開始条件

この設定を使用すると、スケジューラで特定の条件に従ってより柔軟にバックアップタスクを実行できるようになります。複数条件を設定した場合、バックアップを開始するにはそれらの条件が同時に満たされる必要があります。バックアップを手動で開始した場合は、開始条件は無効になります。

これらの設定にアクセスするには、保護計画のスケジュールを設定するときに [詳細を表示] をクリックします。

指定した条件(または複数の条件のいずれか)を満たさない場合のスケジューラの動作は、[バックアップの開始条件] バックアップオプションで定義します。条件が長期間満たされず、バックアップがさらに遅れる危険性が高まっている場合に、条件にかかわらずバックアップを実行するまでの間隔を設定できます。

Windows、Linux、およびmacOSで各種データ向けに使用できる開始条件を次の表に示します。

バックアップ対象 ディスク/ボリュームまたはファイル(物理コンピュータ) ディスク/ボリューム(仮想マシン) ESXi構成 Microsoft 365メールボックス Exchangeデータベースおよびメールボックス SQLデータベース

ユーザーがアイドル

Windows

バックアップロケーションのホストが利用可能

Windows、Linux、macOS

Windows、Linux

Windows、Linux

Windows

Windows

Windows

ユーザーがログオフ

Windows

時間間隔が適合

Windows、Linux、macOS

Windows、Linux

バッテリー電源を節電する

Windows

従量制課金接続時には開始しない

Windows

次の Wi-Fi ネットワークへの接続時には開始しない

Windows

デバイスのIPアドレスをチェックデバイ

Windows