ計画のバックアップ元として保存できず、[バックアップする項目]フィールドが空のままになる。

役割と部署の管理

  • [ABR-138229] 部署管理者を追加するとき、バックアップコンソールに[表示名]の値が英語以外の言語に設定されているActive Directoryのユーザーアカウントが「???? ????」と表示される。

Active Protection

  • [ABR-136876] バックアップコンソールで、Active Protectionアクティビティに概要が「UNTRANSLATED」として表示される場合がある。
  • [ABR-135331] Active Protection計画の適用後、バックアップコンソールに予期せず「Active Protection サービスが実行されていません」という警告が表示されることがある。

ビルド7641で修正された問題 (2017年8月5日)

インストールとアップグレード

  • [ABR-133606] Acronis Cyber Backup Management Serverデータベースへのアクセスに関する問題のため、Acronis Cyber Backup 11.7からアップグレードした後に、バックアップ計画が失われる場合がある。
  • [ABR-133396] Acronis Cyber Backup 12/11.5/11.7からアップグレードした後、新しいバックアップ計画を作成できないことがある。表示されるエラー:「ユーザープロファイルでアカウントを追加できませんでした。」
  • [ABR-132880] Acronis Cyber Backup 11.7からのアップグレード後、「内部サーバーエラー100011」メッセージがバックアップコンソールに表示される場合がある。
  • [ABR-132756] Acronis Cyber Backup 11.7 Advancedからのアップグレード中に、バックアップ計画のアップグレードアクティビティが失敗する場合がある。表示されるエラー:「POR:パス'.MachineAddress'によってプロパティにアクセスできません。」
  • [ABR-132350] Acronis Cyber Backup 12からアップグレードした後、バックアップ成功に関する電子メール通知が送信されない。
  • [ABR-131984] Acronis Cyber Backup 11.7からのアップグレードが、90%で長時間ハングすることがある。
  • [ABR-131872] ポート8089の競合により、Acronis Cyber Backup Management ServerがVMware vCenter Serverと同じマシンで実行できない。
  • [ABR-131343] Acronis Cyber Backup 11.5/11.7からアップグレードした後、ユーザーがWindowsエクスプローラーでアーカイブファイルを開くことができない、または、マウントできない。
  • [ABR-130913] Acronis Cyber Backup 11.5/11.7からアップグレードした後、デフォルトの電子メール通知設定が保持されない。
  • [ABR-122292] Acronis Cyber Backup 11.5/11.7によって作成されたMicrosoft Exchange CDPアーカイブが復元できない。表示されるエラー:「この処理はサポートされていません。」

共通

  • [ABR-132794] 正しく適用されていないライセンス制限のため、Active Protection計画をUniversal Licenseが割り当てられたマシンに適用できない。
  • [ABR-131006] 更新通知インジケーター([設定] > [エージェント]タブ)に、更新が必要なエージェントの数が正しく表示されない。
  • [ABR-130967] バックアップがUSBフラッシュドライブ上にある場合、バックアップの削除が失敗する。表示されるエラー:「サポートされていないURIが指定されました。」
  • [ABR-130477] コンピューターが選択したWi-Fiネットワークへの接続を失い、別のWi-Fiネットワークに接続してしまうと、Acronis Cloud Storageにバックアップできず、再試行も適切に行われない。
  • [ABR-130115] バックアップコンソールを使用して異なるハードウェアにマシンを復元する際、BIOSベースのオペレーティングシステムのUEFIへの変換が実行されない。
  • [ABR-126484] ネットワーク共有の管理対象ロケーションについて、バックアップで占有された領域の情報が[容量]列に正しく表示されない。
  • [ABR-126042] バックアップのベリファイ作業の進行状況が正しく表示されない。
  • [ABR-121569] バックアップ形式が [バージョン12] に設定されていると、バックアップ分割オプションが適用されない。

役割と部署の管理

  • [ABR-131855] 削除されたWindowsアカウント/グループがリストにある場合に、[管理者]タブをクリックすると、「AccountServer.UserGroupNotFound」エラーが発生する。
  • [ABR-124308] バックアップエージェントまたはAcronis Storage Nodeをインストールすると、[部署の選択] ダイアログで部署のリストが保存されない。

