オペレーティングシステムでサポートされるCyber Protectの機能

Cyber Protectの機能は以下のオペレーティングシステムでサポートされています。

  • Windows:Windows 7 Service Pack 1以降、Windows 2008 Server R2 Service Pack 1以降。

    Windows Defender Antivirusの管理はWindows 8.1以降でサポートされています。

  • Linux:CentOS 6.10、7.8以降、CloudLinux 6.10、7.8以降、Ubuntu 16.04.7以降(プラス記号はこれらのディストリビューションのマイナーバージョンを指します)。

    他のLinux ディストリビューションとバージョンもサポートされている場合がありますが、検証されていません。

  • macOS:10.13.x以降(ウイルスおよびマルウェア対策保護のみがサポートされています)。

Cyber Protectの機能は、プロテクション エージェントがインストールされたマシンのみでサポートされます。Hyper-Vエージェント、VMwareエージェント、またはVirtuozzo Hybrid Infrastructureエージェントなどによる、エージェントレスモードで保護された仮想マシンについては、バックアップのみがサポートされます。

Cyber Protectの機能 Windows Linux macOS

既定の保護計画

リモートワーカー はい いいえ いいえ
オフィスワーカー(サードパーティのウイルス対策) はい いいえ いいえ
オフィスワーカー(Cyber Protectウイルス対策) はい いいえ いいえ
Cyber Protect Essentials(Cyber Protect Essentials Editionのみ) はい いいえ いいえ

フォレンジックバックアップ

メモリダンプの収集 はい いいえ いいえ
動作中のプロセスのスナップショット はい いいえ いいえ
1ドライブのマシンのフォレンジックバックアップ(再起動なし) はい いいえ いいえ
ローカルイメージフォレンジックバックアップの公証 はい いいえ いいえ
クラウドイメージフォレンジックバックアップの公証 はい いいえ いいえ

継続的データ保護(CDP)

ファイルとフォルダのCDP はい いいえ いいえ
アプリケーショントラッキングによる変更ファイルのCDP はい いいえ いいえ

自動検出とリモートインストール

ネットワークベースの検出 はい いいえ いいえ
Active Directoryベースの検出 はい いいえ いいえ
テンプレートベースの検出(ファイルからマシンをインポート) はい いいえ いいえ
デバイスの手動追加 はい いいえ いいえ

Active Protection

プロセスインジェクト検出 はい いいえ いいえ
影響を受けたファイルのローカルキャッシュからの自動復元 はい はい いいえ
Acronisバックアップファイルの自己防御 はい いいえ いいえ
Acronisソフトウェアの自己防御 はい いいえ いいえ
信頼できる/ブロックされているプロセスの管理 はい いいえ いいえ
プロセス/フォルダの除外 はい はい いいえ
プロセスの動作に基づくランサムウェア検出(AIベース) はい いいえ いいえ
プロセスの動作に基づくクリプトマイニングプロセス検出 はい いいえ いいえ
外付けドライブ保護(HDD、フラッシュドライブ、SDカード) はい いいえ いいえ
ネットワークフォルダの保護 はい はい いいえ
サーバー側保護機能 はい いいえ いいえ
Zoom、Cisco WebEx、Citrix Workspace、Microsoft Teamsの保護 はい いいえ いいえ

ウイルスおよびマルウェア対策保護

完全統合型のActive Protection機能 はい いいえ いいえ
リアルタイムのマルウェア対策保護 はい はい はい
ポータブル実行可能ファイルの静的分析 はい いいえ はい*
オンデマンドマルウェア対策スキャン はい はい** はい
ネットワークフォルダの保護 はい はい いいえ
サーバー側保護機能 はい いいえ いいえ
アーカイブファイルのスキャン はい いいえ はい
リムーバブルドライブのスキャン はい いいえ はい
新規ファイルと変更ファイルだけのスキャン はい いいえ はい
ファイル/フォルダの除外 はい はい はい***
プロセスの除外 はい いいえ いいえ
挙動分析エンジン はい いいえ いいえ
エクスプロイト防御 はい いいえ いいえ
検疫 はい はい はい
検疫自動クリーンアップ はい いいえ はい
URLフィルタリング(http/https) はい いいえ いいえ
全社レベルのホワイトリスト はい いいえ はい
Windows Defenderウイルス対策管理 はい いいえ いいえ
Microsoft Security Essentials管理 はい いいえ いいえ
Windows Security Centerでのウイルスおよびマルウェア対策保護の登録と管理 はい いいえ いいえ

