復元サーバーのデフォルトパラメータの編集

ディザスタリカバリ保護計画を作成して適用すると、デフォルトパラメータで復元サーバーが作成されます。これらのデフォルトパラメータは後で編集できます。

リカバリサーバーは、存在していなかった場合のみ作成されます。既存の復元サーバーに変更や再作成は発生しません。

復元サーバーのデフォルトパラメータを編集するには

  1. [デバイス] > [すべてのデバイス] に進みます。

  2. デバイスを選択し、[ディザスタリカバリ] をクリックします。

  3. 復元サーバーのデフォルトパラメータを編集します。
    復元サーバーのパラメータについては、次のテーブルで説明されています。

復元サーバー

パラメータ

デフォルト

説明
CPUとRAM 自動 リカバリサーバーの仮想CPUの数とRAMの容量。デフォルト設定は元のデバイスのCPUとRAMの設定に基づいて自動的に決定されます。
クラウドネットワーク 自動 サーバーが接続されるクラウドネットワーク。クラウドネットワークの設定内容の詳細については、「クラウドネットワークインフラストラクチャ」を参照してください。
本番ネットワークのIPアドレス 自動 稼働中のネットワークでサーバーに与えられるIPアドレス。デフォルトでは、元のマシンの IP アドレスが設定されています。
テストIPアドレス 無効化 テスト用のIPアドレスを使用することで、隔離されたテストネットワーク内でフェールオーバーをテストし、テストフェールオーバー中にRDPまたはSSH経由でリカバリサーバーに接続することが可能になります。テストフェールオーバーモードでは、VPNゲートウェイが、NATプロトコルを使用してテストIPアドレスを本番IPアドレスに置き換えます。テスト用のIPアドレスを指定しない場合、テストフェールオーバー中はコンソール以外でサーバーにアクセスできなくなります。
インターネットアクセス 有効化 リカバリサーバーが、実際のフェールオーバーまたはテストフェールオーバー中にインターネットにアクセスできるようにします。デフォルトでは、TCPポート25番の送信接続は拒否されます。
パブリックアドレスの使用 無効化 パブリック IP アドレスを使用すると、フェールオーバーまたはテストフェールオーバー中にインターネットからリカバリサーバーを使用できるようになります。パブリックIPアドレスを使用しない場合、サーバーは稼働中のネットワーク内部でのみ使用可能になります。パブリックIPアドレスを使用するには、インターネットアクセスを有効にする必要があります。パブリック IP アドレスは、設定が完了した後に表示されます。デフォルトでは、TCPポート443番は受信接続用に開いています。
RPO しきい値を設定 無効化 RPO しきい値は、最後の復元ポイントと現在時刻との間の最大許容時間間隔を定義します。数値は15~60分、1~24時間、1~14日間の範囲で設定できます。