ダッシュボード、レポート、およびアラート

  • [ABR-122810] 計画の実行失敗時に生成されるアラートが、バックアップ計画以外の計画の [アラート] タブに表示されない。この問題は別の ベリファイバックアップのレプリケーション、およびVMへの変換の計画に影響する。

Acronis Notary(ASign)

  • [ABR-129554] Acronis Cloud Storageにある暗号化済みバックアップのファイルが、[このファイルのバージョンに署名] コマンドで署名されない。

仮想環境

  • [ABR-130030] 直接ボリュームを選択してバックアップが作成されている場合、バックアップをHyper-V仮想マシンに変換できない。表示されるエラー:「空き領域がありません」
  • [ABR-125939] Hyper-Vエージェントをインストールした後、Hyper-Vの仮想マシンが10分遅れてバックアップコンソールの [デバイス] タブに表示される場合がある。

テープ管理

  • [ABR-129951] ディスクレベルバックアップの形式がバージョン12で、ディスクキャッシュを使用して復元を高速化するオプションが有効になっている場合に、テープベースのロケーションからのファイル復元で警告が発生することがある。表示されるメッセージ:「内部エラー: サポート対象外です。」実際には、ディスクキャッシュは復元処理中に使用されません。

アプリケーションサポート

  • [ABR-133093] Office 365のバックアップ内の要素を検索すると、検索条件と一致するバックアップではなく、すべての電子メールが取得される。
  • [ABR-133091]Exchange 2016 Cumulative Update 5のバックアップからのメールボックス復元が動作しない。
  • [ABR-129938] Acronis Managed Machineサービスが、Microsoft Exchangeを実行中のマシンで適切に停止しない場合がある。

Acronis Backupの新機能

  • 独自の機能:Acronis Active Protectionによりランサムウェア攻撃を事前に検知および遮断し、システムやデータを確実に保護
  • 集中管理バックアップポリシー、静的/動的グループ分け、部署や支店単位のバックアップ管理により、大規模環境、大容量データに対応
  • カスタマイズ可能なダッシュボードと詳細レポート作成により、インフラ全体の状況を迅速に把握
  • 独自の機能:XenServer、Linux KVM、Red Hat Virtualization、Oracle VMサーバーのバックアップにより、あらゆる仮想環境を完全に保護
  • テープ ドライブ、オートローダー、テープライブラリに対応
  • バックアップのステージング(移動)、レプリケーション(コピー)、ベリファイ、保持(クリーンアップ)など、バックアップ管理操作のオフホスト処理
  • Webベースのタッチ操作可能な集中管理コンソールにより、管理の煩雑さを軽減
  • 独自の機能:VMware vSphere ESXiとMicrosoft Hyper-VのホストとVMを保護し、あらゆる仮想環境を完全に保護
  • より高速な災害復旧のためのVMwareのVMレプリケーションとWAN最適化
  • 独自の機能:Acronis Instant Restore(バックアップを仮想マシンとして実行)とVMwareおよびHyper-V用のvmFlashbackが復元時間目標(RTO)を短縮
  • VMwareのバックアップ用にSANストレージのスナップショットに対応し、ESXiのリソース利用率を軽減
  • リモートブータブルメディアにより、リモートシステムとデータセンターのRTOを大幅に短縮

Acronis Backupで修正された問題

このセクションでは、Acronis Backupで修正された問題についてAcronis Backup 12 Update 3と比較して説明します。

共通

  • [ABR-108446] Acronis Backup 11.5/11.7からアップグレードした後、2つ以上のロケーションにバックアップをレプリケートするバックアップ計画が失敗する。この問題は1つの追加のバックアップロケーションが定義されているバックアップ計画には影響しません(セカンダリのバックアップ先)。
  • [ABR-110899、ABR-108804] SQL Serverデータベースをバックアップしているときに、試用版を起動できない。
  • [ABR-110713] Windowsエクスプローラー シェル拡張経由で開かれた.tibファイルをコピーするときにパフォーマンスが低下する。
  • [ABR-108066] VMwareエージェントまたはHyper-Vエージェントによって実行された物理コンピュータから仮想(P2V)への復元が正常に完了するものの、「オブジェクトのプロパティ'ManagedHost'を取得できませんでした」という警告がアクティビティに含まれる。
  • [ABR-107545] 有効なライセンスを追加した後にも、不足しているライセンスに関するメッセージがバックアップ計画作成パネルに表示され続ける。
  • [ABR-88247] [アクティビティ] タブでデバイス名を使用して検索するとき、大文字と小文字が区別される。

