Acronis Cyber Cloudエージェント8リリースノート

概要

このドキュメントには、Acronis Cyber Cloud 8.xリリースの一部として公開された、Acronis Cyber Backupエージェントのバージョンリリース履歴が含まれています。

バージョン12.5.15300

リリース日:2019年12月24日
Acronis Cyber Cloud 8.0の一部

修正済みの問題

[ABR-253889] PleskおよびcPanel統合: クラウドコンソールにブランドURLを使用する際、次のエラーによりバックアップエージェントの登録に失敗する。「エラー: 登録サーバーのアドレスが正しくありません。」この問題は、日本のクラウドデータセンターに影響をおよぼします。
[ABR-253029] 「Backup Agent for Mac」のインストールパッケージにデジタル署名がない。
[ABR-252149] バックアップエージェントの登録後、マシンがバックアップコンソールから見えなくなることがある。この問題は、日本のクラウドデータセンターに影響をおよぼします。
[ABR-251313] cPanel統合: cPanelプラグインのGUI経由で復元ポイントをマウントすると、マウントされたボリュームの強制「fsck」が原因でタイムアウトして失敗する。
[ABR-241623] 「Backup Agent for Mac」アプリケーションが、Appleで正しくノータライズされない（macOS 10.15 Catalinaのサポートが必要）。

バージョン12.5.14800

リリース日:2019年11月5日
Acronis Cyber Cloud 8.0の一部
MacOSCatalina（バージョン10.15）のサポートを追加しました

