Universal Restore のドライバ
ブータブル メディアを作成する際に、Windows ドライバをメディアに追加できます。Universal Restore はこのドライバを使用して、異なるハードウェアに移行した Windows を起動します。
次の処理を実行するように Universal Restore を設定できます。
- ブータブル メディア内で、復元先ハードウェアに最も適したドライバを検索する。
- 明示的に指定した大容量記憶装置のドライバをブータブル メディアから取得する。この処理は、復元先ハードウェアにハード ディスク用の特定の大容量記憶装置コントローラ(SCSI、RAID、ファイバ チャネル アダプタなど)が搭載されているときに必要になります。
ドライバは、ブータブル メディア上で表示可能な Drivers フォルダに格納されます。ドライバは復元先コンピュータの RAM には読み込まれないため、Universal Restore で操作を実行している間は、メディアを挿入または接続したままにしておく必要があります。
リムーバブル メディア、その ISO、またはフラッシュ ドライブなどの取り外し可能なメディアを作成している場合、ブータブル メディアにドライバを追加できます。WDS/RISではドライバをアップロードできません。
ドライバは、INF ファイルまたはそのファイルが格納されているフォルダを追加することで、グループ単位でのみ一覧に追加できます。INF ファイルから個々のドライバを選択することはできませんが、メディア ビルダには参照用としてファイルの内容が表示されます。
ドライバを追加する手順は、次のとおりです。
- [追加] をクリックし、INF ファイルまたは INF ファイルが格納されているフォルダを参照します。
- INF ファイルまたはフォルダを選択します。
- [OK] をクリックします。
ドライバは、INF ファイルを削除することにより、グループ単位のみで一覧から削除できます。
ドライバを削除する手順は、次のとおりです。
- INF ファイルを選択します。
- [削除] をクリックします。