仮想環境

  • [ABR-111052] NVMeコントローラーを持つVMware vSphere 6.5仮想マシンのバックアップが失敗する。表示されるエラー:「このファイルへのアクセス権限がありません。」
  • [ABR-117801] PVRDMAネットワークアダプターを使用して仮想マシンを新しい仮想マシンにリカバリした後に、リカバリされた仮想マシンにVMXNET3ネットワークアダプターが設定される。
  • [ABR-119508] 既存の暗号化された仮想マシンにレプリケートした後、レプリケートされた仮想マシンの電源がオンにならない。表示されるエラー:「モジュール'Nvman'の電源がオンになりませんでした。」
  • [ABR-119529] VMFS 6.0データストアにあるVMware vSphere 6.5仮想マシンをSAN転送モードを使用してバックアップできない。
  • [ABR-104133] VMレプリケーション計画を作成するときに、電子メール通知オプションがない。
  • [ABR-90170] 仮想マシンを選択し、[アクティビティ] をクリックすると、バックアップアクティビティが表示されない場合がある。

アプリケーションサポート

[ABR-104004] データベースバックアップでExchangeメールボックスアイテムを参照すると、[勤務先住所] に連絡先名が2回表示される。

  • [ABR-102816] 大量のExchangeメールボックス(200以上)の復元中に、Acronis Management Serverが過剰なRAMを消費する。

既知の問題

このセクションでは、現在までに把握されている製品の問題および可能な場合はその回避策について説明します。

インストールとアップグレード

Acronis Cyber Backup 11.5、11.7および12をAcronis Cyber Backup 12.5にアップグレードできます。アップグレード手順の詳細については、Acronis Knowledge Baseの記事(https://kb.acronis.com/content/59801)を参照してください
  • [ABR-218875] [Update 4] 実際のユーザーアカウントで実行されている管理サーバーが、[新しいアカウントを作成する] オプション([ログと構成の設定を削除する] チェックボックスがオフの状態)で再インストールされた後、バックアップ計画の作成が失敗する。表示されるエラー:「Windows エラー:(0x80070005)アクセスが拒否されました」。

    解決策:管理サーバーを再インストールし、初回インストールで使用されたものと同じユーザーアカウントを指定します。

  • [ABR-217534] [Update 4] クラウドバックアップにHTTP/HTTPSプロキシを使用するバックアップエージェントは、プロキシサーバー内でDNSリダイレクトが設定されている場合でも、Acronisクラウドサーバーのホスト名(例: "baas-fes-us3.acronis.com")を解決する必要がある。
  • [ABR-195114] mms.exeプロセスがリモートエージェントアップデート後に異常終了することがある。

    解決策:アップデート完了後にマシンを再起動します。

  • [ABR-144289] OVFテンプレートからESXiホストバージョン5.1以前にAcronis Cyber Backupアプライアンスを配置すると、次の間違ったゲストOSタイプの仮想マシンが生成される:「その他(32 ビット)」。結果として、アプライアンスは正常に機能しない。

    解決策:vSphere クライアントを使用して、アプライアンス仮想マシンのゲスト OS タイプを「その他の 3.x 以降の Linux(64 ビット)」に変更します。

  • [ABR-143693] vCenterバージョン6.5 U1ビルド5973321でvSphere Web Clientを使用すると、OVFテンプレートからAcronis Cyber Backupアプライアンスを配置できない。これは、このバージョンの vCenter が OVF テンプレートからのデプロイをサポートしておらず、OVA 形式のみがサポートされるからである。

    解決策:ユーザーガイドで説明されているように、Acronis Cyber Backupアプライアンス用の仮想マシンを手動で準備し、Acronis Cyber Backupアプライアンスの.isoから起動してインストールを続行します。

