Acronis Cyber Cloud 8.0リリースノート
リリース日:2019年10月10日
概要
今回のアップデートでは、 Acronisのクラウドソリューションの機能が強化され、前のリリースで見つかった問題が修正されています。
新機能
管理ポータル
- 二要素認証(2FA)サポート
Acronis Cyber Cloudは、より強力なセキュリティをパートナーとカスタマーのテナントに付加するTOTPベースの2FAをサポートするようになりました。
- 管理者はテナント内で2FAを有効にすることができます。その後、テナントのすべてのユーザーは、次回のログインの際に2FAを設定する必要があります。
- 2FAアプリケーションの設定状況は、見やすいようにテナント内で表示されます(例: 2FA設定済みユーザーと未設定のユーザー数)。
- 高度な契約条項の受け入れメカニズム
新しいメカニズムにより、管理者とユーザーは、新しいバージョンが利用可能になるか、新しい機能がテナント向けに有効になり次第、新しいバージョンの法的文書をオンライン上で閲覧、了承することができます。
これは次のものに適用されます
- プラットフォーム利用規約
- エンドユーザーライセンス契約
- プライバシーポリシー
- ダッシュボードとレポートの新しいウィジェット
すべてのデバイスの保護ステータスとロケーションにおけるストレージ使用率を確認することができます。
2つの新しいウィジェットをダッシュボードおよび/またはレポートに追加してください。
Backupサービス
ライセンス
- バックアップとDisaster Recovery serviceは3つのエディションで使用可能になりました。
- Standard edition
小規模な環境におけるニーズを満たすバックアップおよび復元機能を提供します。Acronis Cyber Cloud 7.9の全機能と、8.0で追加された複数の新機能が含まれます。
- Acronis Cyber Cloud 8.0リリースの前に存在していたすべてのアカウントは、Standard Editionを自動的に取得します。
- Acronis Cyber Cloud 8.0リリースの前にディザスタリカバリ機能を有していたすべてのアカウントは、ディザスタリカバリ提供アイテム付属のStandard Editionに自動的に移行されます。Disaster Recovery editionへの自動切り替えはありません。
- Advanced edition
大規模な環境用にデザインされたバックアップおよび復元機能を提供します。Microsoft Exchange および Microsoft SQL クラスター等の高度なワークロードの保護に特化しており、グループ管理と計画管理を提供します。Standard Editionの全機能に加えて、幾つかの「高度な」機能が含まれています。これらの付加機能には、大規模インフラストラクチャの拡張性のある管理と追加のワークロードのサポートに関連する機能が含まれます。
- Disaster Recovery edition
高度なバックアップと復元機能を備えたディザスタリカバリ機能を提供します。目標復元時間(RTO)に関する要件が高く、高度なバックアップおよび復元機能を必要とする企業のためにデザインされています。Advanced Editionの全機能に加えて、Acronis Disaster Recovery Cloudの全機能が含まれています。
共通
- グループ管理
マシンの静的またはダイナミックグループを作成し、各マシンへの手動による方法でではなく、グループに対してバックアップ計画を適用します。
- バックアップ計画の管理
新しい [計画] タブには、アカウントに作成されたすべてのバックアップ計画とその詳細が表示されます。計画の作成、編集、無効化、有効化、削除、実行開始ができるほか、計画の実行ステータスを調べることもできます。
- 保護されたデバイスへのコメント
マシンにコメントを追加することにより、デバイスの整理、チームに役立つメモの追加、デバイスの検索、またキーワードによるグループ化を行えます。
- 新しいデバイスステータス
アラートは、単にバックアップアクティビティの結果だけではなく、より広範囲のイベントをカバーするようになりました。バックアップ漏れやランサムウェアの脅威などのイベントが、デバイスの新しい種類のステータスとして表示されます。これらのステータスを追加することで、(単に「エラー」または「警告」を通知する代わりに)何が問題であるかをすばやく理解できるようになります。
- Acronis Startup Recovery Manager
Acronis Startup Recovery Managerは、Windowsのシステムディスク上、またはLinuxの/bootパーティション内(起動時にF11キーを押すと実行されるように構成されている)に存在するブータブルコンポーネントです。WindowsおよびLinuxマシンでは、バックアップコンソールを使用してAcronis Startup Recovery Managerをアクティブ化します。
- デフォルトバックアップオプションの管理
一部のバックアップオプションでは、あらかじめ定義された値を変更して、デフォルトのオプション値を設定できます。新しい値は、変更開始後に作成されるすべてのバックアップ計画に対してデフォルトで使用されます。
- バックアップコンソールからAcronis Secure Zoneを管理
バックアップコンソールを離れることなく、保護されているマシンにセキュアゾーンを作成および削除します。必要に応じてセキュアゾーンのサイズを指定したり、パスワードによる保護を有効化したりできます。セキュアゾーンは、これらのマシンバックアップを保存するために使用されるバックアップマシンのディスク上にあるセキュアパーティションです。ソフトウェアの誤動作、ウイルス攻撃、ヒューマンエラーからバックアップを保護するためのコスト効率のよい便利な方法です。バックアップが存在する同じディスクからの迅速な復元を可能にし、データを復元するための別のメディアやネットワーク接続が不要になります。
バックアップ
- バックアップウィンドウ
強化されたバックアップオプションであるパフォーマンスとバックアップウィンドウ(以前の パフォーマンス)は、一週間における毎時のバックアップ作成速度(高、低、禁止)について3レベルのうちの1つの設定を有効にします。プロセスの優先度と出力速度に関して高および低レベルが設定できます。
- バックアップロケーションのスクリプトによる定義
