デバイスのIPアドレスをチェック
この起動条件を使用して、マシンのIPアドレスに指定したIPアドレスの範囲内または範囲外のものが含まれる場合に、バックアップ(ローカルディスクへのバックアップを含む)が実行されないようにします。例えば、海外に所在するユーザーのマシンをバックアップする際に、多額のデータ転送料金が発生するのを回避したり、VPN(Virtual Private Network)接続経由でのバックアップを拒否したりすることができます。
次から選択できます。
- 以下のIPレンジの範囲外の場合に開始する
- 以下のIPレンジの範囲内の場合に開始する
どちらのオプションでも、複数の範囲を指定できます。IPv4 アドレスのみがサポートされています。
例
毎営業日午後9時にデータがバックアップされます。マシンがVPNトンネルを使って企業ネットワークに接続している場合に、バックアップをスキップしたいと考えています。
- スケジュール:日単位、月曜日から金曜日まで実行。開始時刻: 午後9時。
- 条件:デバイスの IP アドレスを確認し、以下のIPレンジの範囲外の場合に開始する。開始: <VPN IP アドレス範囲の開始>、終了: <end of the VPN IP アドレス範囲の終了>
- バックアップ開始条件:条件が満たされるまで待機する。
作成が完了すると以下のようになります。
- 午後9時の時点でマシンのIPアドレスが指定された範囲にない場合、バックアップは直ちに開始されます。
- 午後9時の時点でマシンのIPアドレスが指定された範囲にある場合、マシンがVPN以外のIPアドレスを取得した時点でバックアップが開始されます。
- 営業日の午後9時に、マシンのIPアドレスが常に指定した範囲内にある場合、バックアップが開始されることはありません。