  • [ABR-142841] Acronis Cyber Backupアプライアンスの.isoからEFIマシンを起動できない。

    解決策:BIOS マシンを使用します。

  • [ABR-142560] ESXiバージョン6.5でvSphere Host Clientを使用すると、OVFテンプレートからAcronis Cyber Backupアプライアンスを配置できない。表示されるエラー:「必要なディスクイメージがありません」。

    解決策:OVFテンプレートから配置するためにvSphere Host ClientではなくvSphere Web Clientを使用します。または、ユーザーガイドで説明されているように、Acronis Cyber Backupアプライアンス用に手動で仮想マシンを準備し、Acronis Cyber Backupアプライアンスの.isoからブートして、インストールを続行します。

  • [ABR-136964] 管理サーバーがあるマシンにBitdefender Internet Security 2018がインストールされている場合、[デバイス] タブと他のタブとの間で往復すると、管理サーバーに登録されているエージェントが [デバイス] タブに表示されなくなる。

    解決策:Acronisインストールフォルダを、Bitdefender Internet Security 2018の除外一覧に追加します。

  • [ABR-131502] アーカイブが暗号化されている場合、Acronis Cyber Backup 11.7からのアップグレード後、管理対象ロケーションにバックアップできない。

    解決策:[バックアップ]タブの管理対象ロケーションを削除し、ロケーションを再度追加します。

  • [ABR-131165] バックアップコンソールで複数のVMwareエージェント(仮想アプライアンス)を同時にアップデートできない。

    解決策: エージェントを1台ずつアップデートします。

  • [ABR-130409] Acronis Cyber Backupエージェントをインストールした後、Acronis Cyber Backup管理サーバーのホスト名がエージェントのインストールされているマシンからIPに解決されないと、マシンが [デバイス] タブに表示されない場合がある。次のエラーメッセージがインストールログに表示される。「[HOSTNAME] ホストが解決できませんでした。ホストが見つかりません」

    解決策:Management Serverがエージェントのあるマシンからホスト名でアクセスできるようにします。

  • [ABR-130294] vSphere 6.5暗号化を利用して暗号化されたVMwareエージェント(仮想アプライアンス)のアップデートまたはアップグレードができない。表示されるエラー:「暗号化された仮想ディスクデバイスには暗号化された仮想マシンが必要です」

    解決策:アップデートまたはアップグレード前に暗号化を解除します。

  • [ABR-118182] Microsoft.VC90.CRT ランタイムパッケージのインストールが原因で、インストールが 96% 完了した時点で最大 10 ~ 20 分間ハングアップする場合がある。主な現象として、Windowsモジュールインストーラー(TiWorker.exe)プロセスが絶え間なくCPUリソースを消費する。
  • [ABR-221170] バックアップコンソールに管理者を追加する場合、ドメインが表示されない。

共通

  • [ABR-208339] Acronis Backup Management Serverがマシンにインストール済みである場合、Acronis Snap Deploy 5のインストールが失敗する。
  • [ABR-207057] MAC向けAcronis Bootable Mediaでブルガリア語が使用できない。
  • [ABR-197628] 500台を超えるデバイスに適用されているバックアップ計画が実行されている場合、管理サーバーサービスまたは管理対象のマシンサービスが異常終了することがある。
  • [ABR-197152] Windows Server 2019でReFS形式のボリュームのディスクレベルバックアップからファイルを参照して復元できない。
  • [ABR-195544] バックアップコンソールを実行するために使用しているインターネットブラウザが長時間(数日)アクティブだった後、バックアップ計画を作成すると、cookieの不適切な使用により「401 権限がありません」エラーが返されることがある。

    解決策: インターネットブラウザ設定でcookieをクリーンアップするか [シークレット] モードを使用してバックアップコンソールを開きます。

  • [ABR-195126] [マシンを削除する] モーダルダイアログが、管理サーバーからマシンが削除された後も消えないことがある。
  • [ABR-145273] AdGuard Anti-banner が有効の場合、バックアップコンソールの一部が表示されず、正常に使用できない。