バージョン12.5.14730

リリース日:2019年10月10日
Acronis Cyber Cloud 8.0の一部

修正済みの問題

[ABR-234238] VMwareエージェント:不安定なネットワーク環境でVMレプリケーションの操作を実行していると、Service_process.exeがクラッシュすることがある。
[ABR-233514] VMware/Hyper-Vエージェント:バックアップからの仮想マシンの実行時に「エラーコード: 7 ディスクが見つかりません」と出て失敗することがある。
[ABR-233109] VMwareエージェント:名前にスペースが含まれるロケーションへのESXiホスト構成のバックアップ時に「アーカイブが無効か、その種類がサポートされていません」というエラーが出て失敗する。
[ABR-230924] Linuxエージェントまたはブータブルメディアによってネットワーク共有の参照を実行する際、パスワードにコンマ記号が含まれていると失敗する。
[ABR-229797] Exchangeエージェント:Exchange DAGインスタンスのバックアップは、「別のプロセスがファイルの一部をロックしているため、プロセスがファイルにアクセスできません」というWindows固有のエラーが出てランダムに失敗する場合がある。
[ABR-228965] VMwareエージェント:VMに「注釈」で使用される特定のテキスト（「<」記号で始まる）があると、VMware ESXi VMがデバイスのリストに表示されない。
[ABR-222746] Acronisブータブルメディア環境からSMB暗号化が有効なネットワーク共有の参照を実行すると、失敗する。
[ABR-222703] Linuxエージェントのインストール後、特定のLinuxディストリビューションでAcronis MMSサービスがクラッシュし、コアダンプが生成されることがある。
[ABR-220046] SMB共有のファイル/フォルダのバックアップで、自動的にスキップされたファイル/フォルダについての警告が生成されない（例: アクセス許可がないためにスキップされる）。
[ABR-219758] アーカイブがv12（デフォルト）形式で作成され、アーカイブサイズが5TBを超える場合、バックアップの作成速度が遅くなる場合がある。
[ABR-219577] Exchangeエージェント:VSS設定で「最大シャドウコピー記憶域スペース」の上限が設定されていると、Exchangeデータベースのバックアップ後、この上限が「無限（100%）」になる。
[ABR-219330] Linuxエージェント:ボリュームが4Kセクタサイズのドライブにあると、マイナーなAGFL破損のあるXFSボリュームのバックアップが、セクタ単位モードで実行される。
[ABR-217457] Windowsエージェント:「Acronis Managed Machine Service」（MMS）サービスがローカルユーザーアカウントで実行されている時にマシンがドメインに追加されると、mms.logは1分間隔で「エラー0xfff0:指定されたドメインが存在しないか、接続できませんでした」と大量にメッセージが送信される。
[ABR-216451] アーカイブの暗号化が有効になっているバックアップ計画で、まれに暗号化されていないバックアップが作成される場合があり、これによりその後の増分バックアップが「パスワードが正しくありません」というエラーが出て失敗する。
[ABR-212285] LDMボリュームを含むWindowsマシンからWindowsエージェントによってバックアップがキャプチャされた場合、VMware/Hyper-Vエージェント（エージェントレス）によって実行されたこのバックアップからの復元（X2V）が、「ボリュームをコピーできませんでした」というエラーが出て失敗する場合がある。
[ABR-203889] NTFSファイルシステムまたはSMBネットワーク共有に存在する巨大なアーカイブへのバックアップが、バックアップ形式v12を使用すると「バックアップ中にエラーが発生しました」および「ERROR_FILE_SYSTEM_LIMITATION（665）」エラーが出て失敗する場合がある。
修正: バックアップ形式v12に保存されたアーカイブは、NTFSファイルシステムまたはSMB共有に保存されると、200GBのチャンクに自動的に分割されるようになった。
[ABR-202625] Windowsエクスプローラーを使用して暗号化されたアーカイブを閲覧する場合、アーカイブのパスワードの入力が1度しか求められない。Windowsエクスプローラーでアーカイブを閉じて再度開いた場合は、パスワード入力を求められない。
[ABR-202548] Linuxエージェント:Linuxマシンのディスク/ボリュームの差分バックアップが、特定の場合に完全バックアップと同じサイズになることがある。
[ABR-200589] Linuxエージェント:システムに多くのマウントポイントが含まれていると（「cat /proc/mounts」が32Kを超える）、「内部エラー: レコードが32Kを超えています」と出て、Linuxマシンのディスク/ボリュームのバックアップが失敗する。
[ABR-199432] 「Acronis Managed Machine Service」（MMS）サービスを実行中のユーザーを変更した後、バックアップ計画がスケジュールに従って実行されない。
[ABR-197411] VMwareエージェント:ソースVMディスクがNFS-backedデータストアにあると、VMレプリケーションの後に仮想ディスクが「シンプロビジョニング」モードから「シックプロビジョニング」モードに変更される。
[ABR-194557] Hyper-Vエージェント:共通の親を持たない、複数の兄弟チェックポイントを含むHyper-V VMチェックポイントのツリーがあると、Hyper-V VMバックアップが「Changed Block Tracking（CBT）が使用されていません。ディスクスナップショットに属していないディスクファイルがあります」という警告を生成する。
[ABR-193871] Exchangeエージェント:同じExchange DAGデータベースを2つのノードへ同時にバックアップできず、片方のノードのバックアップが失敗する。
[ABR-190721] VMwareエージェント:バックアップ後に、「マシンにスナップショットがあるため、仮想マシンはChanged Block Tracking（CBT）を使用せずにバックアップされます」という警告が、必要以上のケースで表示される。
[ABR-173514] Hyper-Vエージェント:共有VHDXディスクを含むHyper-V VMのバックアップで、不整合のあるバックアップが作成される場合がある。
[ABR-173114] Hyper-Vエージェント:WMI非応答のためにHyper-Vホストが高負荷になっていると、「エラー0x1403f4:クエリ『%ls』についてWMIの『ExecQuery』に失敗しました」という警告が出てHyper-V VMのバックアップが終了する場合がある。
[ABR-169993] VMwareエージェント:vSphereインフラストラクチャに、構成内の非アクティブまたは以前に削除されたデータストアへの参照（接続されたISOイメージまたは仮想ディスク）があるVMが存在する場合、「GXT:アイテムプロバイダは、『（「[UUID]」、「mms::vm::datastore」）』」キーを持つアイテムのレポートをスキップしました」というエラーが出て、VMWare VMのバックアップが失敗することがある。
[ABR-160770] ディスク/ボリュームアーカイブからのファイル/フォルダの復元が、同じバックアップロケーションにあるファイル/フォルダアーカイブからの復元よりも遅い。
[ABR-152605] VMwareエージェント:VMware vSphereインフラストラクチャに破損した/無効なデータストアが存在すると、VMwareエージェントがVMおよびその他の種類のvSphereオブジェクトをバックアップコンソールに一覧表示できない場合がある。
[ABR-149418] Windowsエージェント:VSSシャドウストレージの上限に達すると、自動再起動せずに、「指定されたファイルが見つかりません」というエラーが出てバックアップが失敗する。
[ABR-146975] VMware/Hyper-Vエージェント:1つのバックアップエージェントで複数のVMを同時に（>5）バックアップすると、バックアップ計画の進度が97～100%の時点で異常停止する場合がある。
[ABR-146865] Macエージェント:「エラー処理」バックアップオプションが有効になっていても、一時的なネットワークドロップアウトの後、SMB共有へのバックアップが「入力/出力」エラーにより失敗する（再試行が機能しない）。
[ABR-140557] Hyper-Vエージェント:EFIベースのHyper-V VMバックアップを新しいVMに復元すると、特定のEFIブートエントリがVM設定内で失われ、システムが起動できなくなることがある。
[ABR-140156] Linuxエージェント:サードパーティモジュールのロードに対するセキュアブート制限により、セキュアブートが有効になっているSLES 12では、ディスクまたはボリュームのバックアップが「バックアップ対象に指定した項目が見つかりませんでした」というエラーが出て終了する。
[ABR-136151] Windowsエージェント:VSSオプションを有効にしてバックアップを長時間実行した後、mms.exe（「Acronis Managed Machine Service」プロセス）でメモリリークが発生する。
[ABR-130522] Acronis Cyber InfrastructureのIP/ホスト名アドレスを変更し、管理サーバーに再登録した後、Acronis Cyber Infrastructureストレージへのバックアップ（Acronis Backup Gateway経由）が失敗する。バックアップエージェントが引き続き古いIP/ホスト名アドレスを使おうとする。
[ABR-128222] VMwareエージェント:VMwareレベルのスナップショットによりvCenterへの接続が一時的に失われ、VMwareエージェントによるVMware vCenter仮想アプライアンスVMのバックアップが警告とともに完了することがある。
[ABR-126320] Service_process.exeが、大量の（> 1000）バックアップを含むアーカイブへのバックアップのレプリケーション中に異常終了することがある。
[ABR-138024] 共有のパスに幾つかの特殊記号（例: 「#」）が含まれていると、Linuxエージェントによるネットワーク共有の参照が失敗することがある。
[ABR-69043] データ取り込みの前後に実行するコマンドの失敗によりバックアップが失敗した場合、不明な「操作はユーザーによってキャンセルされました」というエラーメッセージが出る。