パブリックフォルダおよびフォルダアイテムの復元

パブリックフォルダまたはパブリックフォルダのアイテムをリカバリするには、ターゲットのMicrosoft 365組織の少なくとも1人の管理者に、ターゲットのパブリックフォルダに対する所有者の権限が必要です。アクセスが拒否されたというエラーで復元が失敗した場合は、ターゲットフォルダのプロパティでその権限を割り当て、サービスコンソールでターゲット組織を選択し、[更新] をクリックしてから、復元を繰り返します。

パブリックフォルダまたはフォルダのアイテムを復元するには

[Microsoft 365] をクリックします。
Cyber Protectionサービスに複数のMicrosoft 365組織が追加されている場合は、バックアップデータをリカバリする組織を展開します。それ以外の場合は、この手順をスキップします。
次のいずれかを実行します。
- [パブリックフォルダ] ノードを展開し、[すべてのパブリックフォルダ] を選択し、復元するパブリックフォルダまたは復元するアイテムが元々含まれていたパブリックフォルダを選択し、[復元] をクリックします。
- パブリックフォルダが削除されている場合は、[バックアップストレージ] タブの [クラウドアプリケーションバックアップ] セクションでそのチームドライブを選択して、[バックアップの表示] をクリックします。
パブリックフォルダを名前で検索できます。ワイルドカードはサポートされていません。
リカバリポイントを選択します。
[データの復元] をクリックします。
目的のフォルダを参照するか、検索を使用して目的のアイテムの一覧を取得します。

電子メールのメッセージおよび投稿を、件名、送信者、受信者、日付で検索できます。ワイルドカードはサポートされていません。
復元するアイテムを選択します。フォルダを選択できるようにするには、[フォルダ復元] のアイコン（）をクリックします。

また、次のいずれかを実行できます。
- Eメールのメッセージまたは投稿を選択する際に、添付ファイルを含む内容を表示するには、[内容を表示] をクリックします。添付ファイルをダウンロードするには、そのファイルの名前をクリックします。
- メールメッセージまたは投稿を選択したら、[メールで送信] をクリックして、アイテムを指定したメールアドレスに送信します。送信者を選択し、転送するアイテムに追加するテキストを作成できます。
- バックアップが暗号化されておらず、検索を使用して、検索結果で1つのアイテムを選択した場合のみ、[バージョンを表示] をクリックして、復元するアイテムのバージョンを選択します。選択した復元ポイントより前または後の、任意のバックアップバージョンを選択できます。
[復元] をクリックします。
Cyber Protectionサービスに複数のMicrosoft 365組織が追加されている場合は、[Microsoft 365組織] をクリックして、ターゲット組織の表示、変更、または指定を行います。

デフォルトでは、元の組織が選択されます。この組織がCyber Protectionサービスに現在登録されていない場合は、ターゲット組織を指定する必要があります。
[パブリックフォルダに復元] で、ターゲットパブリックフォルダを表示、変更、または指定します。

デフォルトでは、元のフォルダが選択されます。このフォルダが存在しない場合、または元と異なる組織が選択されている場合は、ターゲットフォルダを指定する必要があります。
[パス] で、ターゲットパブリックフォルダにあるターゲットサブフォルダを表示または変更します。デフォルトでは、元のパスは再作成されます。
[復元を開始] をクリックします。
次のいずれかの上書きオプションを選択します。
- [既存のアイテムに上書きする]
- [既存のアイテムを上書きしない]
[続行] をクリックして、操作を確定します。