    解決策:AdGuardのプロパティで、サイトのホワイトリストにAcronis Cyber Backup管理サーバーのアドレスを追加する。

  • [ABR-129997] macOSを実行しているマシンのバックアップをローカル接続されたFAT32またはExFAT形式のディスクに作成すると、バックアップが失敗する場合がある。表示されるエラー:「オペレーティングシステムエラー:リソースは一時的に使用できません。」

    解決策:HFS+でディスクをフォーマットし、バックアップを再開します。

  • [ABR-131366] バックアップファイルをFAT32ボリュームに保存した場合、保持ルールを実行してもバックアップファイルのサイズが減少しない。
  • [ABR-131204] Mac OS Xが実行されているマシンのUSBフラッシュドライブに、バージョン12のバックアップ形式を使用してバックアップすると、バックアップ操作ができない場合がある。表示されるエラー:「列挙子が空のアーカイブを返しました」

    解決策:[バックアップオプション] > [バックアップ形式][バージョン11] に設定して、バックアップ計画を再作成します。

  • [ABR-128461] ブータブルメディアで実行すると、バージョン12 形式へのファイルレベルのバックアップおよびこの形式のバックアップからの復元が動作しない。

    解決策:Windowsエージェントまたは Linuxエージェントを使用してファイルやフォルダのバックアップと復元を行います。

  • [ABR-128209] 読み込み/書き込みレベルのバックアップからマウントされたボリュームをマウント解除した後、マウントされたボリュームが変更されていないのに新しい復元ポイントが追加される。根本的な原因は、Windowsが新しく表示されたボリュームを自動的に検出し、メタデータの変更をボリュームに適用することです。これにより、アンマウント中に、Acronis Cyber Backup 12.5がこれらの変更を新しい復元ポイントに保存します。
  • [ABR-127363] バックアップ先がAcronis Cloud Storageの場合、[バックアップの合計サイズ別] クリーンアップルールがバックアップコンソールで利用できない。
  • [ABR-121236] [計画] タブから複数の計画をエクスポートできない。

    解決策:計画は1件ずつエクスポートしてください。

  • [ABR-111624] OS X 10.8~10.10でブータブルメディアを作成すると、Acronisのコンポーネントが起動しない。表示されるエラー:「コードシグネチャが無効です。」
  • [ABR-109012] 仮想マシンやメールボックスのようなリソースを削除した後も、リソースに適用されたバックアップ計画が引き続き実行され、次の警告が表示されて完了する。「GXT:アイテムプロバイダは、キーを持つアイテムのレポートをスキップしました」

    解決策:[計画] タブでバックアップ計画を編集してリソースを削除します。

  • [ABR-104297] Windows 10が実行されているマシンのEdgeブラウザでバックアップコンソールを開くと、「このページに到達できません」というエラーメッセージが表示される場合がある。このエラーメッセージは、URLにManagement Serverを実行しているマシンのホスト名が含まれていると表示される。

    解決策:Management Serverのホスト名の代わりに、IPアドレスまたは「localhost」(Management Serverが同一のマシンにインストールされている場合)を指定します。

  • [ABR-68302] バックアップのレプリケーションの進行状況が、対象のタスクを実行しているマシンの [デバイス] タブにある [ステータス] 列に適切に表示されない。

Active Protection

  • [ABR-129451] 空の静的グループに割り当てられたActive Protection計画が、後でこのグループに追加されるマシンに適用されない。

    解決策:静的グループを選択し、対象のActive Protection計画を取り消してから、計画を適用し直します。

Acronis Storage Node、Acronis Storage、データカタログ

インストールについて:Windowsエージェントは、常にAcronis Storage Nodeとともにインストールされます。このエージェントはロケーションの内容を参照するために必要です。
  • [ABR-144981] バージョン11形式のバックアップをAcronis Storageのロケーションに作成またはレプリケーションできない。
  • [ABR-143735] ブータブルメディアのユーザーインターフェースからAcronis Storage上のバックアップロケーションにアクセスできない。