各マシンのバックアップをスクリプトで定義したフォルダに保存します(Windowsを実行するマシン用)。
- 保持ルールの改良: バックアップのサイズによるクリーンアップ
保持するバックアップの最大合計サイズと、クリーンアップ手順を開始するタイミング(バックアップの前か後か)を指定します。
- 最大5つのバックアップロケーションへのバックアップステージング
バックアップがレプリケートされるロケーションを最大5つ指定し、各ロケーションに個別のルール(保持ルール、バックアップジョブウィンドウ、VM設定への変換)を設定できます。
- 新しいバックアップオプション。バックアップファイル名
このオプションは、2つの主なシナリオで使用できます。最初から完全バックアップを開始するのとは対照的に、強制的にバックアップ計画を実行して同じバックアップまたはバックアップシーケンスを続行することができます。別の使用法として、手動で定義するユーザーフレンドリーなバックアップファイル名を付与することができます。
復元
- 復元の再起動失敗時における、ローカルディスクまたはネットワーク共有へのシステム情報の保存オプション
ログ、システム情報、およびクラッシュダンプファイルを指定されたフォルダに保存することにより、復元タスクのトラブルシュートをすばやく行います。これらのファイルは、テクニカルサポートの担当者が問題をより早く特定する助けとなります。
- 復元の際の手動ディスクマッピング
復元実行時にディスクマッピングの結果に満足できない場合、またはディスクマッピングが失敗した場合は、ディスクまたはボリュームを手動で再度マッピングします。
- 起動モード復元オプション
Windowsが復元後に使用する起動モードを選択します。BIOSまたはUEFI。元のマシンの起動モードが選択した起動モードと異なる場合、このソフトウェアは、選択されたオプションに従って復元されたディスクを初期化します。それから、選択した起動モードを使用して起動できるようにWindowsオペレーティングシステムを調整します。
仮想環境
- Hyper-V上の仮想マシン向けアプリケーション認識型バックアップ
Hyper-VエージェントによるHyper-V仮想マシンの新しいアプリケーション認識型バックアップにより、Microsoft Hyper-Vで実行されているMicrosoft SQL Server、Microsoft Exchange Server、Microsoft SharePoint、およびMicrosoft Active Directoryドメインサービスのバックアップと復元が向上します。
- Hyper-Vのバックアップから実行している仮想マシンの確定
仮想コンピュータをバックアップから実行しているときには、仮想ディスクの内容がバックアップから直接取得されます。このため、バックアップロケーションまたはバックアップエージェントへの接続が失われると、コンピュータがアクセスできなくなるか、破損することさえあります。このマシンを永久にすることができます。つまり、仮想ディスクのすべてとマシンの実行中に発生した変更をこれらの変更が保存されるデータストアに復元します。この処理は確定といいます。
現在、ESXiとHyper-Vの両方でサポートされています。
- 手動によるVMwareエージェントへの仮想マシンのバインド
デフォルトのエージェントとマシンの自動割り当てとは対照的に、特定の仮想マシンを管理するために特定のVMwareエージェントを割り当てます。手動バインドは、VMwareエージェント(仮想アプライアンス)にローカルに接続されたストレージがあり、確実に特定の大規模な仮想マシンを常にこのストレージにバックアップする場合、または、地理的に離れた複数のESXiホストがある場合などの様々なシーンで活用できます。
アプリケーション
- Microsoft Exchange ServerおよびMicrosoft SQL Serverのクラスター認識型バックアップ
データベースの論理的破損やクラスター全体の損害が発生した場合でも、クラスター化済みMicrosoftアプリケーションデータのバックアップと信頼性の高い復元を可能にします。Acronis Backup Cloudはクラスターの構造を検出して考慮し、すべてのデータの再配置をトラッキングすることにより安全なバックアップを可能にします。
- アプリケーションアウェアのOracleデータベースのバックアップ
Acronis Backup Cloudには、Oracleデータベース向けのアプリケーションアウェアなサーバーレベルおよびデータベースレベルのバックアップと復元が含まれるようになりました。また、復元のためにRMANとの統合を提供し、より洗練されたシナリオのためにすぐに使えるRMANスクリプトを提供します。
- メールボックスレベルでのMicrosoft Exchangeバックアップ
サーバーまたはデータベース全体のバックアップを必要とせずに、特定のメールボックスをバックアップおよび復元します。このバックアップはリモートで実行されるので、ExchangeサーバーのあるマシンにExchangeエージェントをインストールする必要はありません。
- Microsoft Office 365パブリックフォルダのバックアップ
Microsoft Office 365におけるその他の多くの種類のアイテムに加えて、Microsoft Office 365パブリックフォルダデータのバックアップと復元を設定します。
新しいオペレーティングシステムと環境のサポート
- セキュアブートが有効なLinux(SLES、SUSE、Ubuntu、Debian)
- Linuxエージェントのインストールは、セキュアブートの有効性をチェックし、MokManagerの対応するキーで「SnapAPI」モジュールに署名するように促します。
- 次を含む、バージョン5.1までのLinuxカーネル(glibc 2.3.4以降が必要)。
- Red Hat Enterprise Linux 7.5、7.6、8.0(Stratisを含む)
- Ubuntu 18.04、18.10、19.04
- Fedora 25、26、27、28、29
- Debian 9.3、9.4、9.5、9.6
- CentOS 7.5、7.6、8.0
- Oracle Linux 7.5、7.6
- CloudLinux 7.2、7.3、7.4、7.5
- ClearOS 7.4
- macOS Catalina 10.15
- ハイパーバイザ:
- Windows Server 2019(Hyper-VエージェントによるHyper-Vロール使用)
- アプリケーション:
