データベースを復元する

アプリケーション認識型バックアップから、稼働中のMySQL/MariaDBインスタンスにデータベースをリカバリすることができます。

  1. Cyber Protectコンソールで、リカバリ対象のデータが存在していた元のマシンを選択します。
  2. [復元] をクリックします。

  3. リカバリ ポイントを選択します。復元ポイントは、保存場所でフィルタされます。

    コンピュータがオフラインになっている場合、リカバリ ポイントは表示されません。次のいずれかを実行します。

    • バックアップのロケーションがクラウドまたは共有ストレージである(つまり、他のエージェントからアクセスできる)場合は、[マシンを選択] をクリックして、MySQL/MariaDBエージェントを含むオンラインのマシンを選択してから、復元ポイントを選択します。

    • [バックアップストレージ] タブで復元ポイントを選択します。

    上記のアクションのいずれかで参照用に選択されたマシンは、復元のターゲットマシンになります。

  4. [復元] >[MySQL/MariaDBデータベース] の順にクリックします。

  5. 任意のインスタンスの名前をクリックすると、そのデータベースの詳細を参照できます。

  6. リカバリ対象である、1つまたは複数のデータベースを選択します。

  7. [復元] をクリックします。

  8. [ターゲットMySQL/MariaDBインスタンス] をクリックし、ターゲットインスタンスの接続パラメータとアクセス認証を指定します。

    • データのリカバリ先のインスタンスを確認します。デフォルトでは、元のインスタンスが選択されます。

    • ターゲットインスタンスにアクセスできるユーザーアカウントの資格情報を指定します。このユーザーアカウントには、すべてのデータベースおよびテーブル(*.*)に対応する、以下の権限を割り当てる必要があります。
      • INSERT
      • CREATE
      • DROP
      • LOCK_TABLES
      • ALTER
      • SELECT
    • [OK] をクリックします。
  9. ターゲットデータベースを確認します。

    デフォルトでは、元のデータベースが選択されています。

    新しいデータベースとしてリカバリする場合は、ターゲットデータベースの名前をクリックして、変更します。この操作は、単一のデータベースをリカバリする場合にのみ有効です。

  10. [既存のデータベースを上書き] 以下の、上書きモードを選択します。

    デフォルトでは、上書きが有効になっており、バックアップされたデータベースが、同じ名前のターゲットデータベースと置き換えられます。

    上書きが無効になっている場合、バックアップされたデータベースは復元操作中にスキップされ、同じ名前のターゲットデータベースと置き換えられることはありません。

  11. [復元を開始] をクリックします。