USBデバイスのデータベース管理ページ

USBデバイスの許可リストを設定する際に、データベースからデバイスを追加するオプションを利用できます。このオプションを選択すると、管理ページにデバイスのリストが表示されます。このページでは、データベースに登録されているすべてのデバイスを一覧表示したり、許可リストに追加するデバイスを選択したりできます。また以下の操作を行うことができます。

デバイスをデータベースに登録します

  1. ページ上部の [データベースに追加] をクリックします。
  2. 表示される [USBデバイスを追加] ダイアログで、USBデバイスが接続されているマシンを選択します。

    コンピューターのリストには、オンラインのマシンのみが表示されます。

    USBデバイスのリストは、データ漏洩防止エージェントがインストールされているマシンについてのみ表示されます。

    USBデバイスはツリービューに一覧表示されます。ツリーの最上位レベルは、デバイスモデルを表します。2番目のレベルは、該当モデルの特定のデバイスを表します。

    デバイスの説明の横にある青いアイコンは、デバイスが現在コンピューターに接続されていることを示しています。デバイスがコンピューターに接続されていない場合は、アイコンがグレーアウトして表示されます。

  3. 登録するUSBデバイスのチェックボックスを選択し、[データベースに追加] をクリックします。

デバイスの説明を変更します

  1. USBデバイスのデータベースページで、デバイスを示すリスト項目の末尾にある省略記号(...)をクリックしてから、[編集] をクリックします。

  2. 表示されるダイアログボックスで説明を変更します。

データベースからデバイスを削除します

  1. デバイスを示すリスト項目の末尾にある省略記号(...)をクリックします。

  2. [削除] をクリックして、削除を確定します。

ページ上のリストでは、各デバイスについて以下の情報が提供されています。

  • 説明 - 可読性のあるデバイスの識別情報です。必要に応じて説明を変更することができます。
  • デバイスタイプ - リスト項目がユニークなデバイスを表す場合は「ユニーク」と表示され、デバイスのモデルを表す場合は「モデル」と表示されます。ユニークなデバイスには、ベンダーID(VID)と製品ID(PID)に加え、シリアルナンバーが必要になります。一方、デバイスモデルはVIDとPIDの組み合わせで識別されます。
  • ベンダーID製品IDシリアルナンバー - これらの値を組み合わせて、USB\VID_<ベンダーID>&PID_<製品ID>\<シリアルナンバー>の形式により、デバイスIDが構成されます。
  • アカウント - このデバイスが属するテナントを示します。これは、デバイスをデータベースに登録するために使用されたユーザーアカウントが属するテナントです。
    この列はデフォルトでは非表示になっています。表に表示するには、表の右上にあるギアアイコンをクリックしてから [アカウント] を選択します。

一番左の列は、許可リストに追加するデバイスを選択するために使用します。追加するデバイスごとにチェックボックスを選択して、[許可リストに追加] ボタンをクリックします。すべてのチェックボックスを選択または解除するには、列のヘッダーにあるチェックボックスをクリックします。

デバイスのリストを検索したり、フィルタリングしたりすることができます。

  • ページ上部の [検索] をクリックし、検索用の文字列を入力します。デバイスの説明が入力した文字列と一致する場合、リストに表示されます。
  • [フィルタ] をクリックし、表示されるダイアログボックスでフィルタを構成して適用します。リスト表示の対象は、フィルタを構成する際に選択したタイプ、ベンダーID、製品ID、アカウントを持つデバイスに限定されます。フィルタをキャンセルしてすべてのデバイスをリストに表示するには、[デフォルトにリセット] をクリックします。

データベース内のUSBデバイスのリストをエクスポートします

データベースに追加されたUSBデバイスのリストをエクスポートできます。

  1. 編集するデバイスの保護計画を開きます。
  2. [デバイス制御] スイッチの横にある矢印アイコンをクリックして設定を展開し、[USBデバイスの許可リスト] 行をクリックします。
  3. [USBデバイスの許可リスト] ページで、[データベースから追加] をクリックします。
  4. 表示される [USBデバイスデータベースの管理] ページで、[エクスポート] をクリックします。

    標準の [参照] ダイアログが開きます。

  5. ファイルを保存するロケーションを選択し、必要に応じて新しいファイル名を入力して、[保存] をクリックします。

USBデバイスのリストがJSONファイルにエクスポートされます。

エクスポートされたJSONファイルを編集して、デバイスを追加または削除したり、デバイスの説明に一括変更を適用したりできます。

USBデバイスのリストをデータベースにインポートします

Cyber ProtectコンソールからUSBデバイスを追加する代わりに、USBデバイスのリストをインポートできます。リストはJSON形式のファイルです。

JSONファイルに記述されているデバイスが含まれていないデータベースに、JSONファイルをインポートできます。重複するエントリをインポートすることはできないため、変更されたファイルをエクスポート元のデータベースにインポートするには、最初にデータベースをクリアする必要があります。USBデバイスのリストをエクスポートして変更を加え、クリーンアップを実行せずに同じデータベースにインポートしようとすると、インポートは失敗します。
  1. 編集するデバイスの保護計画を開きます。
  2. [デバイス制御] スイッチの横にある矢印アイコンをクリックして設定を展開し、[USBデバイスの許可リスト] 行をクリックします。
  3. [USBデバイスの許可リスト] ページで、[データベースから追加] をクリックします。
  4. 表示される [USBデバイスデータベースの管理] ページで、[インポート] をクリックします。

    [ファイルからUSBデバイスをインポート] ダイアログが開きます。

  5. インポートするファイルをドラッグアンドドロップするか参照します。

Cyber Protectコンソールで、リストの中に、データベースに存在する重複エントリが含まれているかどうかが確認されます。該当する場合それらはスキップされます。データベースの中に存在しないUSBデバイスが追加されます。