初期レプリカのシード

遠隔地へのレプリケーション速度を上げてネットワークの帯域幅を節約するために、レプリカのシーディングを実行できます。

初期レプリカのシード

1. 次のいずれかを実行します。

   • 元の仮想コンピュータをオフにできる場合は、オフにしてから、手順4に進みます。
   • 元の仮想コンピュータをオフにできない場合は、次の手順に進みます。

2. レプリケーション計画を作成します。

   計画を作成するときには、[ターゲットマシン] で [新しいレプリカ] および元のマシンをホストするESXiを選択します。

3. 計画を1回実行します。

   レプリカが元のESXiで作成されます。

4. 仮想コンピュータ（またはレプリカ）ファイルを外部ハードドライブにエクスポートします。

   1. vSphereクライアントが実行されているコンピュータに外部ハードドライブを接続します。
   2. vSphereクライアントを元のvCenter\ESXiに接続します。
   3. インベントリで新しく作成されたレプリカを選択します。
   4. [ファイル] > [エクスポート] > [OVFテンプレートのエクスポート] をクリックします。
   5. [ディレクトリ] で外部ハードドライブのフォルダを指定します。
   6. [OK] をクリックします。
5. ハードドライブをリモートロケーションに転送します。

6. レプリカをターゲットESXiにインポートします。

   1. vSphereクライアントが実行されているコンピュータに外部ハードドライブを接続します。
   2. vSphereクライアントをターゲットvCenter\ESXiに接続します。
   3. [ファイル] > [OVFテンプレートのデプロイ] をクリックします。
   4. [ファイルまたはURLからのデプロイ] で、手順4でエクスポートしたテンプレートを指定します。
   5. インポート手順を完了します。
7. 手順2で作成したレプリケーション計画を編集します。[ターゲットマシン] で [既存のレプリカ] を選択し、インポートされたレプリカを選択します。

結果として、レプリカのアップデートが続きます。すべてのレプリケーションは増分です。