    解決策:ブータブルメディアを管理サーバーに登録し、参照するマシンとしてブータブルメディアを選択して、[バックアップ] タブでバックアップを参照します。

  • [ABR-128626] テープデバイスに作成された管理対象ロケーションのデータカタログを有効にできない。

仮想環境

  • [ABR-214144] VMwareエージェント(仮想アプライアンス)のローカル接続されたストレージ(LAS)が、[VMへの変換] 機能により生成された仮想マシンファイル(.vhdx/.vmdk)のターゲットロケーションとして使用できるが、使用できてはならない。
  • [ABR-206645] 永続メモリ(PMEM)ディスクが接続されているHyper-V仮想マシンのバックアップが失敗する。表示されるエラー:「パラメータの要求中にエラーが発生しました。」
  • [ABR-204800] VMwareエージェント(Windows)がWindows Server 2019で実行されていて、vSphere 6.7 U1環境を管理している場合、仮想ディスクへのアクセスのSAN転送モード(LANフリー)が機能しない。
  • [ABR-190422] Nutanix AHV VMの内部以外のプラットフォームで動作しているHyper-Vエージェント、VMwareエージェント、またはWindowsエージェント経由でバックアップされたWindows VMは、ブータブルメディアを使用してNutanix AHV VMとして復元することができない。復元されたマシンは、Acronis Universal Restoreを使用しても起動できなくなる。
  • [ABR-189882] 仮想ディスクの.VHDファイル名にアンパサンド(&)記号がある場合、Hyper-V VMのバックアップが"ディスク情報を取得できませんでした。"エラーで失敗する。

    解決策: VM構成から関連付けられている仮想ディスクを削除し、名前を変更した後で再度追加して、.VHDファイル名を修正します。

  • [ABR-169367] SAN ハードウェアスナップショットを使用した ESXi VM テンプレートのバックアップが、「ストレージのディスク領域を取得できませんでした。仮想コンピュータディスクのスナップショットがありません」」というエラーで失敗する。

    解決策:[SAN ハードウェアスナップショット] バックアップオプションを無効にします。

  • [ABR-164733] 仮想マシンを新しい仮想マシンとして復元するときに、vSphere 6.7 固有の [Trusted Platform Module (TPM)] VM プロパティが保持されない。
  • [ABR-164732] 仮想マシンを新しい仮想マシンとして復元するときに、vSphere 6.7 固有の [仮想ベースのセキュリティ (VBS)] VM オプションが保持されない。
  • [ABR-163080] VMware エージェント(Windows)が非サーバーバージョンの Windows(例: Windows 7/8/10)にインストールされるときに、VMware VDDK HotAdd 転送モードが無効になる。
  • [ABR-144733] [Disk #](例、/dev/sda1など)以外のポリシールールを使用する、Linuxを実行している仮想マシンのエージェントレスバックアップが動作しない。

    解決策:マシン全体のバックアップを実行するか、ポリシールール [Disk #] を使用します。

  • [ABR-137883] [セキュアブート] オプションを有効にして、元のロケーションへの Gen2 Hyper-V 仮想マシンの復元を実行すると、次の警告が出て完了する。「復元された仮想コンピュータでは、セキュアブートが無効です」。「必要に応じて手動で有効にします」。

    解決策:警告で説明されている推奨事項に従います。仮想マシンが間違いなく正常にブートするよう、復元中は意図的に [セキュアブート] が無効にされます。

  • [ABR-98984] 1つ以上の仮想ディスクが非アクティブなデータストアにある場合、すべてのマシンの仮想マシンバックアップまたはレプリケーションが失敗する。表示されるエラー:「GXT:アイテムプロバイダは、キーを持つアイテムのレポートをスキップしました」

    解決策:データストアが非アクティブのままである場合、この仮想マシンをバックアップ/レプリケーション計画またはバックアップ/レプリケーション計画が適用されるデバイスグループから除外します。

  • [ABR-132899] 新しい仮想ディスクを含む復元ポイントを作成した後、前の復元ポイントのクリーンアップが失敗する。次のエラーが表示されます。「service_process.exeが失敗しました。」

    解決策:完全バックアップを再作成します。

  • [ABR-133681] バックアップがVMwareエージェント(Windows)によって実行され、かつエージェントが英語以外のWindowsでインストールされており、さらに名前がローカライズされているシステムアカウントで Acronis Managed Machine Serviceが実行されている場合、ESXi仮想マシンのバックアップが失敗する。表示されるエラー:「このファイルへのアクセス権限がありません。」

