仮想コンピュータへの変換
仮想マシンへの変換は、ディスクレベルバックアップでのみ可能です。バックアップにシステムボリュームが含まれ、オペレーティングシステムの起動に必要なすべての情報が含まれている場合は、生成される仮想マシンはそれ自体で起動できます。それ以外の場合は、仮想ディスクを別の仮想マシンに追加できます。
仮想マシンに別個の変換計画を作成し、その計画を手動でまたはスケジュールにより実行することができます。
前提条件と制限については、「変換に関する注意点」を参照してください。
仮想マシンへの変換計画の作成
- [管理] > [VMへの変換] をクリックします。
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[計画の作成] をクリックします。
新しい計画テンプレートが表示されます。
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計画名を変更するには、デフォルト名をクリックします。
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[変換先] で、ターゲット仮想マシンの種類を選択します。次のいずれかを選択できます:
- VMware ESXi
- Microsoft Hyper-V
- Scale Computing HC3
- VMware Workstation
- VHDXファイル
ストレージスペースを節約するため、毎回のVHDXファイルまたはVMware Workstationへの変換においては、前回の変換時に作成されたターゲットロケーションのVHDX/VMDKファイルが上書きされます。
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次のいずれかを実行します。
- (VMware ESXi、Hyper-V、およびScale Computing HC3の場合)[ホスト] をクリックし、ターゲットホストを選択して、新しいマシン名のテンプレートを指定します。
- (その他の仮想マシンタイプの場合)[パス] において、仮想マシンファイルとファイル名テンプレートの保存先を指定します。
デフォルトの名前は [マシン名]_convertedです。
- [エージェント] をクリックし、変換を実行するエージェントを選択します。
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[変換する項目] をクリックして、この計画で仮想マシンに変換するバックアップを選択します。
右上の [ロケーション]/[バックアップ] スイッチを使用することによって、バックアップの選択とロケーション全体の選択を切り替えることができます。
選択したバックアップが暗号化されている場合、すべてのバックアップで同じ暗号化パスワードを使用する必要があります。異なる暗号化パスワードを使用しているバックアップがある場合は、別個の計画を作成します。
- [VMware ESXiとHyper-Vのみ] [データストア] (ESXi)または [パス] (Hyper-V)をクリックしてから、仮想マシンのデータストア(ストレージ)を選択します。
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(VMware ESXiおよびHyper-Vのみ)ディスクプロビジョニングモードを選択します。デフォルトの設定は、VMware ESXiの場合は [シン]、Hyper-Vの場合は [容量可変] です。
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(VMware ESXi、Hyper-V、およびScale Computing HC3の場合)[VM設定] をクリックして仮想マシンのメモリサイズ、プロセッサー数、またはネットワーク接続数を変更します。
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[スケジュール] をクリックし、スケジュールを変更します。
- [変換する項目] で選択されているバックアップが暗号化されている場合は、[バックアップパスワード] スイッチを有効にして、暗号化パスワードを入力してください。それ以外の場合は、この手順をスキップします。
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計画のオプションを変更するには、ギアアイコンをクリックします。
- [作成] をクリックします。