バックアップのノータリゼーション
Disaster Recovery service
- データの安全性とセキュリティ要件を満たすための暗号化されたバックアップサポート
- 暗号化されたバックアップを使用したフェールオーバーをサポートするようになりました。
- 暗号化されたサーバーバックアップのパスワードを安全に保存および管理し、それらをDisaster Recovery serviceで使用するための新しい資格情報ストア機能を追加しました。
- 管理オーバーヘッドを削減するための新しいディザスタリカバリセクション
- すべてのディザスタリカバリ制御は、新しく「ディザスタリカバリ」セクションに使いやすく配置されました。
- 主要な機能を管理するため、サーバーリスト、ランブック、および接続設定用に個別のタブが追加されます。
- 複数ネットワークのサポート
- 1つのサイト間接続を使用して、最大5つのローカルネットワークをAcronis Cloud Recovery Siteに拡張できるようになりました。
- 再設計された接続表示。
- ソリューションの評価と採用を容易にするVPNアプライアンスなしのクラウドのみ配置新オプション
- このモードでは、ローカルネットワークとクラウドネットワークは、2つの独立したセグメントのように動作します。
- VPNアプライアンスのインストールとサイト間接続はオプションになりました。
- クラウドサーバーステータスのトラッキングと可視性が向上した、再設計されたクラウドサーバー管理UI
- マシンのステータス列は、アラートからの情報に基づく新しいステータス列と置き換えられます。
- 現在のクラウドサーバーの状態を示す、新しい状態列が追加されます。
- オプションのVMステータス列が追加されます。
- VMステータスは、サーバーアイコンの色付きのドットとしても複製されます。
- バックアップステータス列は前回の復元ポイント列に置き換えられます。
- 各復元サーバーの復元ポイントしきい値を定義し、RPOコンプライアンスをトラッキングする機能が導入されました。
- カスタマーフィードバックと調査に基づく操作性の様々な改良
- オンボーディング、フェールオーバー、およびフェールバックについてのユーザーエクスペリエンスの向上。
- Disaster Recovery Serviceのកាិរយុសារេតា改良された例外操作
- 復元ポイントがフェールオーバーまたはクラウドサーバーの復元に適していない場合に理由が表示されるようになりました。
- 改良されたエラーメッセージ。
- 新しいオペレーティングシステムと環境のサポート
- 新たにサポートされるオペレーティングシステム:CentOS 7.6、Windows Server 2019。
- 新たにサポートされる仮想環境:VMware vSphere 6.7、Windows Server 2019(Hyper-V使用)。
Nortaryサービス
- データベリファイのための公式ページ
新たな公式ウェブページ経由の検証を有効化すれば、ユーザーはAcronis Notary CloudのUIを使用せずにファイルを確認できるようになります。
Webページアドレス
ページにアクセスするには次のURLを使用します。 https://<your_datacenter_name>-cloud.acronis.com/notary/verify
例: https://eu-cloud.acronis.com/notary/verify
- ハッシュを使ってファイルをベリファイする
ファイル自体をアップロードする代わりに、そのハッシュだけを提供することにより、ファイルをベリファイします。このことは、厳格なコンプライアンス基準を有する企業にとって特に便利です。
- ファイルベリファイへのアクセスを制限して安全性を確保
すべてのベリファイにノータリゼーション証明書IDが必須となりました。
ConnectWise Manageの統合
- Acronis Cyber Cloud 8.0サポート
- 簡素化された製品マッピングのセットアップ
Autotask PSA統合
- Acronis Cyber Cloud 8.0サポート
- Autotask API v1.6サポート
- Autotask PSA 2019.1サポート
対象となるコンポーネント
Backupサービス
- Backup Agent for Windows(v. 12.5.15300)
- Backup Agent for Mac(v. 12.5.15300)
- Backup Agent for Linux(v. 12.5.15300)
Acronis Cyber Cloudバックアップエージェントの個別のリリースノートは、こちらから参照してください。
API変更ログ
API変更ログはここにあります。
修正済みの問題
このセクションでは、今回のアップデートで修正済みの問題について説明します。
管理ポータル
- [ABR-228924] 一部のアラートが、既に解除されていても、管理コンソールの「アクティブアラート」ウィジェットから消去されない。
- [PLTFRM-12587] 現時点で製品版でも、使用状況レポートでテナントが試用版としてマークされる。
- [PLTFRM-13812] レポート取得のためのAPI呼び出しが時間切れになる。
- [PLTFRM-9689] Web復元が、ストレージ設定で設定されたアドレスではなく、デフォルトのWeb Restoreアドレスにリダイレクトされる。
- [PLTFRM-6803] 特定の状況で、大規模なテナントの監査ログの読み込みに失敗することがある。
- [PLTFRM-10487] Files Cloudストレージが利用できないため、fc_seatsが提供するアイテムをオンにできない。
- [PLTFRM-11979] instance_idが「none」のリソースがある場合、バックアップに成功した後、クラウドストレージの使用状況がアップデートされない。
- [PLTFRM-12123] 「measurement_unit」値が正しくないため、使用状況レポートに非常に高い値が表示される。
- [PLTFRM-4153] テナントを無効な階層へ移動させることができる。
- [PLTFRM-1971] [設定] タブに、読み取り専用管理者のすべてのサービス(無効なサービスを含む)が表示される。
- [PLTFRM-9716] 特定の状況で、ストレージの移行後に誤ったクラウドストレージ使用状況数値が表示される。
- [PLTFRM-5315] RAMLコンソールで「ダウンロードAPIクライアント」ボタンが動作しない。