    解決策:VMwareエージェント(Windows)をアンインストールし、再インストールしてください。Acronisサービスのユーザーを一部の既存のユーザーに設定するか、デフォルトユーザーの代わりに [新しいユーザーを作成] オプションを使用します。

  • [ABR-126058] ESXiホストのデバイスをグループに追加できない([グループに追加]コマンドを使用できない)。
  • [ABR-125426] 仮想マシンの復元、ベリファイ計画実行、レプリケーション計画実行など、実行中のアクティビティをキャンセルすると失敗する場合がある。表示されるエラー:「ID'[ID]'のアクティビティが見つかりません」
  • [ABR-123601] vSphere vCenter環境内で仮想マシンを移行した後、仮想マシンの自動バインドが有効になっていても、マシンが、ターゲットのESXiホストにあるエージェントではなく、ソースのESXiホストで実行中のVMwareエージェントにバインドされる。
  • [ABR-121704] 2台以上の仮想マシンを単一のバックアップ計画でバックアップし、そのバックアップをVMwareエージェント(Windows)で実行すると、[デバイス] タブにある [ステータス] 列のバックアップ率に100%を超える無効な数値が表示される。
  • [ABR-120840] ESXiホスト設定のバックアップで、バックアップ計画で選択されたGFSカスタムのバックアップスキームが無視される。結果として、増分と差分のバックアップの代わりに完全バックアップが作成される。
  • [ABR-118715] vCenterに登録されたESXiホスト名がAcronis Cyber Backupエージェント(仮想アプライアンスまたはWindowsのエージェント)によってIPアドレスに解決されないと、vCenterホスト名が適切に解決できても、VMware vSphere仮想マシンのバックアップが失敗する。表示されるエラー:「このファイルへのアクセス権限がありません。」

    解決策:DNSを設定するか、/etc/hostsファイルを修正することにより、Acronis Cyber Backupエージェントのネットワーク設定を構成して名前解決が適切に実行できるようにします。ESXiホストの解決を確認するには、バックアップエージェントのあるマシンで、「ping <ESXiホスト名>」コマンドを実行します。

  • [ABR-111468] Hyper-Vクラスタ内で移行されたHyper-V仮想マシンの復元ポイントが重複して表示される。

    解決策:このマシンの復元ポイントのリストを更新します。

  • [ABR-96496] Acronis Cyber Backup VMwareエージェント(Windows)がWindows Server 2012にインストールされている場合、ポートの競合によりWindows NFSサーバー機能が無効になる。

    解決策:VMwareエージェント(仮想アプライアンス)をターゲットESXホストにデプロイするか、VMwareエージェント(Windows)をNFSサーバー機能が無効になっている別のマシンにインストールします。

テープ管理

  • [ABR-176191] Update 3.1にアップデートした後に作成されたバックアップで、テープベースのロケーションにある復元ポイントの [復元] > [マシン全体] ボタンが表示されない。

    解決策:[更新] ボタンをクリックして、復元ポイントを更新します。

  • [ABR-129546] テープデータベースが失われ、再スキャン操作が実行されると、[デバイス] リストの [復元] タブにある保護されているマシンについて、テープベースのロケーションの復元ポイントが表示されない。

    解決策:バックアップコンソールのインターフェースの [バックアップ] タブからバックアップを参照します。

  • [ABR-123328] ユーザーが最初に[GFS]バックアップスキームを選択してからバックアップ先のテープを選択すると、バックアップ計画作成中に [バックアップの種類ごとに個別のテープセットを使用する] バックアップオプションがデフォルトで有効にならない。

    解決策:[バックアップオプション]でこのオプションを有効にします。

アプリケーションサポート

  • [ABR-122309、ABR-127970] アプリケーション項目に関する情報がデータカタログにない。
  • [ABR-120853] ターゲットのMicrosoft Exchangeのバージョンが2010以降の場合、Microsoft Exchange 2007メールボックスを復元できない。表示されるエラー:「ターゲットURIの種類が無効です」