Acronis Backup Cloud リリースノート
リリース日: 2017年1月24日
概要
今回のアップデートでは、 Acronisの主力バックアップ製品に、機能強化と前のリリースで見つかった問題の修正が導入されました。
新機能
- パフォーマンスと安定性の向上:
- クライアント側のパフォーマンスの向上
- クラウドプラットフォームの安定性の向上
- 日単位のバックアップのステータスレポートによる、保護状態の可視性の向上
- スケジュール設定されていないバックアップ
- 警告とアラートの表示
対象となるコンポーネント
- アカウント管理サーバー(ビルド番号862)
- 管理コンソール(ビルド番号7064)
- バックアップ管理サーバー(ビルド番号4836)
- Webコンソールサービス(ビルド番号2994)
- バックアップコンソール(ビルド番号7026)
- アーカイブリーダー(ビルド番号401)
- Web Restore(ビルド番号441)
- Postie(ビルド番号37)
- Stats Server(ビルド番号62)
修正済みの問題
このセクションでは、今回のアップデートで修正済みの問題について説明します。
- [ABR-104004] Microsoft Exchange Serverデータバックアップの連絡先のプレビューで、[会社住所] フィールドに氏名が重複して表示され、「FAX」と表示されることがある。
- [ABR-88247] [アクティビティ] タブでデバイス名を使用して検索するとき、大文字と小文字が区別される。
- [ABR-113750] 正しい資格情報を使用しても、モバイルアプリにサインインできない。表示されるエラー:「401 登録済みのユーザーのみアクセスが許可されています。」
- [ABR-108012] 特定の条件下で、バックアップコンソールに電子メール通知設定が表示される。
- [ABR-115461] 変更した電子メールアドレスを使用すると、アカウントを有効化できない。表示されるエラー: 「このアカウントは既に有効化されています。」
- [ABR-113924] [電源の状態] を [オフ] に設定した状態でバックアップから仮想マシンを実行した後、仮想マシンを削除すると、次の「VMとして実行」操作中に、実際のパラメータ値が [オン] であるにもかかわらず、コンソールに [オフ] と表示される。F5を押すと、実際の値が表示される。
- [ABR-113283] 開始済みのバックアップに対して、”何らかの理由でバックアップがスケジュールどおりに開始されませんでした”という予期せぬアラートが表示される。
- [ABR-106769] [バックアップ] タブで、ロケーション名が長い場合、ツールチップが表示されない。
- [ABR-106491] [VMとして実行] ペインで、仮想マシン名が長過ぎる場合、切り捨てられる。
- [ABR-111290] Office 365メールボックスをバックアップできないことがある。表示されるエラー: 「指定したファイルは存在しません。」
- [ABR-111322] 無効化されたアカウントの資格情報を使用してログインを試みた場合、[サインイン] ボタンを2回クリックした後にのみエラーが表示される。
- [ABR-112728] モバイルデバイスのバックアップ内で連絡先をソートするとき、大文字と小文字が区別される。
- モバイルデバイスのバックアップは、オンプレミスのAcronis Storageを使用するサービスプロバイダ向けには機能しません。
既知の問題
このセクションでは、現在までに把握されている製品の問題および可能な場合はその回避策について説明します。