Backupサービス
共通
- [ABR-241861] 「デバイス」リスト内のリソースのソートで、本来は区別されてはならない、大文字と小文字が区別される、。
- [ABR-234129] [デバイス] タブから管理する場合、バックアップ計画はダイナミックグループから取り消しできず、[計画] タブから取り消すことができる。
- [ABR-231890] クラウドストレージのクォータの超過に関するアラートが、必要なすべてのケースで生じない。
- [ABR-230924] Linuxエージェントまたはブータブルメディアによってネットワーク共有の参照を実行する際、パスワードにコンマ記号が含まれていると失敗する。
- [ABR-227654] バックアップコンソールでの検索をInternet Explorerバージョン11上で実行すると、空白または文字化けした結果を返す。
- [ABR-222746] Acronisブータブルメディア環境からSMB暗号化が有効なネットワーク共有の参照を実行すると、失敗する。
- [ABR-222703] Linuxエージェントのインストール後、特定のLinuxディストリビューションでAcronis MMSサービスが異常終了し、コアダンプが生成されることがある。
- [ABR-222678] デバイスリストの「バックアップ計画」列が、バックアップ計画の作成直後から更新まで空になっていることがある。
- [ABR-222175] 「バックアップ失敗」アラートが、必要以上に多くの場合で生じ、適切に認知できない。
- [ABR-221154]「X日間バックアップに成功していません」というアラートが本来よりも早く生じることがある。また、バックアップの成功後でもアラートが出されることがある。
- [ABR-220673] バックアップがローカルに保存されていると、Office 365エージェントによって実行されるMicrosoft Office 365メールボックスバックアップのバックアップストレージの使用状況が正しく計算されない(管理コンソールに表示されない)。
- [ABR-219009] Web Restoreパネルへのログインが「504ゲートウェイタイムアウト」エラーで失敗する場合がある。
- [ABR-217457] 「Acronis Managed Machine Service」(MMS)サービスがローカルユーザーアカウントで実行されているときにマシンがドメインに追加されると、mms.logは1分間隔で「エラー0xfff0: 指定されたドメインが存在しないか、接続できませんでした」と大量にメッセージが送信される。
- [ABR-205839] Acronis集中管理メールサービスが一時的に利用できなかった場合、バックアップサービスからの電子メール通知が、最初の送信に失敗しても再送信されない。
- [ABR-202625] Windowsエクスプローラーを使用して暗号化されたアーカイブを閲覧する場合、アーカイブのパスワードの入力が1度しか求められない。Windowsエクスプローラーでアーカイブを閉じて再度開いた場合は、パスワード入力を求められない。
- [ABR-197815] Acronis Cloudに保存されたバックアップは、バックアップ形式v11が使用されている際、保持ルールを適用した後に、スペースの消費を削減するために自動的に縮小(疎化)されないことがある。
- [ABR-196599] 1つのVMのみの復元ポイント更新時に、製品がすべてのパスワード保護済みバックアップのパスワードを確認してくる(製品の再インストールの後)。
- [ABR-190090] パートナーレベルで定義されたエンドユーザー制限値を超過しても、バックアップエージェントがバックアップの作成を継続する。
- [ABR-172975] 「企業管理者」ロールがユーザーに対して有効になっていると、そのユーザーはパートナーポータルで「Webサイトバックアップ」機能を追加できない。
- [ABR-171948] ローカルストレージへのバックアップの機能が管理コンソールで有効になっていても行えない場合がある。
- [ABR-168235] RAML APIドキュメントで「ダウンロードAPIクライアント」ボタンが動作しない。
- [ABR-163210] Linuxエージェントを実行しているCloudLinux 7.4の物理マシンが、「物理マシン」としてではなく「内部にエージェントがインストールされている仮想マシン」として検出される。
- [ABR-161538] パスワードで保護されたアーカイブからシステムディスクを復元した後に、失敗した「復元ポイントの更新」アクティビティと「アクティビティ『復元ポイントの更新』の失敗」アラートが生成される。
- [ABR-148628] スケジュール済みのバックアップ計画が、別のテナントの下でバックアップエージェントを再登録した後に引き続き実行される(古い計画は自動的に取り消される必要がある)。
- [ABR-139917] ホストにHyper-VエージェントとWindowsエージェントの両方がインストールされていると、Hyper-V物理ホスト自体(VMではなく)に適用されたバックアップ計画を取り消した後、「サーバー」制限値(クォータ)が自動的に解放されない。
- [ABR-138024] 共有のパスに幾つかの特殊記号(例: 「#」)が含まれていると、Linuxエージェントによるネットワーク共有の参照が失敗することがある。
- [ABR-136755] ウェブコンソールの再カスタマイズが使用された場合、バックアップモニター(トレイアイコン)を介してバックアップコンソールを開くと、新しいURLにリダイレクトされない(https://kb.acronis.com/content/58275)。
- [ABR-133758] マシンが以前に使用していた古いアカウントから削除されていないと、異なるエンドユーザーアカウントによるデバイス(マシン)の再登録が正常に行えない。
- [ABR-129198] パートナー管理者アカウントでバックアップコンソールにアクセスすると、Webサイトバックアップオプションが見つからない。
- [ABR-113267] バックアップアーカイブ内の存在しない復元ポイントの削除が、メッセージなしで完了し、何も起こらない。
- [ABR-113215] 「処理バイト数」と「保存バイト数」統計が一部のアクティビティに表示されないことがある。
バックアップ
復元
- [ABR-235935] バックアップ済みボリュームのファイルシステムジャーナルが大きすぎると、「仮想マシンのブータビリティの修正」が0%で復元が異常停止する場合がある。