脆弱性と構成の診断

Windowsの脆弱性診断 はい いいえ いいえ
Cyber Infrastructureの脆弱性診断(Linux)**** いいえ はい いいえ
サードパーティ製Windowsアプリケーションの脆弱性診断 はい いいえ いいえ

パッチ管理

パッチの自動承認 はい いいえ いいえ
パッチの自動インストール はい いいえ いいえ
パッチのテスト はい いいえ いいえ
パッチの手動インストール はい いいえ いいえ
パッチのスケジューリング はい いいえ いいえ
フェイルセーフのパッチ適用: 保護計画の一環としてパッチをインストールする前のマシンバックアップ はい いいえ いいえ
バックアップ実行時のマシン再起動のキャンセル はい いいえ いいえ

データ保護マップ

重要ファイルの調整可能定義 はい いいえ いいえ
保護されていないファイルを見つけるためのマシンスキャン はい いいえ いいえ
保護されていないロケーションの概要 はい いいえ いいえ
データ保護マップウィジェットから保護アクション([すべてのファイルを保護] アクション)を開始する機能 はい いいえ いいえ

ディスク状態

HDDとSSDのAIベースヘルス制御 はい いいえ いいえ

Acronisサイバープロテクションオペレーションセンター(CPOC)のアラートに基づくスマート保護計画

脅威フィード はい いいえ いいえ
修復ウィザード はい いいえ いいえ

バックアップスキャン

バックアップ計画の一部として実行するイメージバックアップのマルウェア対策スキャン はい いいえ いいえ
マルウェアを検出するためのクラウドでのイメージバックアップスキャン はい いいえ いいえ
暗号化されたバックアップのマルウェアスキャン はい いいえ いいえ

安全な復元

ウイルスおよびマルウェア対策保護機能による復元プロセス中のマルウェアスキャン はい いいえ いいえ
暗号化されたバックアップの安全な復元 はい いいえ いいえ

リモートデスクトップ接続

HTML5ベースクライアント経由の接続 はい いいえ いいえ
ネイティブWindows RDPクライアント経由の接続 はい いいえ いいえ
リモートアシスタンス はい いいえ いいえ

#CyberFitスコア

#CyberFitスコアステータス はい いいえ いいえ
#CyberFitスコアのスタンドアロンツール はい いいえ いいえ
#CyberFitスコアの推奨事項 はい いいえ いいえ

データ漏洩防止

デバイス制御 はい いいえ いいえ

管理オプション

Cyber Protectエディションのプロモーションのためのアップセルシナリオ はい はい はい
Webベースの集中リモート管理コンソール はい はい はい

保護オプション

リモートワイプ(Windows 10のみ) はい いいえ いいえ

Cyber Protectモニター

Cyber Protectモニターアプリ はい いいえ はい
Zoomの保護ステータス はい いいえ いいえ
Cisco Webexの保護ステータス はい いいえ いいえ
Citrix Workspaceの保護ステータス はい いいえ いいえ
Microsoft Teamsの保護ステータス はい いいえ いいえ
ソフトウェアインベントリ
ソフトウェアインベントリのスキャン はい いいえ はい
ソフトウェアインベントリの監視 はい いいえ はい
ハードウェアインベントリ
ハードウェアインベントリのスキャン はい いいえ はい
ハードウェアインベントリの監視 はい いいえ はい

* ポータブル実行可能ファイルの静的分析は、macOSでのスケジュールされたスキャンでのみサポートされています。

** 開始条件は、Linuxのオンデマンドスキャンではサポートされていません。

*** ファイル/フォルダ除外は、macOSでのリアルタイム保護またはスケジュールスキャンによるスキャンを行わないファイルとフォルダを指定する場合にのみサポートされます。

**** 脆弱性評価は、https://lists.centos.org/pipermail/centos-announce/https://lists.centos.org/pipermail/centos-cr-announce/などの公式のセキュリティアドバイザリが提供されているかどうかによって異なります。