ベリファイ

この機能は、Advanced Backupパックの一部としてAdvanced Backup - ServersまたはAdvanced Backup - NASのクォータが有効になっているカスタマーテナントで使用できます。

バックアップを検証して、そのバックアップからデータをリカバリできることを検証します。

オフホストデータ処理としてバックアップを検証するために、検証計画を作成します。いずれかを作成する方法については、検証計画の作成を参照してください。

以下の検証メソッドが利用可能です。

  • チェックサムのベリファイ
  • 仮想マシンとして実行
    • VMハートビート
    • スクリーンショット検証

1つまたは複数のメソッドを選択できます。複数の検証メソッドを選択した場合、それぞれの検証メソッドが連続して実行されます。メソッドの詳細については、検証メソッドを参照してください。

バックアップセットまたはバックアップロケーションを検証できます。バックアップロケーションの検証では、そのロケーション内のすべてのバックアップセットが検証されます。

サポートされるロケーション

サポートされているバックアップロケーションと検証メソッドを次の表に示します。

パブリッククラウドからアーカイブ全体を読み取るには膨大なコストがかかるため、検証オプションはパブリッククラウドのバックアップでは使用できません。
バックアップロケーション チェックサムのベリファイ 仮想マシンとして実行
VMハートビート スクリーンショット検証
クラウドストレージ

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ローカルフォルダ

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ネットワークフォルダ

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NFSフォルダ

Secure Zone

検証ステータス

検証が成功したバックアップに、緑のドットと検証済みというラベルが表示されます。

検証に失敗した場合、バックアップには赤いドットが表示されます。使用した検証メソッドのいずれかで問題が発生した場合、検証は失敗となります。検証計画の構成に誤りがある場合、こういった結果が生じます。例えば、正しくないホスト上の仮想マシンにVMハートビートメソッドが使用されている場合などがこれに当たります。

バックアップの検証ステータスは、新しい検証操作が実行されるごとにアップデートされます。各検証メソッドのステータスは個別にアップデートされます。そのため、いずれかの検証メソッドで失敗したバックアップの検証は、同じ検証メソッドが成功するまで失敗と表示されます。つまり、直近の検証操作で以前失敗した方法が使用されず、これが正常に完了した場合でも、失敗の表示が継続します。

検証ステータスを確認する方法の詳細については、バックアップの検証ステータスを確認するを参照してください。