- [ABR-231902] ブータブルメディアを介して実行されるUbuntu GPTベースのシステムのボリュームを復元すると、ターゲットディスクがMBRとして初期化されてシステムが起動できなくなる場合がある。
- [ABR-222203] AzureでホストされているUbuntu x64システムを元のマシンに戻す、システム全体の復元を行うと、再起動中に失敗し、システムが起動できなくなる。
- [ABR-215285] Acronis Cloudに保存されたバックアップからのファイルやフォルダの復元をAcronisブータブルメディア環境から実行すると、「この操作はサポートされていません」と出て失敗する場合がある。
- [ABR-212285] LDMボリュームを含むWindowsマシンからWindowsエージェントによってバックアップがキャプチャされた場合、VMware/Hyper-Vエージェント(エージェントレス)によって実行されたこのバックアップからの復元(X2V)が、「ボリュームをコピーできませんでした」というエラーが出て失敗する場合がある。
- [ABR-198181] 大きなセットのSharePointアイテム(10000+)のクラウドからクラウドへのバックアップについては、バックアップ進行状況が適切に報告されない。
- [ABR-160770] ディスク/ボリュームアーカイブからのファイル/フォルダの復元が、同じバックアップロケーションにあるファイル/フォルダアーカイブからの復元よりも遅い。
- [ABR-160382] 管理サーバーに登録されたブータブルメディアで復元作業を行うと、Webコンソールインターフェースで40~60%時に異常停止する場合がある。それでも復元は正常に完了する。
- [ABR-140384] 復元作業が途中で中断された場合(例: 復元中のマシンのリセットにより)、ウェブコンソールインターフェースが異常停止する場合がある。
アプリケーション
- [ABR-237039] Office 365メールボックスのクラウドからクラウドへのバックアップが以下のエラーとともに時々失敗することがある。「バックアップエージェントのエラーです。『http://....: net/http:リクエストをキャンセルしました(ヘッダーの待機中にClient.Timeoutを超過しました)』」。
- [ABR-230668] Office 365: 最初の検出後、バックアップコンソールに最初の300のSharePointサイトコレクションのみがリストされる。
- [ABR-229797] Exchange DAGインスタンスのバックアップは、「別のプロセスがファイルの一部をロックしているため、プロセスがファイルにアクセスできません」というWindows固有のエラーが出てランダムに失敗する場合がある。
- [ABR-228779] Google予定表で作成されたイベントの詳細に関連して、Gmailのクラウドからクラウドへのバックアップは、「バックアップファイルからデータを読み取れません。『googleapi: エラー400: 無効なフィールド選択id、invalidParameter』」というエラーが出て失敗する場合がある。
- [ABR-228445] Office 365メールボックスのクラウドからクラウドへのバックアップが以下のエラーとともに散発的に失敗することがある。「net/http:HTTP/1.xトランスポート接続が壊れています: 不正なHTTPステータスコード」
- [ABR-228267] Microsoft APIからの不正なXML1.0応答のため、Office 365メールボックスのクラウドからクラウドへのバックアップが「Office 365ユーザーのプライマリメールボックスをバックアップできません: 『SOAP応答の読み取り中のエラー』」というエラーが出て失敗する場合がある。
- [ABR-227054] SharePointサイトのクラウドからクラウドへのバックアップが、「changeTokenが現在の変更ログ開始前の時間を示しています。(getChangesで200)」というエラーが出て失敗する場合がある。
- [ABR-226054] SharePointサイトのクラウドからクラウドへのバックアップが、「アイテム/追加のハンドルを変更できませんでした」という警告が出て完了する場合がある。
- [ABR-225902] アイテムが追加/名前変更され、新しいフォルダに移動された場合、SharePointサイトのクラウドからクラウドへの増分バックアップが、「プロセス変更イベント、アイテム/名前変更が失敗しました。」または「プロセス変更イベント、アイテム/追加が失敗しました」 という警告が出て完了する場合がある。
- [ABR-225186] SharePointサイトのクラウドからクラウドへのバックアップが、「『[URL]』の使用情報を取得できません」という警告が出て完了する場合がある。
- [ABR-221208] Microsoft Office 365アカウントのリソースの検出中に、「サイト『SPOルート』に接続できません」という警告が不適切に表示されることがある。
- [ABR-219577] VSS設定で「最大シャドウコピー記憶域スペース」の上限が設定されていると、Exchangeデータベースのバックアップ後、この上限が「無限(100%)」になる。
- [ABR-217291] 最近のバックアップがすべて成功している場合でも、「X日間以上バックアップに成功していません」というアラートがExchangeデータベースについて不適切に表示されることがある。
- [ABR-200532] SQLインスタンスに1000を超えるデータベースが含まれていると、最初の1000のデータベースのみが読み込まれ、バックアップコンソールに表示される。
- [ABR-193871] 同じExchange DAGデータベースを2つのノードへ同時にバックアップできず、片方のノードのバックアップが失敗する。
- [ABR-163084] SQLデータベースインスタンスが物理的に削除されると、そのインスタンスに適用されたバックアップ計画を管理することができない。
- [ABR-156825] Office 365クラウドツークラウドバックアップイベントについて、メール通知が正しく送信されない。
- [ABR-117764] 「データベース所有者」プロパティが、SQLデータベースの復元後に保持されない。
macOS
- [ABR-160705] Macエージェントのアンインストールを実行する際、「すべてのログと構成設定の削除」オプションがない。
