ウイルスおよびマルウェア対策保護

適用されるライセンスモデルによっては、一部の機能で追加のライセンスが必要になる場合があります。

ウイルスおよびマルウェア対策モジュールは、あらゆる最新のマルウェアの脅威からWindows、Linux、およびmacOSマシンを保護します。 サポート対象のマルウェア対策機能の一覧(サポートされるプラットフォーム)を参照してください。

ウイルスおよびマルウェア対策保護は、Windows Security Centerでサポートされており、そこに登録されます。

マルウェア対策機能

  • リアルタイム保護モードとオンデマンドモードでファイルのマルウェアを検出
  • プロセスで有害な動作を検出する機能(Windows)
  • 有害なURLへのアクセスをブロックする機能(Windows)
  • 危険なファイルを検疫する機能
  • 社内の信頼できるアプリケーションを許可リストに追加する機能

スキャンの種類

ウイルス対策およびマルウェア対策保護を構成して、バックグラウンドまたはオンデマンドで常に実行することができます。

リアルタイム保護

この機能を利用できるかどうかは、現在のアカウントで有効になっているサービスクォータによって異なります。

リアルタイム保護では、マルウェアの脅威を防止するために、マシンで実行されるファイルや開かれるファイルをすべてチェックします。

互換性およびパフォーマンスの問題が生じるのを回避するため、リアルタイム保護を他のリアルタイム保護を使用するウイルス対策ソリューションと同時に運用することはできません。インストール済みの他のウイルス対策ソリューションのステータスは、Windows Security Centerにより判定されます。Windowsマシンがすでに別のウイルス対策ソリューションで保護されている場合、リアルタイム保護は自動的にオフにされます。

リアルタイム保護を有効化するには、他のウイルス対策ソリューションを無効化するかアンインストールしてください。リアルタイム保護とMicrosoft Defenderリアルタイム保護を自動的に置き換えることができます。

Windows Serverオペレーティングシステムを実行しているマシンの場合、リアルタイム保護が有効になっていると、Microsoft Defenderが自動的にオフになることはありません。管理者は、潜在的な互換性の問題を回避するために、Microsoft Defenderを手動でオフにする必要があります。

次のスキャンモードのいずれかを選択できます。

  • スマートオンアクセス検出では、マルウェアからの保護のプログラムをバックグラウンドで実行し、マシンシステムの電源がオンになっている間、システムにウイルスや他の有害な脅威がないかどうかを常時アクティブな状態でチェックします。ファイルが実行されているときと、ファイルを開く、読み取る、編集するといったさまざまなファイル操作を行っているときの両方で、マルウェアが検出されます。
  • 実行時検出では、実行時にのみ実行ファイルがスキャンされ、ファイルが感染しておらず、マシンやデータに被害を及ぼさないことを保証します。感染したファイルのコピーは検出されません。

スケジュールスキャン

マルウェア対策スキャンは、スケジュールに基づいて実行されます。

次のスキャンモードのいずれかを選択できます。

  • クイックスキャン - ワークロードのシステムファイルのみを確認します。
  • フルスキャン - ワークロード上のすべてのファイルを確認します。
  • カスタムスキャン - 管理者が保護計画に追加したファイル/フォルダを確認します。

マルウェア対策スキャンが完了すると、[監視] > [概要] > [最近影響を受けたもの] ウィジェットで、脅威の影響を受けたワークロードの詳細を確認できます。