バックアップの削除

バックアップアーカイブには、1つまたは複数のバックアップが含まれます。アーカイブ内の特定のバックアップ(復元ポイント)またはアーカイブ全体を削除できます。

バックアップアーカイブを削除すると、その中のすべてのバックアップが削除されます。ワークロードのすべてのバックアップを削除すると、これらのバックアップを含むバックアップアーカイブが削除されます。

バックアップの削除は、Cyber Protect コンソールの [デバイス] タブと [バックアップストレージ] タブを使用して行うことができます。また、Web Restoreコンソールを使用して、クラウドストレージからバックアップを削除することもできます。

不変ストレージが無効になっている場合、バックアップデータは完全に削除され、リカバリできません。

バックアップまたはバックアップアーカイブを削除するには

[デバイス] タブでの操作

この手順は、オンラインのワークロードにのみ適用されます。

  1. Cyber Protectコンソールで [デバイス] > [すべてのデバイス] に進みます。
  2. 削除するワークロードバックアップを選択します。
  3. [復元] をクリックします。
  4. (複数のバックアップ先がある場合)バックアップロケーションを選択します。
  5. (ワークロードのすべてのバックアップを削除するには)[すべて削除] をクリックします。

    すべてのバックアップを削除すると、これらのバックアップを含むバックアップアーカイブも削除されます。

  6. (特定のバックアップを削除するには)削除するバックアップ(復元ポイント)を選択し、[アクション] > [削除] をクリックします。

  7. (すべてのバックアップを削除する場合)チェックボックスを選択し、[削除]をクリックして決定を確定します。

  8. (特定のバックアップを削除する場合)[削除] をクリックして決定を確定します。

[バックアップストレージ] タブでの操作

この手順は、オンラインおよびオフラインのワークロードに適用されます。

  1. Cyber Protectコンソールで、[バックアップストレージ] に移動します。
  2. バックアップを削除する場所を選択します。
  3. バックアップを削除するバックアップアーカイブを選択します。

    アーカイブ名には以下のテンプレートが使用されます。

    • 非クラウドツークラウドバックアップのアーカイブ: <ワークロード名> - <保護計画名>

    • クラウドツークラウドバックアップのアーカイブ: <ユーザー名> または <ドライブ名> または <チーム名> - <クラウドサービス> - <保護計画名>

  4. (バックアップアーカイブ全体を削除するには)[削除] をクリックします。

    バックアップアーカイブを削除すると、そのアーカイブ内のすべてのバックアップが削除されます。

  5. (バックアップアーカイブ内の特定のバックアップを削除するには)[バックアップの表示] をクリックします。

    1. 削除するバックアップ(復元ポイント)を選択します。

    2. [Actions]>[削除] をクリックします。
  6. (バックアップアーカイブを削除する場合)チェックボックスを選択し、[削除]をクリックして決定を確定します。

  7. (特定のバックアップを削除する場合)[削除] をクリックして決定を確定します。

Web Restoreコンソール内

この手順は、クラウドストレージ内のバックアップアーカイブにのみ適用されます。

  1. Cyber Protectionコンソールで [デバイス] > [すべてのデバイス] に進みます。
  2. 削除するワークロードバックアップを選択し、[復元] をクリックします。
  3. (複数のバックアップロケーションが利用可能な場合)バックアップロケーションを選択してから、[その他の復元方法] をクリックします。
  4. [ファイルのダウンロード] をクリックしします。

    Web Restoreコンソールにリダイレクトされます。

  5. Web Restoreコンソールの [マシン] でワークロード名をクリックします。

  6. [最終バージョン] で日付をクリックし、[削除]をクリックします。

    この動作はバックアップアーカイブレベルでのみ使用できます。アーカイブをドリルダウンして、そこから特定のバックアップを削除することはできません。

  7. [削除] をクリックして、決定を確定します。

Cyber Protectコンソール外でバックアップを削除する

Cyber Protectコンソールを使用してバックアップを削除することをお勧めします。Web Restoreコンソールを使用してクラウドストレージからバックアップを削除する場合、またはファイルマネージャーを使用してローカルバックアップを削除する場合、Cyber Protectコンソールに変更を同期するためにバックアップロケーションをリフレッシュする必要があるからです。

前提条件

  • バックアップロケーションにアクセスできるオンラインエージェントは、コンソールで [参照元マシン]として選択されている必要があります。

バックアップロケーションをリフレッシュするには

  1. Cyber Protectコンソールで、[バックアップストレージ] に移動します。
  2. 削除されたバックアップが保管されていたバックアップロケーションを選択します。
  3. [操作] ペインで、[リフレッシュ] をクリックします。