- [ABR-146865] 「エラー処理」バックアップオプションが有効になっていても、一時的なネットワークドロップアウトの後、SMB共有へのバックアップが「入力/出力」エラーにより失敗する(再試行が機能しない)。
仮想環境
- [ABR-237080] バックアップコンソールGUIを介してバックアップからVMレプリケーション/復元/VM実行を設定する場合、VMware共有データストアをターゲットストレージとして選択できない。
- [ABR-234238] 不安定なネットワーク環境でVMレプリケーションの操作を実行していると、Service_process.exeが異常終了することがある。
- [ABR-233514] バックアップからの仮想マシンの実行時に「エラーコード: 7 ディスクが見つかりません」と出て失敗することがある。
- [ABR-233109] 名前にスペースが含まれるロケーションへのESXiホスト構成のバックアップ時に「アーカイブが無効か、その種類がサポートされていません」というエラーが出て失敗する。
- [ABR-229324] ローカルコンソールを使用してVMwareエージェント(仮想アプライアンス)を登録しようとすると、「サービス『https://cloud.acronis.com』でブータブルメディアの登録が失敗しました」という誤ったエラーが表示される。
- [ABR-228965] VMに「注釈」で使用される特定のテキスト(「<」記号で始まる)があると、VMware ESXi VMがデバイスのリストに表示されない。
- [ABR-197411] ソースVMディスクがNFS-backedデータストアにあると、VMレプリケーションの後に仮想ディスクが「シンプロビジョニング」モードから「シックプロビジョニング」モードに変更される。
- [ABR-194557] 共通の親を持たない複数の兄弟チェックポイントを含むHyper-V VMチェックポイントのツリーがあると、Hyper-V VMバックアップが「Changed Block Tracking(CBT)が使用されていません。ディスクスナップショットに属していないディスクファイルがあります」という警告を生成する。
- [ABR-190721] バックアップ後に、「マシンにスナップショットがあるため、仮想マシンはChanged Block Tracking(CBT)を使用せずにバックアップされます」という警告が、必要以上のケースで表示される。
- [ABR-173514] 共有VHDXディスクを含むHyper-V VMのバックアップで、不整合のあるバックアップが作成される場合がある。
- [ABR-173114] WMI非応答のためにHyper-Vホストが高負荷になっていると、「エラー0x1403f4: クエリ『%ls』についてWMIの『ExecQuery』に失敗しました」という警告が出てHyper-V VMのバックアップが終了する場合がある。
- [ABR-169993] vSphereインフラストラクチャに、構成内の非アクティブまたは以前に削除されたデータストアへの参照(接続されたISOイメージまたは仮想ディスク)があるVMが存在する場合、「GXT: アイテムプロバイダは、『(「[UUID]」、「mms::vm::datastore」)』」キーを持つアイテムのレポートをスキップしました」というエラーが出て、VMWare VMのバックアップが失敗することがある。
- [ABR-156272] VMのゲストOS内のアプリケーションにアクセスするために必要な資格情報が失われたために異なるVMware/Hyper-Vエージェントによって管理されるようになると、VMwareまたはHyper-V VMのアプリケーション認識型バックアップが、ハイパーバイザークラスター内のVM移行後に失敗する。
- [ABR-152605] VMware vSphereインフラストラクチャに破損した/無効なデータストアが存在すると、VMwareエージェントがVMおよびその他の種類のvSphereオブジェクトをバックアップコンソールに一覧表示できない場合がある。
- [ABR-146975] 1つのバックアップエージェントで複数のVMを同時に(>5)バックアップすると、バックアップ計画が97~100%時に異常停止する場合がある。
- [ABR-140557] EFIベースのHyper-V VMバックアップを新しいVMに復元すると、特定のEFIブートエントリがVM設定内で失われ、システムが起動できなくなることがある。
- [ABR-128222] VMwareレベルのスナップショットによりvCenterへの接続が一時的に失われ、VMwareエージェントによるVMware vCenter仮想アプライアンスVMのバックアップが警告とともに完了することがある。
- [ABR-113660] VMwareエージェント(仮想アプライアンス)を実行中のVMへバックアップ計画を適用できるが、適用できてはならない。そのような計画は失敗し、「GXTアイテムの種類『mms::disk::disk』が見つかりません」というエラーが出る。
- [ABR-111466] Hyper-Vクラスターのノード間でVMを移行した後、バックアップコンソールでのHyper-V VMのステータスが「保護されていません」になる。
Disaster Recovery service
- [DRAAS-18290] アップグレードの後にポイントツーサイト構成ファイルをダウンロードできない。
- [DRAAS-18267] バックアップタブのプライマリサーバーバックアップについて、「復元」および「VMとして実行」アクションが誤って表示される。
- [DRAAS-18266] 復元サーバーの作成中、制限値(クォータ)エラーメッセージが翻訳されない。
- [DRAAS-18261] 毎日の要約メールにおいて一部のアラートについてはエラーの説明が翻訳されない。
- [DRAAS-18255] 誤ったパスワードが資格情報ストアに保存されていると、フェールオーバーが誤ったエラーを生成する。
- [DRAAS-18253] フェールバック確認ページでバックアップ名が空白である。
- [DRAAS-18218] Chromeブラウザの「自動入力」機能に、資格情報ストアとの互換性がない。
- [DRAAS-18144] プライマリサーバーのアーカイブ名が、人が読める名前ではなくUUIDである。
- [DRAAS-18052] Windows Server 2008ベースの復元サーバーが、フェールオーバー後の起動時に、「Windowsはベースシステムデバイス用のドライバソフトウェアをインストールする必要があります」というメッセージを表示する。
