Webホスティングサーバーの保護

Plesk、cPanel、DirectAdmin、VirtualMin、またはISPManagerコントロールパネルを実行しているLinuxベースのWebホスティングサーバーを保護することができます。他ベンダーのWebホスティングコントロールパネルを実行するサーバーは、通常のワークロードとして保護されます。

制限値(クォータ)

Plesk、cPanel、DirectAdmin、VirtualMin、またはISPManagerコントロールパネルを実行しているサーバーは、Webホスティングサーバーと見なされます。バックアップされたWebホスティングサーバーは、それぞれWebホスティングサーバーのクォータを消費します。このクォータが無効の場合やクォータの追加容量を超過した場合は、以下のようにクォータが割り当てられるか、バックアップが失敗することになります。

  • 物理サーバーの場合、サーバークォータが使用されます。このクォータが無効の場合、またはクォータの追加容量を超過した場合、バックアップは失敗します。
  • 仮想サーバーの場合、仮想マシンクォータが使用されます。このクォータが無効の場合、またはクォータの追加容量を超過した場合、バックアップは失敗します。

PleskとcPanelの統合

PleskまたはcPanelプラットフォームを使用するWebホスティング管理者は、それらのプラットフォームとサイバープロテクションサービスを統合できます。

統合することで、管理者は次のことが行えるようになります。

  • PleskまたはcPanelサーバー全体を、ディスクレベルバックアップによってクラウドストレージにバックアップする
  • Webサイトすべてを含め、サーバー全体を復元する
  • Pleskの場合、Webサイト、個々のファイル、メールボックス、データベースの粒度復元を実行する
  • cPanelの場合、Webサイト、個々のファイル、メールボックス、メールフィルタ、メール転送、データベース、アカウントの粒度復元を実行する
  • PleskとcPanelの顧客向けにセルフサービスリカバリを有効化する

統合はサイバープロテクションサービスの拡張機能を利用して実行されます。Plesk用またはcPanel用の拡張機能が必要な場合、サイバープロテクションサービスのプロバイダーにお問い合わせください。

サポート対象のPleskおよびcPanelのバージョン

  • Plesk for Linux 17.0以降
  • PHP 5.6以降を使用するcPanelのすべてのバージョン