エージェントのアップデート

以下のバージョンの仮想アプライアンスは、サービスコンソールを使用してアップデートする必要があります。

  • VMwareエージェント(仮想アプライアンス): バージョン12.5.23094以降
  • Virtuozzo Hybrid Infrastructureエージェント(仮想アプライアンス): バージョン12.5.23094以降

以下のバージョンのエージェントは、サービスコンソールを使用してアップデートすることもできます。

  • Windowsエージェント、VMwareエージェント(Windows)、Hyper-Vエージェント: バージョン11.9.191以降
  • エージェント for Linux:バージョン11.9.179以降
  • その他のエージェント:バージョンを問わずアップデート可能

エージェントのバージョンを確認するには、コンピュータを選択して、[詳細] をクリックします。

旧バージョンのエージェントからアップデートするには、最新のエージェントをダウンロードし、手動でインストールします。ダウンロードリンクを確認するには、[すべてのデバイス] > [追加] の順にクリックします。

前提条件

WindowsマシンでCyber Protect機能を使用するには、Microsoft Visual C++ 2017再頒布可能パッケージが必要です。既にマシンにインストールされていることを確認するか、エージェントをアップデートする前にインストールしてください。インストール後に再起動が必要になる場合があります。Microsoft Visual C++の再頒布可能パッケージは、https://support.microsoft.com/help/2999226/update-for-universal-c-runtime-in-windowsから入手できます。

サービスコンソールを使用したエージェントのアップデート手順

  1. [設定] > [エージェント] の順にクリックします。

    ソフトウェアにより、コンピュータのリストが表示されます。古いバージョンのエージェントが適用されているコンピュータには、オレンジ色の感嘆符が示されます。

  2. アップデート対象のコンピュータを選択します。このコンピュータはオンラインである必要があります。
  3. [エージェントのアップデート] をクリックします。

アップデートの間、進行中のバックアップはすべて失敗します。

12.5.23094より前のバージョンのVMwareエージェント(仮想アプライアンス)のアップデート手順

  1. [設定] > [エージェント] > アップデートするエージェント > [詳細] の順にクリックし、割り当てられた仮想マシンセクションを調べます。アップデートの後にこれらの設定を再入力する必要があります。

    1. [自動割り当て] スイッチの位置を書き留めます。
    2. どの仮想マシンが手動でエージェントに割り当てられているかを調べるため、[割り当て済み:] リンクをクリックします。ソフトウェアにより、割り当てられた仮想マシンのリストが表示されます。[エージェント] 列で、エージェント名の後に「(M)」がついたマシンをメモしておきます。
  2. 「エージェントのアンインストール」の説明に従ってVMwareエージェント(仮想アプライアンス)を削除します。エージェントは再インストールする予定ですが、手順5では [設定] > [エージェント] からエージェントを削除します。
  3. 「OVFテンプレートの配置」の説明に従って、VMwareエージェント(仮想アプライアンス)をデプロイします。
  4. 「仮想アプライアンスの設定」の説明に従ってVMwareエージェント(仮想アプライアンス)を設定します。

    ローカル接続されたストレージを再構築したい場合、手順7で以下のように実行します。

    1. ローカルストレージが含まれるディスクを仮想アプライアンスに追加する。
    2. [更新] > [ストレージの作成] > [マウント] をクリックする。
    3. ソフトウェアによって、ディスクの元のドライブ文字ラベルが表示されます。それらは変更しないでください。
    4. [OK] をクリックします。
  5. [設定] > [エージェント] > アップデートするエージェント > [詳細] の順にクリックし、ステップ1で書き留めた設定を再構築します。仮想マシンが手動でエージェントに割り当てられている場合、「仮想マシンのバインド」の記述通りにそれらを再度割り当てます。

    エージェントの設定が完了すると、古いエージェントに適用されていた保護計画が自動的に新しいエージェントに再適用されます。

  6. アプリケーション認識型バックアップが有効になっている計画では、ゲストOSの資格情報の再入力が必要になります。計画を編集し、資格情報を再入力します。
  7. ESXi設定をバックアップする計画では、「ルート」パスワードの再入力が必要になります。計画を編集し、パスワードを再入力します。

マシンでサイバープロテクション定義を更新する

  1. [設定] > [エージェント] の順にクリックします。
  2. サイバープロテクションの定義をアップデートするマシンを選択し、[定義のアップデート] をクリックします。マシンがオンラインでなければなりません。

エージェントにアップデートロールを割り当てる

  1. [設定] > [エージェント] の順にクリックします。
  2. アップデートロールを割り当てるマシンを選択して、[詳細] をクリックします。次に、[サイバープロテクション定義] セクションで、[このエージェントを使用してパッチとアップデートをダウンロードし、配布します] を有効にします。

エージェントでキャッシュデータを消去する

  1. [設定] > [エージェント] の順にクリックします。
  2. キャッシュのデータ(古いアップデートファイルとパッチ管理データ)を消去するマシンを選択し、[キャッシュの消去] をクリックします。