- [DRAAS-17774] Windows Server 2008 R2ベースの復元サーバーが、常にセーフモードで起動する。
- [DRAAS-17597] Ubuntu 18.04 LTSベースの復元サーバーが、DHCPによるIPアドレス取得をしない。
- [DRAAS-17527] フェールオーバーのテストモードでテストIPアドレスを変更すると、復元サーバーが稼働中のネットワークに切り替わる。
- [DRAAS-17284] アラートの説明に、人が読める名前ではなくプライマリサーバーのUUIDが表示される。
- [DRAAS-16909] クラウドサーバーのバックアップが、「Adminトークンが空です」というエラーメッセージが出て失敗する場合がある。
- [DRAAS-16906] 存在しないユーザーが指定されても、VPNアプライアンスの登録が失敗しない。
- [DRAAS-15550] テストフェールオーバー状態になってから3か月後に仮想マシンの電源がオフになる。
- [DRAAS-15381] クラウドサーバーのバックアップの失敗に関するアラートが発行されない。
- [DRAAS-14241] VPNアプライアンスネットワーク構成が変更された後、VPNトンネルが失敗する可能性がある。
- [ABR-220662] クラウドサーバーのアクティビティ「新しい復元ポイントの追加」が失敗することがある。
- [ABR-205870] 請求期間のリセット後にコンピュートポイントがカウントされない。
Nortaryサービス
- [AN-1573] 「保留中」状態でノータリゼーション証明書を開くと、「証明書の保留中」ページの代わりに404ページが表示される。
既知の問題と制限事項
このセクションでは、現在までに把握されている製品の問題および可能な場合はその回避策について説明します。
共通
Microsoft Internet Explorer 10のサポートは廃止されました。
管理ポータル
- [ABR-138058] ユーザーへの「バックアップおよびディザスタリカバリ」ロールのプロビジョニング解除および再プロビジョニング後に、バックアップ通知の送信が停止する。
- [ABR-137174] 1024ピクセル(幅)未満の画面解像度では、概要ページレイアウトが文字化けする。
- [PLTFRM-4] 名前がスペースのみのテナントを作成できる。
- [ABR-136810] テナントの移動中に宛先テナントが見つからない場合、不明確なエラーが表示される。
- [ABR-136694] ストレージの制限値(クォータ)に大きい数が設定されている場合、「不正な要求」メッセージが表示される。
- [ABR-137537] ユーザーの管理者ロールをオフにしても、一部の通知設定がオフにならない。
- [ABR-203902] ストレージの再登録中に「登録済みストレージおよび削除済みストレージの登録数が50を超えています」というエラーメッセージが出る。
- [ABR-203243] ユーザーがブランドURL経由でログインしていてもログアウトが正常に完了するが、非ブランドURLの場合はログアウトが行なわれない。
- [ABR-196088] 部分的にアップロードされた物理データ配送アーカイブが開けない。
- [ABR-173628] (ADConnector)1つ以上のDNSが無効の時、マッピングが保存されない。
- [ABR-159085] (Android向けバックアップアプリ)にサインインした後、余分のページが表示される。
- [ABR-131711] 「制限値(クォータ)超過」通知電子メールで挨拶文が不足している。
- [PLTFRM-2335] 特定の状況で、子テナントへのドリルダウン後に監査ログが読み込まれない。
- [PLTFRM-1686] データセンターのアップデート中に、SharePointサイトのバックアップがエラーで失敗する場合がある。
Backupサービス
共通
バックアップ
- [ABR-134234] 別のフォルダのジャンクションであるフォルダについては、元のデータ(このジャンクションフォルダにリンクされた)の内容に加えられた変更がバックアップされない。この問題は、バックアップ形式v12を使用している場合に限っては再現されない。
- [ABR-115270] ファイルレベルのバックアップの「[全プロファイルフォルダ]」テンプレートがカスタムプロファイルパスをサポートしていない。
- [ABR-87244] ネイティブ重複除外が有効化されたNTFSボリュームにおけるディスク/ボリュームのバックアップからのファイルレベルの復元が機能しない。
復元
- [ABR-190404] アーカイブが複数の個別のファイルに分かれていると(マルチボリューム)、「LSR」ツールで作成した大規模復元アーカイブからの復元ができない。
- [ABR-183082] 幾つかのXFSファイルシステムボリュームを有するLinuxマシンの復元が完了し、「ブートローダー構成を処理できませんでした」という警告が出る。警告にもかかわらず、マシンは起動できる。
- [ABR-158677] ブータブルメディアを使用したVMware Workstation VMへのイメージの復元後、「Intel(R) 82574L ギガビットネットワーク接続」NICがWindows 10に正しく認識されない。
- [ABR-129075] バックアップコンソールを介したファイルレベルの復元中にアーカイブ内のフォルダを参照すると、フォルダに多くの要素が含まれている場合、種類で並べ替えた後のリストに一部の子フォルダが表示されないことがある。すべてのフォルダを表示するには、親フォルダのコンテンツ全体を読み込んだ後にソートを実行するために、下にスクロールする必要がある。
- [ABR-127666] ファイル/フォルダがソースデバイスから削除され、これらのファイルを含むバックアップが保持中に既にクリーンアップされている場合でも、Acronisクラウドに保存されたバックアップからのファイル/フォルダの復元が引き続き可能な場合がある。
アプリケーション
- [ABR-221210] VM内にインストール済みのNorton Security Deluxeおよび/またはSymantec Endpoint Protectionウイルス対策によって、Acronisの「app_detect.exe」バイナリが「SONAR.Susplnject!gen5」マルウェアとして偽陽性検出されるため、アプリケーションアウェアのエージェントレスVMバックアップが「内部エラー: ファイル『C:\Users\ADMINI~1\AppData\Local\Temp\AcronisGuestService\output.xml』の検索に失敗しました」というエラーで失敗する。
- [ABR-162925] データベースがマウントポイントに位置していると(DBパスが別の場所へリダイレクトされる)、アプリケーションアイテム(データベースおよび/またはメールボックス)を、アプリケーション認識型のマシン全体のバックアップから復元できない。
- [ABR-74984] アプリケーションレベルのバックアップ計画だけが適用されたマシンでは「次回のバックアップ」時刻が表示されない。
macOS
- [ABR-223520] 「以下のWi-Fiネットワークに接続している場合は開始しない」オプションが有効になっているスケジュールなどのサポート外オプションを含む既存のバックアップ計画を、警告を受けずにMacエージェントに適用できる。
- [ABR-207057] MacOSでブルガリア語がサポートされていないため、「HD復元」メニュー(Mac用ブータブルメディア)にブルガリア語がない。
- [ABR-141823] HFS+からAPFSへの変換で、Mac OS Xから10.13 High Sierraを更新した後に、バックアップ計画でバックアップ項目が正しくない(一部のバックアップ項目が見つかりません)。
- [ABR-137886] Apple RAID構成のMacのバックアップが失敗し、「『固定ボリューム』テンプレートの処理中にボリュームが見つかりませんでした」と表示される。Apple RAIDはサポート対象外。
仮想環境
- [ABR-242166] WMIが応答しないために高負荷のホストでバックアップが実行されると、Hyper-V VMのアプリケーション認識型バックアップが、「WMI『ExecQuery』がクエリを実行できませんでした」または「WMIを介して新しいプロセスを作成できませんでした」というエラーを表示し、WMIクエリの実行に失敗する場合がある。
- [ABR-235983] VMwareまたはHyper-V VMに適用される「/dev/sdaX」や「/sdaX」などのポリシールールを使用したバックアップ計画を、VMware/Hyper-Vエージェントで実行すると、「バックアップ対象がありません。処理は終了されました」というエラーが出て失敗する。
- [ABR-234935] Hyper-Vクラスターで実行されるVMのバックアップの後、アクティビティサマリーの中のアクティビティが複製される。
- [ABR-234935] [処理] タブのHyper-Vクラスターの合計成功実行数が正しくない。
- [ABR-234935] 電子メール通知の数が、1つのVMバックアップアクティビティのHyper-Vクラスターノード数と一致する。
- [ABR-206940] CSVボリュームに位置するHyper-V VMのバックアップは、このCSVボリュームが別のHyper-Vノードへ移動するのをブロックする場合がある。
- [ABR-204800] Windows Server 2019にインストール済みのVMwareエージェント(Windows)は、VMware vSphereバージョン6.7に接続され、データストアがiSCSI経由で接続されていると、「Direct SAN Access」バックアップモードを使用できない。
- [ABR-192213] 空の「vc.uuid」(インスタンスUUID)vSphereプロパティを有するVMware VMがBackup consoleにリストされない。
- [ABR-189882] VMのいずれかの仮想ディスクの名前にアンパサンド記号が含まれているとHyper-V VMのバックアップが失敗する。
- [ABR-137564] Hyper-Vエージェントで新しいHyper-V 仮想マシンに対してクロスプラットフォーム復元(Hyper-Vエージェントによらずにバックアップが作成された際)を行うと、常にGen 1バージョンの仮想マシンが作成される。
- [ABR-115430] バックアップがスケジュールされていなくても不明バックアップアラートが有効化する。
- [ABR-104081] [エラーの処理] オプションが有効なときに、1 つの ESX ホストから別の ESX ホストへの VM のレプリケーション計画が失敗する。
- [ABR-100551] Microsoftの制限のため、Hyper-V 2019で実行中のLinux VMのバックアップがクラッシュコンシステントスナップショットへ常にフェールオーバーする(Linux VMに製品チェックポイントを作成できない)。
- [ABR-95961] 高負荷下のホスト読み込みの後、バックアップタスクがVirtuozzoコンテナのためのスナップショットの作成に周期的に失敗する。
- [ABR-85645] Active Directoryでの仮想マシンのバックアップが、「MFTビットマップが破損しています」という警告で終了する。
Disaster Recovery service
- [DRAAS-18280] 「バックアップアクティビティ」がクラウドサーバー用に複製される。
- [DRAAS-18859] ローカライズされたテキストが、[接続] タブで適切にフォーマットされない。
- [DRAAS-18903] 復元サーバーを「フェールバックの準備完了」状態では削除できない。
- [ABR-242947] VMware vSphere 6.7ハイパーバイザーにフェールバックされた仮想マシンのためのネットワークインターフェースがない。
- [DRAAS-18381] 不明なエラーのために、復元サーバーの削除が失敗することがある。
File Sync & Share
- [ASRV-6939] プライバシーステートメントの同意をプラットフォームに送信することが可能でなければならない。
- [ASRV-6885] すべての法的リンクが親テナントのカスタマイズで削除された場合、新規作成されたユーザーに古い [ようこそ] 画面が表示される。
- [ASRV-6826] 親テナントに対してカスタマイズが有効になる前に子テナントが作成された場合、法的カスタマイズのアップデートまたは設定がFCに適用されない(強制した場合を除く)。
Nortaryサービス
- Webインターフェースによるアップロードの最大ファイルサイズは1ギガバイトです。
Build Path - Where the CHM file is located